ジェームスのブログ

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ブティックに立ち寄る…

ニットの赤いワンピースを試着してた…

気に入ったみたいで 衝動買いしてる…

陽が沈む頃
首都高のゲートを抜ける…

ハンドルを握る手のタバコの煙りは
少し開けたウインドウガラスの隙間から
一筋に外に流れる……


渋滞の中
バラードが流れている……


「言葉に出来るなら少しはましさ…互いの胸の中は手にとるほどなのに………」

「息が止まるくらいの 甘いくちづけをしよう……」


「激しく流れる身体中の愛が 抱きしめるよ君を」


「恋はわがままで さからうほど逢いたくなる」



少し
身を寄せてくる……



無数の小さな光は
寄せ合い形を造り上げてる……





寒空のした
身を寄せ合い歩く………


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「明日ツーリングにいく?」
「うん 行きたい。」
「ポルシェのレーシングカーだよ 大丈夫?」
「うん 大丈夫!」

この時彼女はまだその意味を把握してなかった


スタッフに
集合場所にポルシェを持って来てもらい
そこで乗り換える……


「カッコイイ これ?」
と言う彼女
まだこの車がどんなんかわかってない……


ポルシェGT2カップカー

快適装置な一切ない窓も開かない
レーシングカー!

年間通しても乗れる時期は限られる
自走で乗るのも本当に久しぶりだった……。


レザーのミニスカートで来た彼女は
ロールゲージ(鉄のパイプ)をまたぎフルバケットシートに苦労して座り込んだ

その姿を見ていたピグ友のヒデが
「パンツ見えたぞ!」
と笑う
「もー!」


給油していると NGYGメンバーと仲間たちは出発した
慌てて後を追う

アクセルを乱暴に踏み込み本線に流れ込む
極太のリヤタイヤが 簡単に空転するパワー

車内はあらゆる音がこもる……
硬いサスペンスは
路面の凹凸をダイレクトに身体に伝えて来る……


まるで
サーキットのピットロードからコースに出ていく時の感覚と錯覚してしまう…


ようやく彼女もわかったらしく
無言のまま助手席にキョトンと座っている


先行車に追いつく為にしばしこのレーシングカーを楽しむ事に……

わさすがレーシングカーだ
速度を出せば出すほど車は安定して走りやすい


軟派なポルシェ達は道をあける
お礼に
少しアクセルを踏み込みマフラーから炎を
お見舞いしてやる…


何台かの仲間を抜き去り
ようやく
ヒデのフェラーリテスタロッサを発見!

リヤグリルに銀色に輝く
馬のエンブレムがハッキリ見えるまで車間距離をつめると

5000ccの12気筒エンジンは
吠え一気に加速して離れて行くが
それをまた追いかける……
速度はかなり出でいるが
車間距離は約2m!

後ろからルームミラーに写るヒデの笑い顔が確認できる

「行くぜ!」の合図

テスタロッサは直線番長で行け行けモード!

運動性がいいポルシェは左右に進路変更しながら一般車を交わして行く

爆発と共に過ぎ去って行く2台は
一般走行者にはどう思われのか…。


「ポルシェに対するイメージがかわった!」
と彼女

大人げない走り方に少し飽きれ顔!



目的地は高速沿いのリゾート施設
私達の西からのチームが先に到着した

東からのチームを待っている間
彼女は助手席から降りることなく
ドアを開けたまま涼しい風にあたっていた……


高速本線を東チームが通過する爆音が……

少しすると派手な車が駐車場を埋める



ヒデ&仲間達とバイキングのランチを済ませた


解散時刻
渋々またパンチラして乗り込む彼女……


帰り道も大人げない走りに

いつも帰りはお眠なのに
奇声を発しながら
サイドシートに……



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繁華街を二人して
歩く

この街にはどれだけの店が有るのだろう……


美味しい物を求め
今までに何軒ものドアを開けた…

うるさ過ぎる居酒屋
料理の出るのが遅い店
値段だけ良くて不味い店
まー
いろんな店が存在する


通りに出ると
繁華街特有の騒がしさ……
黒服の呼び込み
夜姫の微笑み
酔っ払っの大声
タクシーのクラクション
いろんな騒音が
飛び交う……



そんな中でも
二人はベールに包まれた
違う空間にいる………


週末を
バカ騒ぎして過ごすのも
いいが
自分は違う……
静かにフェーズダウンしたい


決まって行くバーがある
ビルの地下一番奥に
看板も照明もない
金属の重い扉……

知らない奴は
その扉を開けることはしないだろう……


週末だと言うのに
薄暗い店内の
カウンターには男が一人だけ……

男から一番遠い席に二人で座る



挨拶だけ済ませたマスターは
彼女には軽めのワインを
自分にはハーブリキュールのロックを


いつも思う事が……

このロックアイスの丸さには感心する
グラスにすっぽりはまる大きさ
それを指で回すと音も出さず綺麗に回る……


暗いカウンターの中で
アイスピックルで氷を丸く削る
音だけが……


余分な音はしない…



週末の最後
フェーズダウンできる
場所……

二人だけの
ベールに包んでくれる……