映画 キャリー (名作) | だめだめちゃんのブログ

映画 キャリー (名作)

何回も見ている映画なんですが、ちょっと紹介してみたいと思います。
監督はブライアン・デ・パルマ 原作はスティーブン・キングというものです。

二人ともハリウッドではものすごいビッグネームで、よく知られた作品に沢山関わっている方々です。
俳優陣も非常に豪華で現在は有名になっている方などが出ています。

キャストは 

シシイ・スペイセク キャリー役(アカデミー賞主演女優賞にノミネート)
パイパー・ローリー キチガイ母親役(アカデミー賞助演女優賞ノミネート)
エイミー・アーヴィング スー役
ナンシー・アレン クリス役
ジョン・トラボルタ ビリー役(デビュー作品?)
ウィリアム・カット トミー役

などですが、みなさん20代前半くらいで(役柄上は高校生なんですが)非常に若く見えます。

この映画の一番の特徴はスプリットスクリーンや360度マルチアングルとかスロー映像の多用などの撮影手法だと思われますが、単純に映像美だけではなく脚本やストーリー、そして俳優さんの演技などが非常に素晴らしいと思います。

この映画はよくホラーのセクションに置かれているんですが、非常にきちんと完成されたドラマだと思います。

音楽はピノ・ドナッジオでショッキングなシーンを演出する悲鳴のようなストリングスがいつも印象的な名作曲家です。ブライアン・デ・パルマ作品では“殺しのドレス”(題材はヒッチコックのサイコなのかな)でも音楽を担当しています。基本的にはバーナード・ハーマンをすごくこの作品では意識してると思いますが…

すべてが最後のみな殺しシーンへの展開であり、そこでの緊張感は相当なものが感じ取れます。
しかし、この後さらに非常に悲劇的でショッキングなシーンがあります。デ・パルマ監督はショッキングでサディスティックな映像を撮ることに関しては天才です!!その真骨頂がこの映画とザ・フューリーのあたりの作品にあるのですが、後者はあまりにもストーリーがオカルト志向なんで…

とにかくいろいろな方が名作洋画にあげてる作品ですし、私もそう思います。
おすすめです!!!