梨「…と言う事なのです。」
梨花はさっき大梨花に聞いた事を話した。
圭「本当かよ梨花ちゃん…」
大圭「本当だ。」
魑「だから私達は羽入の事を知らなかったんだ…」
黒梨「羽入。貴方もしかして同じ事考えてたんじゃないわよね?」
魅「あるぇ?梨花ちゃん喋り方が…」
黒梨「答えなさい!!」
羽「…仕方がなかったのです。…梨花の言う通り僕はもうすぐ消えますです。」
羽以外「!?」
大梨「何故羽入が消えなきゃなんないの!?」
羽「…僕にはもう力が残ってないのです。百年間無理な力の使い方をしたせいだと思いますのです。もうすぐ僕の力は底をつきます。そしたら僕は消えていなくなってしまうのです。」
梨花と大梨花以外は意味が分からない話しだ。
梨「それって…私のせいなの?」
梨花は涙を堪えながら小さな声で言った。
羽「違います。梨花のせいではありません。僕のせいなのです。自業自得なのです。だから仕方がないと思ってるんです。本当は梨花達には言うつもりなかったのです。梨花僕が消えても仲間達と楽しく生きてくれるのが僕の最後のわがままなのです。」
大梨「羽入…」
羽「僕は平気なのです!だから…だから、梨花は笑ってて下さ」
圭「ちょっと待て!」
圭一が机をバンと叩いた。
圭「何諦めたような事言ってんだよ!」
梨「圭…一?」
圭「まだ羽入はいるじゃねぇか!消える訳ねぇんだよ!」
大圭「でも時が進めば羽入はいなくな」
圭「前原圭一ぃぃ!!何言ってるんだよ!!それでも仲間なのか?仲間が困ってたら助ける。それが暗黙のルールだろうが!!羽入は消えない!俺が救ってやる!」
羽「…圭一。貴方の気持ちはそれで十分です。僕は百年間ずっと貴方を見てきました。そして幾度と運命を打ち破ってきた。…でもそれとこれは訳が違います。いくら圭一が足掻こうとも絶対に変えられない運命なので」
圭「運命は変えられるんだ!奇跡は起こせるんだ!!」
レ「そうだよ!圭一君の言う通りだよ!運命なんか打ち破れる!」
魅「羽入。何諦めてんのさ!それでも我が部活メンバーかい!?」
沙「そうですわ。部活メンバーが集まれば出来ないことはありませんわ。」
詩「諦めたらそこで終わりですよ!」
悟「むぅ。部活メンバーは皆君の事を救いたいんだ。だから羽入も諦めないで。」
黒梨「…羽入あなた私に教えてくれたでしょ?奇跡の起こし方を。」
部活メンバー全員が羽入に手を伸ばした。