この記事はアニメ 覇穹 封神演義 第22話 「武雄封神」のネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください
また漫画「封神演義」全編のネタバレを含む可能性もあります。未見の方はお気を付けください
感想書く前に雑談を一つ
こないだ、他の人の感想も気になって、漫画「封神演義」未読の人がアニメ「覇穹」観た感想書いてらっしゃるブログを読ませて頂いたんですよ
そしたら、あるブログで「13話が訳分からなさ過ぎて他の人の感想ブログ読みに行ったら漫画のネタバレ見ちまったわ!」ってキレてらした方がいたんです
その文見て、
↓こういうことしたくなるご気分だったのかなとビビってしまいました
幸い、よくよく読んでみたら、その方が怒ってらっしゃる対象は「覇穹」というアニメの出来の酷さにであって、ご覧になったブログを書いた人にじゃなかったんですが…
どうしても「まさかこのブログじゃないよね…?」ってびくびくしてしまいました
まあ、最終回まで放映されてしまった今の現状は
こんな感じなんでしょうけど
上の画像作ってて、こういう「覇穹」のネタ画像作るだけで1記事位は書けそう、とか思ってしまいました
ただ、私はそこまで暇ではない
とにかく、少しでもネタにして楽しんできた「覇穹 封神演義」
最終回まであと1話、第22話の感想行きます
冒頭
また出てきてしまいました「鏡」空間
これやめろって言ってんのに!
なんかある種トラウマみたいになってるのに!
申公豹「まさか、復活させるつもりなどさらさらなく、女媧をも騙しているとか」
妲己「まさかぁん、わらわと女媧様はあくまで共犯なのよーん」
そうですか
じゃあさっさと2周目行きましょうよ
出来が悪いと作り直すんでしょ、女媧様
「これ」を作り直す必要がないと考えているなら女媧は、単細胞生物から進化し直した方がいいレベルの下等な頭脳の持ち主なんですね
第22話 「武雄封神」
ここでいう「武雄」さんってそんなに武を誇る雄でしたっけ?
太公望を助けてくれた後、嫁さんと妹死んで朝歌から逃げて、気が付くと金鰲島にいて、なにかそんなに武勲を立てましたっけ?
董天君は倒してましたけど、ほとんど天化しか戦ってなかったような
そもそも天然道士の設定すら、22話でやっと語られた気がします
飛虎「聞仲! おめえがやったのか!?」
訳も分からず仙人界(の跡地)に連れて来られて周りがガレキだらけなので、親友の聞仲を問い詰める武成王こと、黄飛虎
この二人が親友だって設定は、ちゃんと出てたはずなんですけど、いまいち印象が薄いというか、そこまできっちり描いてた記憶がないです
出番が来たキャラに設定を生やしているようにしか見えません
原作漫画では非常に良い二人なんですけどね~…
おっさん同士の長年の友情とか、武人の誇りで通じ合った仲、とかそういう話、私の大好物なんですけど
髭もすね毛も生えてないような美形男子が好きな、女性の封神演義ファンでも、この二人の友情は「カッコよかった」と言ってましたのに
聞仲「そうだ、私がやった」
そうですね、あんたがやりましたよね
あえて罪を一人で被ろうとしているような台詞なんですけど、ここは漫画読んだ時も、「そうだよ、皆聞仲がやったんだよ!」って思いました
次は「封神演義」でも大好きなシーン
王天君「よォ、クソ爺」
王奕を、伏羲バージョンでも出したので漫画未読の人はさぞ混乱したでしょうね
まず、魂魄が二つに分けられるって時点でビックリだったんですよ
王奕は
そりゃ楊戩と取り換えられて人質にされるだけの価値のあるキャラなわけだと思いました
そして、そんな特殊な能力を持って生まれてしまったために金鰲のあんな牢獄で過ごす羽目になり、妲己に心を壊された
すごく自然な憎み方で、歪み方だったんです。そりゃ原因作った奴に再会できたらこうして踏んづけてグリグリもしたくなるでしょう
なのに、「覇穹」の中途半端さときたら
まあ、文句ばっかり言ってても何なので、次の王天君の印象的な台詞
王天君「おっとやめときな、プリンセス。あんた、燃費悪い崑崙を動かして空っぽなんだろ?」
だいぶ前の記事にも書きましたが、「公主」はお姫様です
けど漫画「封神演義」全編を通じて、竜吉公主がお姫様扱いされるのはここだけだった気がします
王子様とかお姫様とか、王天君はあえてそういう呼び方するのが好きなんでしょうかね
王天君「あんただけは知っていたはずだよなァ、俺が生きてるってことをよォ、なにせオレの魂魄を分裂させたのはあんただからな」
このシーンは漫画のコマをトレースしてますね
王天君が言っている魂魄の分裂、が何を指しているかが、「封神演義」という漫画のひとつの最大の仕込みで、ドッキリなのですが、なんで仙界大戦中に見せちゃうかなぁ…
「覇穹」が漫画から約20年、再度のアニメ化が20年先(その頃には立体映像みたいな視聴形態になってるかもしれませんが)と仮定すると、漫画未読の人が今ネタばらしをされてしまってたら可哀想です
自分自身を「紅水陣」と化し、メインディッシュの聞仲と飛虎を殺そうとする王天君
この、「オレ自身が『紅水陣』になることだ」は一人目とか三人目にもできるんでしょうかね?
一人目がやってたみたいに自傷してその血で紅水陣を作る、じゃ聞仲にダメージを与えるほどの血の雨は降らせられないんでしょうか
それだと太公望たちが助けに行けちゃうからこうしたんでしょうかね
そして…、この期に及んでまだ入れる余計な過去シーン
元始天尊「して燃燈よ、太上老君のところに不思議な子供がおるというのは誠なのか」
藤崎竜先生の「封神演義」にも中国神話の原作があるわけで、その原作を読めば深まる理解、さらに原作を知っているからこそ驚ける漫画版の大胆な展開アレンジもあったんですけど
原作漫画を知っているからこその耐え難さ、許し難さ
原作漫画を知らないからこその不可解、混乱
「覇穹」はどちらもがマイナスに働くとんでもないアニメです
燃燈道人「ええ、不思議です。妙な子供です、私たちとは違う気を発しております」
「覇穹」の魔の手から逃げきれなかったキャラ
このアニメ、登場しないで済んだキャラが一番幸せだと思います
個人的に、シスコン属性のないこの人など、まるで印象に残りません
冒頭で書いたように、漫画を知らずこのブログを読みに来る人がいる可能性を考慮して説明しておくと、このキャラは燃燈道人
元始天尊に並ぶ崑崙山の実力者ですが、女媧戦の切り札として仙界大戦時点では隠れてます
さっき王天君がプリンセスと呼んでいた竜吉公主の異母弟で、能力は姉と逆で、見た目のイメージ通り、炎使い
イケメンで強いですが、異母姉様大好き、強烈なシスコンなのです
そういう側面を描かないのなら、いっそ出さないでほしかった…
さておいて、回想シーンに出てきた不思議な子供、こと王奕
王奕「私の名は『王奕』、始祖の一人だ」
より正確な表現を使うと、大地や動植物と融合した女媧以外の始祖の中で唯一魂魄及び記憶を保ってこの星の生物として転生した始祖、でしたかね?
そのへんが「覇穹」ではきっちり出てきません
漫画でもそこまで詳しく設定していなかったと思います
彼の加工ボイスは元は岡本信彦さんの声のようです
小野賢章さんかと思ってました
めっちゃぷかぷか浮かびながら寝ている太上老君を尻目に女媧を食い止めるために自分が一人残った始祖だと語る王奕
「覇穹」では異星人が何人か結託してこの星を母星そっくりに作り変えようとしていた風になってますけど、本当は女媧一人の意思であり、それが省略されているので話がややこしくなっています
始祖には中国神話の女媧・伏羲・神農の三皇は少なくともいるんでしょうかね
この王奕こそが伏羲で、女媧の兄にして夫、日本神話で言うイザナギ、聖書で言うアダムみたいなものです
「いいやそれは違うぞっ」って反論したくなった人は、ぜひ本出すなりHPを作るなりしてみてください
何度も女媧に文明を滅ぼされるのを黙認してきたのかと問う燃燈に、女媧は魂魄のみで動き続け消耗し、この星の生物は滅ぼされては甦り強くなった、そのタイミングを図っていたと語る王奕
中には女媧が力を与えていたりもするんですが、彼ら仙道の力の元は地球と融合した始祖たちの、言ってしまえば「先祖返り」なんですよね
仙人骨を持つ者の特徴(頭が大きく、長い)も、リトルグレイのような始祖たちの体型と一致しています
おそらく、始祖の力が強く遺伝子に出た者同士で混血が起こったこともあったのでしょう
王奕「そう、私は女媧が弱り、そなたらが強くなるのを、待っていたのだ」
シリアスに、超然と語る王奕ですが、着ているTシャツの「デンキヒツジ」の文字が気になってしまいます
小説「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」が元ネタでしょうね
多分藤崎先生が単に好きなんでしょう
藤崎竜先生が「Psyco+」を描いてらした頃や読み切り時代のような哲学的でダークな作風が好きな人にはおすすめです
一応、「ブレードランナー」として映画化もされています
話は女媧を倒す具体的な話になり、出ましたスーパー宝貝
王奕「あれを使える者が7人揃ったとき、女媧は滅びるであろう」
断片的にのみ出てくる7つの「スーパー宝貝」
このアニメで出てきた中で一番扱いが良かったのは、間違いなく「盤古旛」でした
そういえば、これを作ったのって女媧を封じてからなんでしょうかね?
それとも宇宙船にでも積んでたんでしょうか
「覇穹」では女媧が封印される経緯すら省かれてますけど
申公豹によればすべての宝貝はこのスーパー宝貝のコピーらしいですけど、それにも今一つ納得がいきません
明らかに能力が違うものもありますし
元始天尊「王奕…」
そんな意味不明な回想を思い出し、元始天尊は何を想うのか
本当に何を想ったんでしょうね?
素直に話を見ると、女媧を倒したかったはずの王奕が女媧に与している妲己にうまく取り込まれてしまっているように見えます
王天君「ああ、そうだ、こいつを忘れてたぜ」
崑崙で分けられた王奕の片割れが今どこにいるかなんて、バラしまくってるし、2000年前の王奕の顔といい、すぐに分かりますよね
本当はもっとクライマックスで明らかになるはずの、衝撃の事実だったんです
13話ェ…
便利な紅水ワープで天化を太公望たちのところに返してくれる王天君
これは単なる親切心のような気がします
金鰲に残しといても王天君には一切の不都合が無いわけですし
王天君「この紅水陣第二形態は、外からは決して入れねえ、だが、中にいる奴らが出るのは自由って仕組みだァ、それを踏まえた上でこの面白いショーを観てくんなァ」
後に「黄飛虎の命を使って聞仲を弱らせる」案は太公望も思いついていたが、太公望は善人であるが故にできなかったと言われています
「覇穹」でも言われてましたっけ?
ただ、少なくとも「覇穹」の太公望は仙界大戦の間、武成王・黄飛虎のことが頭の片隅にあったかどうかが疑がわしいです
そもそもあの二人が親友であることすら、知っていたか疑問です
私は自分の記憶力に自信がないので、こうして莫大な枚数の画像を貼った感想記事を書いてブログにしてる訳ですけど、15話前の総集編は楊戩だらけにせず、前半をまともに総集編にしてほしかったです
そういえば、16話で韋護が喋らなかったのは声優さんの梅原裕一郎さんが急性散在性脳脊髄炎で入院されたからだそうですね
言われてみれば「銀英伝DNT」でも邂逅最終話あたりキルヒアイスがまったく喋ってなかった気がします
脳の病気が怖いのは身をもって知ってるので、後遺症なく、一日でも早くご快癒されることを祈りたいです
一方
飛虎「やい聞仲! 俺と話をつける方が先だろうが、話題を逸らしてんじゃねえぜ!」
そんなスペシャルな紅水陣(今度こそ本当に玉鼎真人に言っていたように「王天君の体の中にいる状態」)に閉じ込められた飛虎と聞仲
聞仲の暴走を見かねた飛虎がやっと話ができるとばかりに食ってかかります
聞仲「うるさい! 軽々しく私に触れるな!」
ここは、一回十天君総動員で金鰲に戻った聞仲を閉じ込めるシーンがあって(ついでに、その間に趙公明と太公望たちが戦ってました)、
そのときの聞仲の「私はもう誰にも心を開かない、誰も仲間と思わない」と決めるシーンあってこその、この台詞なんですが、色々略し過ぎて二人の元々の友情が分かりづらいかったです
飛虎「一国の太師が力任せじゃいけねえよ、肝に銘じときな」
若き日の飛虎に、自分よりはるかに弱く寿命も短いはずの人間に、諭された聞仲
このとき、朱氏を喪ってから埋まらなかった心の隙間が埋まっていくのを感じていた
ここは漫画版でもこうです
気が付いてなかったんです、自分の中の飛虎の大きさに
王天君「お二人さんよお、退屈な話はやめて早くケリをつけた方がいいと思うなァ、見物人も退屈してることだしよォ」
天化「親父! 今の聞太師は危険さ!」
このモニタも王天君が変化した一部なんでしょうかね
飛虎「天化よ、そこで見てな」
これは自分の覚悟に飛刀を巻き込まないための行動なんですが、まるで天化に形見を託したようになっています
そりゃ物として生まれて千年以上も日と月の光を浴びて妖精として人格を得て、最後に溶けて死ぬとか可哀想ですよね
飛虎の優しさだったのですが、飛刀の台詞はなかったです
飛虎「俺は寂しいぜ、聞仲。昔のお前はいなくなっちまったんだな、ならばせめて俺がお前を殺す!」
友が道を誤ったなら、止めてやるのもまた友情
部分的に見ればかっこいいんですが、いかんせんパッチワークアニメ過ぎて…
太公望「楊戩! 王天君に変化し、紅水陣を解除せよ」
次のシーンは最高に笑いました
全てのやらかしを吹き飛ばして「ここまで『覇穹』観てきてよかった」って思うくらい笑いました
楊戩「天化くん、ちょっとどいて」
天化「うわっ」
変化して、王天君の姿、王天君の声になる楊戩
喋り方が楊戩のままなのが面白い
後ろからいきなりさっきの変な奴が出てきてビビる天化
漫画でも面白かったですここ
おそらく、演じてる岡本信彦さん自身も面白かったでしょう
楊戩「無理ですね。この紅水陣は王天君自体が空間になっているものです」
その格好と声で敬語やめろwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ニコニコ動画なら
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wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
でwwwwwwwwwwっすwwwwwwwwwwwwwwwwねwwww
とかこんな感じになるでしょう
そして、やはり長く変化したくはなかったのか、喋りながら速攻で元の姿に戻る楊戩も笑えました
楊戩「今の王天君は、前に会った王天君ではない、違う王天君です」
ちなみに、王天君は一人目と二人目と三人目で身に着けている帽子やアクセサリーが微妙に違います
当然ながら、楊戩が変化したのは一人目です
映画版では世界が全裸の王天君だらけになって、アンチATフィールドが展開されて人類が皆溶けたりは…しません
そのキャラの役目、彼のママがやっちゃうはずだったんですけどね
あ、そういえば「エヴァQ」まだ観てないや
話が逸れまくったところでパート区切りの燃燈道人
ホントに何しに出てきたの? この人
聞仲の「体の頑健さのみが取り柄の天然道士ごときが私と戦えるものか」の言葉通り、本当に禁鞭に耐えてます飛虎
単純に身体能力だけなら天然道士の方が仙道より上らしいですが、さすがに聞仲も手加減してるんでしょうね
天化「こんなもの!」
飛刀で紅水陣を切ろうとする天化とそれを止める太公望
太公望は、策を巡らす性格で男の意地とかとは縁遠いキャラなんですけど(だからこそ、聞仲との決着のつけ方が映えるんですが)
楊戩には別の役回りがあるからか、太公望の方がこういう「男の戦い」に水を差してはいけない、というような態度を取りました
藁にもすがるように「十二仙ならなんとかできるはず」という天化に告げられる、道徳コーチの死
楊戩「道徳様は、最期に君にこれをと」
莫邪の宝剣Ⅱですね
改めて観ると本当にまんまバトンです
スポーツマンらしい、道徳から天化へのバトンのような渡され方
Ⅰをもらったときも、「なにか成し遂げたら渡す」って言われて、成し遂げはしたものの、立ち上がれない程疲れたとこに手渡されたのでしょう
天化「コーチ…ちくしょう…、チックショー…」
悔しさと悲しさのあまり、師匠の形見を手に涙する天化
彼をメインに据えた話も名エピソードがたくさんあったのに、あまり出ないままだったのが残念です
でも、このシーンは道徳の封神がドラマチックだったのでウルっと来ました
聞仲「ここでお前と本気で戦うつもりはない、人間界に戻ったのちに兵を使って堂々と戦いたいのだ」
ここは割と漫画版でも、「なるほど!」となった場面です
ちゃんと決着をつけるつもりはあって、仙道と人間ではなく、一人の将同士として戦いたいと
むしろそういう戦いこそ、本来の太公望の本分なのですが、きちんと描かれないままでしたね
飛虎「うるせえよ! お前を一発ぶん殴らにゃあ気が済まねえ!」
これまでも意見が違うたびに殴り合ってきたんでしょうかねこの二人
そもそも、黄飛虎がどれくらいの強さなのか、「覇穹」で分かる場面がありましたっけ?
飛虎「聞仲! この、大馬鹿野郎!!」
禁鞭を素手で掴み止め、いくら連戦後とはいえ、あの聞仲の顔面に拳を叩き込む飛虎
強すぎませんか武成王
単純な腕っぷしの強さなら太公望一派でも随一なのに、あまり見せ場を貰えませんでした
カラン、と乾いた音を立てて地面に落ちる聞仲の仮面
これは一体何なのか、漫画連載中から結構議論がなされてました
第3の目と関係があるのか、とか、朱氏とか飛虎にまつわる、聞仲の宝物が仮面の下に隠してあるとか、面白い説が色々ありました
太公望や楊戩も大げさに驚いてますけど、結論から言うとただのファッションです
なんでもありません
聞仲「飛虎…」
謎の光を放っていた左目にもちゃんと目玉があります
飛虎「聞仲よお、目え覚ませよ、俺とお前の殷はなくなっちまったんだ、もう、ねえんだよ」
国家とは、人の器ではなく、そこに住む人そのもの
って、これ何の作品で見た言葉でしたかね…
思い出せないのがもどかしいです
聞仲「お前は私の敵だろう!? お前は私の…」
殴られて、自分にとっての飛虎が何であるかわからなくなり、自分で自分の心に戸惑う聞仲の目前で封神の光に包まれていく飛虎
飛虎「フッ…、やっと、元のツラに戻ったな聞仲」
長年の友人が大きく様変わりしてしまった経験など無いので分かりませんが、
学生時代からの友人が、社会人になってからは学生時代と目つきが変わってしまって、あるとき、ふっと昔の顔に戻ってくれたとか想像すると、少し気持ちが分かります
強いて言えば、結婚して親になったら顔つきが変わりますかね。聞仲とは違い、いい方向に変わるのですが
聞仲「駄目だ、いくな、飛虎…!」
ようやく、失いたくなかったものに気が付いた聞仲
そして次は、私的に「封神演義」全編でもかなり好きなシーンです
「覇穹」がどんなにひどくても、むしろ第1話があんなんだったからよく感じたのかもしれません(ポジティブ)
飛虎「太公望どの! あとは任せたぜ!!」
飛虎の最期の言葉って、親友の聞仲に向けたものでも、息子の天化に向けたものでもなく、太公望に向けたものなんです
次の時代を託したい相手は、やっぱり太公望だったんだなぁ…、って
ここは本当に好きな場面です
聞仲の言葉も空しく、封神台に飛び立ってしまう飛虎の魂魄
返事の代わりに頭を下げる太公望
思えば、漫画・アニメ問わず飛虎がいなければ、太公望ってとっくに蟇盆に落とされて死んでたんですよね
だから、このシーンはこれでよかったかなと
ミリハミリハを挟んでCパート
女媧の回想
女媧「かつて、同胞によって封じられたわらわだったが、やがて魂魄のみで活動するすべを開発し、この地を失われた故郷に似せて作り始めた」
女媧って一人称「私」じゃありませんでしたっけ?
ようやく女媧が伏羲たちによって封じられたことが語られました
今更説明されたところで、VS女媧だけであと1期くらいやるつもりじゃないとなんの意味があるのって感じですけどね
そして、冒頭の申公豹の指摘通り、何かを企んでいる妲己
女媧は随分と妲己を頼りにしているような描写でしたが、結局どう思っていたのか、どう思っててもどうでもよくなります
最後に余談を一つ
原作の神話の訳の一つ、安納版ではない「封神演義」では、用済みになった妲己三姉妹は女媧の意思で、楊戩によって始末されてました
このアニメから興味を広げるのは難しいでしょうが、世の中にいろーんな「封神演義」があるのはたしかです
一つの話として面白いからここまで伝わったのです
それでも、アレンジを作りまくれば、中にはこんな不出来な歴史もできてしまうでしょう
さて、次回はとうとう最終回
「覇穹 封神演義」 最終回 第23話「老いたる象徴と風の分岐」
なお、私は視聴済みですが、感想はかなり間を空けてになります
最終回観る前に22話の感想書いてたらよかったと、少し申し訳ない気持ちになっています
22話、せっかくの飛虎回だったのに半分くらい王天君について書いていたような…まあいいや
それではここまで!
Etudions ensemble !




















































