うちのラボは真面目な人が多い(と思う)。

なぜそう思うのかというと、他のラボの人と自分のボスやラボに関して話をすることがあるのだが、

うちのラボの話をすると、だいたいびっくりされる。

ボスが週末も含めて、ほぼ毎日ラボにいるのだ。


ラボは、結局そのボス色に染まってしまう傾向がある。ボスがのんびりした人ならそこのポスドク達ものんびりした感じになるし、

ボスがカリカリしていると、自然と周りもカリカリしていくものである。

その点、うちのボスはあまりカリカリはしていないが、アメリカ人にも関わらず週末も大抵ラボにいる(ちなみにとなりのラボのボスは日本人で、さらにいつもラボにいる)。なので、ポスドク達も夜遅くまで働いている人や、異常に朝早くからラボに来る人が多い。


この前の金曜日はベテランズデーという祭日だった。一応なんのための休みなのか調べてみると、退役軍人のための休みらしい。学校は普段と同じ扱いで、大人だけ休みという変わった休みのようだ。

とにかく休みということなので、早朝ラボに顔を出して2-3時間くらいでとっとと帰ろうと思い、頑張って6時前にラボに顔を出した。

最近は週末の方が平日より早起きしている。

さすがにその時間はだれもいなかったので、のんびりと実験をしていると、一人、また一人と人が出勤してくる。

週末でも、ボスも含め数人は実験していることが多いので、はじめはあまり驚かなかったのだが、そのうちわらわらと人がやってきて、10時頃までには、すっかり普段の平日になってしまったのである。



ラボの光景はどう見ても平日である。

しかし、周りの人に聞いてみるとみんな口を揃えて、今日はHolidayだという。


???


うちのボスももちろん出勤してきたので聞いてみると、ベテランズデーに関してはあまり気にしない人が多いらしい。結局、こっちの祭日は一応オフィシャルには決まっているが、その日休むかどうかはその人次第らしい。アメリカは色々な人がいるので、祭日の捉え方も、出身や宗教、考え方によって違うようだ。まあ、らしいといえばそれまでだが、せっかく子供が学校に行っていて家にいないのだから、働くには都合が良いと言っていた人もいた。

そう考えると日本にも、理由のがよくわからない祭日があるような気がする。でも、日本人はとにかく休みと言われると素直に休む人が多いような気がする。


ただしこの話はまだ他のラボの人と照合していないので、うちのラボととなりのラボだけ特殊だという可能性もある。ちなみにうちのフロアーは周りでも有名な真面目なフロアらしく、”4階は大変でしょ?”とか、”4階だからね”、とかよく言われる。初めからこの環境なのでなんとも思わないが。


結局、昼にはやることが無くなってこそこそと帰ったのだが、そんなアメリカの国民性を感じた週末でした。

ラボでペルー人と仲良く胎児マウスをサクっていた時のお話です。

ちなみに”サクる”とは隠語(業界用語?)で、動物を屠殺することを言います。これはSacrifice;犠牲にする、から来ています。


その同僚は、ペルー人なので、もちろん英語は外国語なのですが、英語がとても上手です。そこで、どうやって英語を勉強したか聞いてみたら、実際に友達がやっていた勉強方法を教えてくれました。


その友達の勉強方法とは、1-800-....、つまり日本で言うところのフリーダイヤルを使って保険会社に電話しまくるというものです。

確かに、保険会社のオペレーターはもちろん加入してもらおうと必死なわけですから、英語で保険の内容を親切、丁寧に話してくれるし、良心の呵責さえ気にしなければ、こんなにいい話し相手はいません。しかも他人だから馬鹿なことを聞いても恥ずかしくないし、遠慮なく話せるわけです。飽きたら切っちゃえばいいわけだし。

某英会話教室のテレビ電話を使った学習とかより、よっぽど気が利いているかもしれません。


僕なんて、色々な申し込みとかで電話しなければならないときには本当に憂鬱で、

”これも勉強だ!!”

と言い聞かせて、モチベーションを上げてから望むのですが、

電話代がタダなのをいいことに、嫌な英語での電話を逆手にとるなんて...

思いつかなかったです。


面白いので、今度試しにやってみます。

相手にとってはいい迷惑かもしれませんが、なかなか賢い学習法ですよね。

よく考えたら、アメリカらしい画像とかを全く掲載していなかったので、少しずつ行った所の画像も掲載していこうかと思います。

まず最初の画像は、Baltimoreにあるカムデンヤードという野球場から。


ここは、DCから車で1時間くらいで行けるボルチモアオリオールズの地元の球場です。

DCにも一応野球場があり、地元の球団(ワシントンナショナルズ)があるのですが、そちらはすり鉢型のいかにも都市型の球場です。

それに比べて、カムデンヤードは郊外型といった感じで敷地も広く、芝生もきれいで、公園のような球場でした。

ファンもDCのクールな感じの客とは違って、オレンジのチームカラーの服を着た熱狂的なファンが多くて子供も大人も楽しそうでした。

カムデンヤード カムデンヤード球場(Baltimore)
こちらに来てから1ヶ月くらいの時に、ちょうどシアトルマリナーズが来ていたので、イチロー、城島を応援しに行ってきました。

ヒットを打ったあとのイチロー

最近は日本の野球場でも、某格闘技イベントのような”煽り”をやっていますが、やっぱりこっちのほうが煽りが上手くできていると感じました。

それと、こっちの客はノリが良いのが印象的でした。

歌が流れると一緒に歌いだすし、YMCAの曲に合わせて踊ったりします。

グランド整備の間に、電光掲示板にいろいろな画像が流れるのですが、その中で、手品のように3つのコップがシャッフルされて、そのうちのどのコップに蟹(ちなみにメリーランドは蟹で有名らしいです。運転免許証にもなぜか蟹が印刷されています)が入っているかという、単純な動画が流れました。そのときは、アメリカ人はみんな立ち上がって、”Right!!”とか、”Center!!”とか叫びだして、当たると大喜びしていました。僕は日本人なので、あの画像を見ながら立ち上がって大騒ぎしたりはできなかったですね。


こういうエンターテイメント的なものを楽しむのは、アメリカ人の方が上手だと思いました。


こっちの球場の雰囲気やファンの態度を見て、日本のプロ野球選手がこっちに来たがる理由が少しわかったような気がしました。