(中学聖日記)私の中で大ヒットドラマ!感想を書いていきます。
最初に私が見たのは、第2話からでした。 昔、中学生日記というのがあったと思うのですが、どうも漢字が違うけど?という疑問から見始めたのが運命でした。
このお話は、中学生の黒岩 晶(14歳)が、担任の新人教師、末永 聖(24歳)に恋をしていくドラマです。しかも末永 聖には婚約者がいるという設定。始めて恋をした黒岩の真っ直ぐな思いが、言葉が、行動が歯がゆくて可愛くて、毎回ドキドキしながら見ていました。
しかし、見ている私も歳は立派な大人です。末永 聖が、彼に心惹かれながらも、大人として、教師として彼の思いを受け止める訳にはいかず、冷たい言葉を彼にぶつけます。
そんな葛藤する気持ちも、大人としてすごく理解できます。両者の気持ちがどちらも理解出来るからこそ、見ていて心がぎゅっと締め付けられます。
そして、私が素敵だなと感じたのは、ドラマのあらすじだけではなく、実はこのドラマの演出もすごくすごく綺麗なんです!見ていて、そう来るか!と思うような素敵な演出が沢山あります。
例えば、2人が初めて想いを通わすシーン、雨の中での車内のシーンです。授業で聖が教えた漢詩を、晶が思い出し、2人で読むシーン。すごく美しいシーンです。
それから、聖が自分のアパートでいつも目をかけてくれる先輩教師の前で、自分が彼に心惹かれていることを打ち明けるシーン。台所に立ち、先輩に背を向けた立ち位置です。薄暗い台所の照明を、紐を引いてパッと点けます。そして、涙を流しながらどうしようもない気持ちを打ち明けるシーン。
これまで暗闇に隠してきた想いに明かりをつけて、自分の心を自分で認めるシーンです。思い出すだけで涙ぐんでしまうくらい大好きなシーンです。
その他にも、聖と晶が一緒に電車に乗るシーン。隣同士で座る2人の手の小指が触れてしまい、そこから晶が一生懸命に聖の手を握ろうと、自分に喝を入れながらなんとか手を動かそうとするシーン。
大きな動きはないシーンなのですが、晶の目の演技、表情の演技、聖にバレないように自分に喝を入れる動きがとっても素敵で、見ているこちらは、もう完全に心の中で頑張れ!と叫んで応援モードです。
そんな、ドキドキの場面の後は、周りに反対され、離れ離れになる2人、晶の母親は、聖に、晶とはもう会わない、連絡も取らないと言う誓約書まで書かせて、追い払います。
しかし、その母親の気持ちもすごく分かります。子供を立派な大人にしてあげるのが親の務め。それを全うしようとする親の心も、子供のいる私は痛いほどに理解出来ます。見ていて心が痛くて痛くて苦しかったです。
それでも2人は惹かれ合い、最後の最後。誓約書から5年後のシーンです。母親が晶に5年前の誓約書を渡して、2人の間を始めて許します。 2人は満面の笑みで抱き合い、おでこをくっつけて見つめ合い、話が終わります。 最後にキスをせず、おでこをくっつけ見つめ合う。その演出も最高でした。 演出、あらすじ、キャスト共に最高のドラマでした。