私、ずるいよね
特別だって思われないように線引いて、境界線作って
傷つくか傷つかないか、ギリギリの言葉吐いて
きっと、甘えてた
あなたはずっと私を好きでいてくれたから
汚い私をなんでか見放したりしなかったから
私はあなたに恋なんてしないんだって
好きの気持ちなんてないんだって
あなたに気付かせようとしてたんだ、きっと
終わりを望んでるくせに、終わらせるように
あなたが選んだことのように
それすらもまるで自然にそうなるように
最悪だね
全部あなたに委ねて結果的に自分を守ってた
傷付かなきゃいけないのは私
あなたを傷付けたこと、私が傷付くことで無くなる訳ではないけれど
せめて、自分の気持ちくらいは
私の言葉で伝えなきゃ
じゃなきゃ、あなたの真っ直ぐさに私はもう目を向けられなくなる
ちゃんと傷付かなきゃ
あなたと向き合うことから逃げてた
自分自身と向き合うことからも逃げてた
逃げてばかりじゃ、駄目なんだ
ごめんね、あなたを今まで傷付けて
そして、これから一番深く傷付ける
本当にごめんなさい
ちゃんと私も傷付くから
あなたの負う傷より、深く痛く
あなたの真っ直ぐなとこ、私も見習えるように
あなたが、ちゃんと私を憎んで
忘れて
ちゃんと幸せになれるように
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