親子飼い

プードルのりくちゃん。

ふだんはきっと、お転婆のような気がする、おかあさんのりくちゃん。

りくちゃんの子供のアプリちゃん。

おかあさんと同じで、ふだんはきっと、お転婆のような気がするアプリちゃんです。

ありがとうございました。

さいきんは、親子同士で飼っている多頭飼いはとても少なくなりました。

犬を飼い始めたときに、不妊の手術をすることが多くなったのと、一般の家庭で繁殖しても、今現在の法律では、動物取扱業の登録をしていないと、有償での譲渡ができないということもあって、そういう意味でも、親子同士での多頭飼いが減ったんだと思います。だから、親子同士の多頭飼いは、とてもまれになってきました。

親子っていうと、やっぱり似ているところがあったりしますけれど、体型はもちろんのこと、性格も似ているところがあったりします。でも、親子ではなくっても、一緒に飼っていると、性格が似てくるところがあったりしますが、もちろん、体型が似てくることはありません。

あまり詳しくは説明しませんけれど、一緒に飼っていると性格が似てくるということを利用して、犬のしつけをすることがあったりしますが、そのことをとても上手に利用しているのは、あの有名なカリスマドッグトレーナーのシーザーミランだったりします。

一緒に飼っていると、性格が似てくることがあるのは、たしかな現実だったりしますけれど、０度以下になると水が凍って、１００度以上になると水が蒸発するのは、みなさんご存じの通りだと思いますが、どういうシステムが作用して、水が凍ったり蒸発したりするのかは、ほとんどの人は知らないと思うし、僕ももちろん知りません。それと同じで、一緒に飼っていると性格が似てくるのは、どういうシステムが作用しているのかを知っている人は、ほとんどいないと思います。

あのシーザーミランも、そのシステムをよく理解しているのかどうかは、ちょっとわかりませんけれど、でも、母なる大自然という言葉をよく使っていたりするので、もしかしたら、そういうシステムのことをよく理解して、犬のトレーニングをしているのかもしれません。

じゃあそのシステムってなんなの？　と言うことになると思いますが、わかりやすく説明するとなると、飼い主さんが不安になっていると愛犬も不安になる、ということだったりします。だからシーザーミランは、不安定な犬を穏やかな犬の群れの中に向かい入れて、それで不安定だった犬を穏やかにしていくことをやっているし、飼い主さん自身には、不安な気持ちではなく、毅然とした態度で愛犬と接してくださいと、そうアドバイスしていたりします。それっていったいどういうことなのかと言いますと、けっきょくのところ、心は繋がっている、と言うことのような気がします。

心は繋がっているって言うと、とても非科学的だったりしますが、不安定な犬を穏やかな犬の群れの中に入れると、すべてではないとしても、穏やかになっていくし、飼い主さんが安心すると愛犬も安心したりするし、エッチな気持ちで異性と接していると下心がバレバレだったりするしで、とても非科学的な結果がでてきたりするのが、それが現実だったりします。

親子で似ているっていうのは、物質的な遺伝もあるけれど、非科学的な解明されていない作用が働いていてもおかしくはないような気がするし、思いのほか世の中は、非科学的な現実が作用している可能性もなきにしもあらず。下心を察知したことって、きっと誰にでもあるはずなのですから。

【お知らせ】

「愛犬の看取り方」という本をアマゾンのキンドルで出版しました！