世の中はいろいろあるので、聞いてみないとわからないものですね。

 

近所に83歳の男性や、85歳になる女性が働いています。

というか、80歳超えはざらにいらっしゃいます。

 

なんでそこまでして働くのか、よほど生活が苦しいのかと思いきや、実はそうでもない方のようです。

 

シルバー人材センターの草刈り、庭木の剪定、草むしり、家の片付け。

畑仕事はほとんどの方々。

 

のんびり過ごせば良いのではと思ったけど、どうやら生活費を稼ぐというより、何かをしていないと落ち着かないそうです。

 

働くことで人様の役に立っているとか人と人とのつながりを感じるとか、働くことが生きがいなのだそうです。

 

映画を観たり、旅行に行ったり、外食したり・・・そうしょっちゅうは出来ないですよね。

 

やはりなにか社会との関わりを持つことが気晴らしにもなると言うことでしょうか。

 

じっとしていると病気のこととか、いつお迎えに来るだろうとか、死んだ後はどうなるのだろうなどと悪いことばかり考えるそうです。

 

幸い元気で働ける間はまだ良いのですが、病気やけがで働けなくなったらどんなに精神的につらいことか。

 

 

 

男性より女性は長生き、元気です。

踊りや趣味に芸能に参加するのも観客も女性がほとんどですもんね。

 

その点、男性は仕事以外はあまり参加者がいないですね。

もっと気分転換をすれば良いのにと思う。

現役を引退すると一気にふける人が多いのもわかる気がします。

 

やりたいことを世間体を気にしないでやれば良いと思うのです。

 

働かなきゃ暮らしていけない年金というのも困ったものですが。