私が、初めて胸をときめかせたドラマです。 こんな恋がしたいと、本気で思いました。 

 

・「男女七人夏物語」あらすじ感想

 

 旅行代理店に勤めている今井良介と、ノンフィクションライターを目指している神崎桃子は、酔って意気投合した後、良介の部屋に泊まったが、その記憶がなく、2人は最悪な朝を迎えます。 

 

もう2度と会う事はないと思っていた良介と桃子は、桃子が友人の為に取材相手に合コンを申し込んだ所、現れたのは良介だったのです。

 

 顔を合わせれば喧嘩ばかりの良介と桃子ですが、桃子の友人である千明と良介が交際する事になり、2人はどこかぎこちなくなります。 そして、良介はやっと自分の本当の気持ちに気が付き、嵐の夜に桃子に告白します。

 

 やっと恋人同士となった2人ですが、桃子のアメリカ行きが決まってしまいます。 夢を取るか、それとも良介との幸せな日々を取るか。 桃子は悩みます。 迷う桃子の背中を押してくれたのは、良介でした。

 

 「行ってこい。待っててやる」 その言葉を聞いて、桃子はアメリカ行きを決意します。 空港で桃子を見送る良介。 桃子は途中で振り返り、良介に抱きつくと、その唇にキスをするのでした。 感想は、とにかくテンポが良いんです。 

 

そして、どこまでがドラマなのか分からないぐらい、まるで日常風景をそのまま写し出しているようなドラマでした。 最初は、笑って笑って、とにかく笑って見て、そして一気に恋愛モードになる瞬間に、もう心が鷲掴みにされてしまった気がします。

 

 嵐が来る中で、風や雨に打たれながら告白するシーンは、今はまでかふざけてばかりいただけに、逆に胸がキュンッと切なくなりました。 「俺はお前が好きやねや!」 と、叫ぶように言う良介に、見ていてドキッとしました。 こんな風に告白されたいと、本気で思ったシーンでした。 それは、多分ギャップにがとても上手かったんだと思います。

 

 だって、あれほどまでにふざけてばかりいた良介が、急に真面目になるから、ついつい引き込まれてしまったのかもしれません。 最終回。 空港まで見送りに行くんですが、二人ともちょっとだけ後悔しているような表情がとても良いんです。

 

 アメリカには行きたいけど、やっぱり良介の側にいたいと思う桃子と、引き止めたいけど、桃子の夢を応援したい良介。 この微妙な空気がなんとも良いんです。 

 

そして、明石家さんまさんがこれほどまでに格好良いのかと思わせるドラマです。 普段、笑顔しか見た事がなかったさんまさんの真面目な表情は一見の価値ありです。 

 

友達のような恋人。 このドラマのカップルにはピッタリな言葉だと思います。