スマホを、ギュッと
握り締めていた。

夜中の1時をとっくに廻っている。

まだ起きてる?

でも。
もし寝ようとしてるとこだったら…?
電話どころか、LINEの着信通知だって
迷惑なんじゃ…



♪~

俺の手の中で、スマホが震える。
緑色の点滅。
え…っ?なに…?


"はぁ~い、相葉さんっ?

 悶々ナイト、過ごしてるぅ??"


「じゅ、潤くんっ!!!!?」

思わず、心臓が口から飛び出すんじゃないか、
っていうぐらい。
一気に鼓動が跳ね上がった。


俺の気持ち、伝わったの?
てか。俺の様子、潤くんにモロバレ?

本当に。この人……すげぇっっっ。
俺、そばでずっと監視されてたみたい。
なに、その絶妙なタイミング?

あの。
それでさ、潤くん。
俺、やっぱダメみたい。

自分からガツガツいけるタイプと、
どう頑張っても、いけないタイプが
居るんだよ。この世の中には。


ねぇ、潤くん?
俺の勝手な想像…だけど。

俺に、遠慮…してるよね?最近。
あえての「見守りモード」なんだよね?


俺、本当はもっと。
潤くんのストレートな
愛情表現が欲しいんだけど。


だめ…?かな。


俺は、勇気を振り絞って、
聞いてみた。


"潤くん、明日…時間ある?"


既読。


"ふ~ん。明日…でいいんだ?

 こっちはOK、いつでも"

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