基準

ゴールデンレトリーバーとスタンダードプードルのハーフ犬、通称ゴールデンドゥードルのメープルちゃん。おだやかで愛想がよく、あかるいメープルちゃんです。

純血種には、スタンダードという基準があったりします。

手元にある資料がちょっと古いので、今現在も同じかどうかわかりませんが、たとえば、ゴールデンレトリーバーの習性と性格の基準は、「従順で、利口で天賦の作業能力を備える。優しく、友好的で、自身に満ちている」ということになっています。そして、ドッグショーの評価の基準っていうのが、このスタンダードに近いかどうかということになるので、このスタンダードに近ければ近いほど評価が高くなるわけです。

基準があるっていうことは、基準に近い方が良くって、基準から遠ければ悪くなるっていうことになってしまうわけですが、ところが、ゴールデンドゥードルとかのハーフ犬になると、基準なんてものは無いので、良いも悪いもないということになります。

けれども、基準がなくても、「いいな～」って思ったり、「いまいちだな～」って思ったりするのが現実だったりするし、むしろ基準も何もなく「いいな～」って思う方がやっぱりよかったりするし、そもそも、スタンダードという基準以前に、「ゴールデンレトリーバーっていいな～」って思うように、「ゴールデンドゥードルもいいな～」って思うことはよくあります。