新宮竜乃介です!
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今日はエスワティニ王国について!

エスワティニ王国(Kingdom of Eswatini)は、南部アフリカに位置する内陸国です。かつてはスワジランド(Swaziland)と呼ばれていましたが、2018年に正式名称がエスワティニ王国に変更されました。以下に、エスワティニ王国に関する基本情報をまとめました。

基本情報

1. 首都 エスワティニには二つの首都があります。行政首都はムババー ネ(Mbabane)、立法首都はロバンバ(Lobamba)。
2. 公用語 英語とスワティ語(シスワティ語)。
3. 人口 約115万人(2021年推定)。
4. 面積 約17,364平方キロメートル。
5. 政治体制 絶対君主制。
6. 通貨 リランゲニ(SZL)および南アフリカランド(ZAR)。

地理

位置  エスワティニは南アフリカ共和国とモザンビークに囲まれた内陸国です。
地形  国土は高地から低地まで多様な地形が広がり、山地、丘陵、平野が存在します。
気候  エスワティニの気候は地域によって異なり、高地は温暖で、低地は亜熱帯気候です。

歴史
初期の歴史  スワジ族が17世紀にこの地域に定住し、スワジ王国を築きました。
植民地時代  19世紀後半にイギリスの保護領となり、1968年に独立を果たしました。
独立後  エスワティニは絶対君主制を維持し、国王が政治の中心的役割を果たしています。

経済

主要産業 エスワティニの経済は農業、鉱業、製造業、観光業に依存しています。砂糖、木材、柑橘類が主な輸出品です。 

観光業 豊かな文化遺産と美しい自然景観が観光客を引きつけています。特にエスワティニ国立公園や文化的イベントが人気です。
 
課題 経済は依然として南アフリカ共和国に依存しており、高い失業率や貧困問題が課題となっています。

文化

言語 スワティ語と英語が公用語として使用され、日常生活や教育に広く使われています。
宗教 多くのエスワティニ人はキリスト教徒ですが、伝統的な宗教も一部で信仰されています。
伝統 エスワティニは伝統的なスワジ文化を大切にしており、特にウンクルマ(Umhlanga)というリードダンスやインカワラ(Incwala)という収穫祭が有名です。

教育

教育制度 エスワティニには初等教育から高等教育までの学校がありますが、教育の質や施設には改善の余地があります。

その他

交通 主要な交通手段は道路であり、鉄道や航空路線も一部存在します。主要空港はマツァパ国際空港(King Mswati III International Airport)です。
保健 エスワティニはHIV/AIDSの高い感染率と闘っており、政府と国際機関が協力して対策を講じています。

エスワティニ王国は、その独自の文化と豊かな自然で知られており、観光地としての魅力も高まっています。一方で、経済的な課題や保健問題に取り組む必要がある国でもあります。


以上 新宮竜乃介でした! また、次の国について今度書いていきます!
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