目をつぶった瞬間夢をみそうになる | 茶色い四角

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部屋の端にある棚に小さな凧を置いてある。
凧は手の平くらいの大きさで尻尾みたいに薄いセロハンのテープが二本ついていて、それが棚からはみ出て垂れ下がっている。その尻尾みたいなものはたぶん凧のバランスを取るためについているのだと思うけど、実際はどうなのか知らない。


何のためにあるのか分からない尻尾であるが、垂れ下がりながら揺れている。
いつも揺れていて、それに部屋の明かりが反射してキラキラ光っているのが目に入っていたけど、なんでいつも揺れているのかと今日初めて疑問に思った。


窓はピッタリ閉まっているし僕もじっとしている。体に感じる空気の流れなんて全く無い。
それでも尻尾はゆらゆらゆらゆら動いていて、水槽の中の水草のよう。
これが風車の形で、同じように微々たる空気の流れでまわるものがあったら欲しい。


しかし何度見ても不思議だ。