トイプードルのブランくん。

 

 

わんぱくで、絵に描いたようにやんちゃなブランくん。

 

 

けれども、実はさみしがりやだったりもする、ギャップがかわいいブランくんです(笑)

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

犬のしつけの基本の一つに「ほめる」があります。

 

 

犬が正しい行動をしたら、「犬をほめてあげましょう」ということなのですが、これがあまりにも当たり前すぎるようなことだったりするけれども、でも、この「ほめる」ということが、とても難しいことだったりします。

 

 

そもそもなぜ「ほめる」ということをするのかと言いますと、犬に「快」ということをあたえるために「ほめる」ということをするわけです。

 

 

だから、犬に「快」をあたえることが出来るのなら、「ほめる」以外のことでもよかったりするわけですが、そのひとつの例が「おやつ」をあげるということだったりします。

 

 

「ほめる」と「おやつ」なんて、なんだか当たり前すぎて、新鮮味のない話になってしまいますが、でもこれから新鮮味のある話になっていきます。

 

 

「ほめる」と「おやつ」は、どちらも犬に「快」をあたえていることになりますけれど、でも、あたえているところが違うということは、ほとんど言われていません。

 

 

「おやつ」をあげるよりも、「ほめる」ということをしましょう、っていうドッグトレーナーは、けっこういるような気がしますが、でも、なんだかんだいって、「おやつ」をあげるということはとても効果的だったりします。

 

 

「おやつ」っていうものは食べものなので、「身体」に関わるものになるわけですが、「身体」に関わるものっていうことは、「身体」に「快」をあたえているということになります。

 

 

「ほめる」ということは、「ほめる」ということをしたとしても、「身体」にはなんの影響もあたえることができませんけれども、でも「心」に「快」をあたえることが出来たりします。

 

 

「おやつ」は「身体」に「快」をあたえることができて、「ほめる」は「心」に「快」をあたえることができるということになります。

 

 

そして、「心」に影響をあたえることよりも、「身体」に影響をあたえるほうが、やっぱり影響力が強かったりします。だから昔の犬の訓練は「アメとムチ」ということだったりしますが、でも「身体」からレベルが上がってきて、「心」に作用させようという方向に向かっていっているようなところがあります。

 

 

でも、「心」に作用させることは、わりと難しいところがあるし、そのワンちゃんによっては、「身体」に作用させた方がいいときもあったりします。そして、「身体」に作用させたほうがいいワンちゃんっていうのは、わりと野生の動物に近いような気がします。だからある意味、「心」に作用できるワンちゃんって言うのは、わりと人間に近いということが言えるのかもしれません。たとえばゴールデンレトリーバーなんかは、「おやつ」を使うよりは、「ほめる」ことをしたほうが訓練とかをしやすかったりします。ワイアーフォックステリアなんかは「おやつ」で釣らないと何もしませんけれども。人間とかで例えると、物質で釣ってデートをするのと、一緒に居て楽しいからデートをするっていう違いと同じようなものかもしれません。だから、ワイアーフォックステリアは、物質で釣ってデートをしているのと同じことだったりします。

 

 

だからといって、物質で釣ってデートをすることがいけないと言うことではありません。

 

 

そのワンちゃんによっては、「おやつ」を使うほうが適切なことだってあるわけなので、「おやつ」を使って「快」をあたえることをしたほうがいいワンちゃんもいるし、「ほめる」ことをして「快」をあたえた方がいいワンちゃんもいるし、大事なところは、その区別を付けるということです。物質で釣ってデートを誘った方がいい人もいれば、楽しさを売りにして、デートを誘った方がいい人もいる、ということですね。

 

 

最初のアプローチは物質という「おやつ」だったのが、そのうち「ほめる」ということにシフトしていくこともあるので、そこら辺の見極めも重要なところだと思います。もちろんその逆のパターンもあるので、見極めるということも大事なところだったりします。

 

 

このように書いてあると、物質で釣るっていうことがレベルの低いことのように思うかもしれませんが、レベルが低いとかレベルが高いとか、そういうレベルのことは関係なくって、見極めるということが大事ということだったりします。物質的な快と、心の快の区別をつけて、愛犬を観察してもらえるといいかもしれません。区別を付けてもらえれば、どちらかというと「ほめる」ほうがいいときもあれば、「おやつ」をあげた方がいいときもあるだろうし、その時々によってもきっと違うはずです。そしてみなさんは気がついていないかもしれませんが、ほとんどの飼い主さんは、このようなことを普通にやっていたりします。ただ単に意識してないだけだったりします。だから、意識していなかったのを、ちょっと意識してもらえばいいだけだったりします。

 

 

 

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