今年から産土神の氏子総代を拝命しました。
小さなムラだから、年の順なのです。
ありがたくもありありがたくもない役職です。
早々に能登半島地震
社はズレ、壁にヒビが入り、天井から板が剥がれ落ちたりしている
もともと古い神社だから、
屋根も葺替えをしないと雨漏りも見られるところ。
氏子もわずかです。
明治の頃は米もいっぱい売れて景気が良かったらしく
至る所に旧名主の寄進のあと
今ではまったく寄り付きもせず
あれこれと口実をつけて役職を逃れてきている
氏子が少なくなり、世代が変わってお参りも少なく
修繕費用の捻出もままならない現実
社殿の修繕もだましだまし先送りにして
今日に至っている状況なので
修繕しようとするとあっちもこっちもと切りが無いほど
由緒ある神社ですが
もうダメかも知れない
頭をよぎる
宗教施設といえばそれまでですが
ムラの鎮守です
氏子の寄進によって建てられ
守られてきた村人の思い入れのある(あったというべきか)社です
今では氏子の重荷になってしまった神社です。
画像は動くイラストフリー素材様から