私は「あの時」から這い上がって、現在に至ります。



信じられないという気持ちでいっぱいです。




人生において試練は幾度となく誰にでもあると思います。



私は幼い頃から両親に、幾度となく辛い試練を与えられ、結婚後は夫から受ける精神的な試練を幾度となく与えられました。



でも子供達からは試練を与えられることはなかったです。



3人の子供達とは良好な関係を作れて、子供達は立派に成長しています。



その幸せが大きかったことで、私は過去の辛かった試練のことを今は、あまり思い出さずに済んでいると思います。



「あの時」は私にとっての大きな試練だったことは間違いないし、這い上がるのに時間がかかりました。



「あの時」から10年が経ち、仕事もせず、家事もままならない身体ですが、生きている幸せを実感する毎日を過ごしています。



今の私の過ごし方、生き方に文句を言う人は幸い誰もいません。



全く、何も出来ない状態から這い上がった私。



生きていると「何かやらなければならない」という呪縛があると思いますが、私はルーティンをこなすだけで良くも悪くも精一杯生きている気がしています。



あそこまで落ちた自分。



病気のせいではありますが、そのことを忘れた日はありません。