部屋の隅に空き瓶が二本並べて置いてある。
何かに使うかもしれないと思ってそのままにしてあるけれども、依然そのままある。
大量生産の瓶で、同じ形に同じラベルが貼ってある。
その瓶の置いてある所には、バイクのいらない部品が寄せてある。でもたまにそこから何かを使う事もあって、その瓶を退かしたりする時もあって、そんな時に、同じに見える二つの瓶に違いがある事に気が付いた。
ぱっとみたら無色透明の瓶。でも見る角度と光によって虹色の模様みたいなものが見える。貝殻の綺麗なやつみたいな風に。
でも発見はそれではなくて、その模様の具合がそれぞれの瓶で違うという事。
考えれば、熱の冷め方とか歪みだとか、当たり前かもしれないけれども、同じだと決めつけるくらいに思っていた中に違いを見つけたものだから何か嬉しくなった。
次にそこに行く瓶も見るのが楽しみだ。