私じゃ、あなたを留めておけない
甘い束縛は少し心地いい、
なんて思っていたけど
やっぱり自由の軽さが恋しくなる
私はそういう人間なんだと思う
待ってる、なんて私には似合わない
私があなたを留めておけば
私が束縛しなくても、あなたは罪悪感に縛られてしまう
あなたは優しいから
そんなとこも好きだから
あなたにもそれを求めるのは違う
それは私の意思ではないから
だから
お互い自由になろう？
きっとその方が成長できる
あなたも、私も
そんな顔しないで
わたし、全然不安なんて、ないよ
あなたにはまた会える気がするの
だって、月日が経ってもお互いがおもえば、また会えるでしょう？
私がその時まだあなたをおもっているかは保証はないけど
それはあなたも同じ
新たな世界に進むなら
身軽のほうがいい
荷物を持ったままは歩きにくいよ
途中で諦めたら許さないから
帰りは待たないよ
私は進むから
後悔、なんてしない
けれど、
願わくは
私が進んだ先が、あなたの進む先と交わっていますように
だから、それまでは
またね
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