この記事は アニメ グランクレスト戦記 最終回 「皇帝聖印」のネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください
感慨深いような、寂しいような、とうとう迎えてしまった「グランクレスト戦記」最終回です
例によって、主に画像が一記事に収まらないので前編後編に分けます
私も「銀英伝DNT」のこと言えませんね
でも、省略するよりはいいです、すでに一回やらかしてますし
さて、予想通り、OPをスパーンとカットしてくれて
気が付くと常闇の森にワープ?させられていたテオ達
テオだけ殺せばいいならテオだけ招待すればいいと思ったのは私だけでしょうか
別に相手が何人でも問題ないって慢心してたんですかねディミトリエ
どうして昔からこう、吸血鬼ってのは慢心油断して、余裕ぶっこいてるところから逆転されるんでしょう?
ディミトリエ「私は、この日が来るのを恐れていた」
やっぱり邪紋で寿命保ってたクチですか
バトルの方でのラスボスとしては風格がなかったですが、あるキャラの存在を際立たせてくれたという意味では非常に重要だったかもしれません
聖印も邪紋も魔法もみんなみんな元は混沌
なんでもできちゃう
我々の世界の神話にもなんかあちこちで出てくる混沌 このアニメを観るには「うまく使えば便利だけど、基本は災いの元」くらいの認識でいいようです
ディミトリエがとにかく自分と敵対するつもりだと分かり目つきを鋭くするテオ
もし、呼んだ目的が「あの城の家賃払え」とかだったらもシリアスぶち壊しだったんですが
出ていった後勝手に間借りしてたんですよね
ディミトリエは混沌の時代が終わることでもたらされる不利益を説いていきます
ディミトリエ「君主は聖印を失い」
「魔法師は魔法を失い」
「邪紋使いは邪紋を失う」
つくづくこの世界って混沌の力で成り立ってるんですね
テオ「それ以外の、普通の人たちが秩序の時代を望んでいるんだ」
秩序の時代を望んでいるというより、混沌で起こる災害で苦しまなくていいことを望んでいるんだと思うんですが
なぜここまで「混沌」と「秩序」が対比されて考えられるのか、これは最終話まで観てもよく分からないところです
そういえば、この作品の最終巻の10巻が発売されたのは今年の3月20日だそうで、アニメが放映開始された時点では最後にどうなるか、まだ分からなかったんですね
なるほど、10巻読んだばかりの秩序を持たないネタバレ民がコメント欄に乗り込んでくる訳です
私もテオの言う普通の人の一人として、「秩序の時代」を望んでおくことにいたしましょう
ディミトリエ「極大混沌の時代、混沌を共通の敵として、人間たちは共闘していた」
「だが、混沌が薄れるにつれ、人間は人間同士で争うことが増えていった」
多分ですが、極大混沌の時代は人を襲う魔物が当たり前のようにうようよいたんでしょうね
だから、この壁画のように人間がパーティを組み、ファンタジー世界のお約束のように魔物と戦っていた
それが落ち着いてみれば平和が来たかと言えば、どうだこの有様は、と言いたいわけですか。分かる気がします
テオ「秩序の時代になっても、戦争は起こるだろうな。だがそれは、その時代の人間が選んだことだ」
ようするに、自分の時代に責任を持てって事ですよね
もう少し言えば、自分たちの直後の世代に戦争をしないように戦争の無残さを伝えていく程度のことはできる
その「直後の世代」については後編で触れましょう
混沌の時代を生き抜くために邪紋使いになったのではないのかと問うシルーカに対し、それを肯定し
ディミトリエ「これからも生き続けるつもりだよ、永遠にね。そのために、君を倒さねばならない」
昔、自分と同じような趣味の友人に
「不老不死を体得したキャラの末路って死に方を探したりするのがオチだよな」
って話をしたら
「中国神話の仙人とか、割と何も考えずただ生き続ける連中もいる」
って返されました
なんか、暇じゃないかな?って思うんです、不老不死って
皇帝テオ、というより“皇帝聖印”に自分が生き延びるためとうとう喧嘩を売ってきたディミトリエに
アイシェラ「何のための命よ! ただ生きてるだけなら死んでるのと変わらない」
亡くしかけた命を救ってくれたプリシラを、目の前で殺されたこの人が、命の意味を語ります
アイシェラ「私は邪紋を失った、だけど想いは変わらない。可愛い妹を守る、命を懸けてね!」
私はこの表現が差別的だと理解した上であえて記事の中で、「男を上げた」だとか「男のかっこよさ」という言い回しをよく使っていますが、
ディミトリエ「命を守るために、命を懸ける、ではダメなのかな?」
アイシェラ「ダメとは言わないけどね…つまらないのよ!!」
このひと、アイシェラは本当に、「女を上げた」と思います
正直、このアニメ観始めた頃は最終回に差し掛かってこのキャラをこんなに好きになってると思いませんでした
予想通り、物理攻撃はふわふわとかわすディミトリエ
エマ・ルナ「人狼は一族を守るために命を懸ける!」
「一族の復讐を果たす!!」
アイシェラに呼応するように自分たちの戦う理由を叫ぶ人狼の双子
「よく言った!」
エマ・ルナ「イオン兄さん!」
誰だ!? 田舎のショッピングモール?
そういえば7話くらいでジードに「自分は探し物がある」とか言って人狼の長の座を譲って旅立った兄貴がいたような…
まさかの伏線回収されました
その探し物とは
シルーカ「吸血鬼の王!?」
イオン「これこそが奴の本体だ」
棺に入って黒いマントで、まんまドラキュラです
吸血鬼の代名詞、ドラキュラも数々のアレンジを経て原形を留めていませんよね
日本では逆さ読みの「Alucard」の方が有名かもしれません
イオン「あそこにいるのは分身の一つに過ぎない!」
これで大いに動揺するかと思いきや(尺的にディミトリエはあっさりやられると思って観てました)
ディミトリエ「よく見つけたものだね」
割と余裕っぽいです
イオンが現れて分かったんですが、どうやらここはディミトリエが作り出した幻影とかじゃなく、物理的に常闇の森までワープしてたようですね
さすが混沌の力、なんでもありです
自分の本体を探し当てられるとか致命的な状況になってもせせら笑うディミトリエ
ディミトリエ「私が生き延びられたのは“最強”だったからではない、たとえ殺されても分身を残し、生き延びたからだ」
なんかこの辺は「月姫」のネロ・カオスとかロアを思い出しました
今時知ってる人いますかねえ? 「月姫」
「Fate」でTypeMoonさんを知って逆に遡って知った人が多そうですね
なお、私は「Fate」がほとんど分かりません
「愉悦」とか「別に倒してしまっても構わんのだろう?」とかネットで多用されるネタをいくつか知っているだけです
イオン「戯言を…! 母の仇!」
やっぱり吸血鬼殺すなら心臓一突き、これに尽きますよね
ちゃんと吸血鬼らしく、最期は灰になった、と思わせて
って、これで本当にイオン大活躍で終わったならそれはそれでよかったんですが
イオン「なん…だと…」
本体を殺されてもピンピンして、増えるわかめちゃん状態のディミトリエ
触れられたらどんどん力を吸い取られてピンチ
アーヴィン「分身は、触れた者の生命力を吸い取るようです。お気をつけて」
しかも「気を付けて」も何も一回触られただけで立てなくなる程力吸われて、無限に出てくるとか、「インキチ効果もいい加減にしろ」って感じです
伊達に今まで「こいつが動く時が最終決戦」みたいな存在感醸してなかったです
エマ「よくもみんなを!」
ルナ「許さない!」
そう、一瞬で“みんな”やられました
一騎当千だと思えたキャラたちがバタバタ倒されました
イオン「本体を倒しても死なないのであれば、全ての分身を消し去ればいいだけのこと!」
あ、兄さん、そういうこと言うと絶対アカン台詞や
ディミトリエ地獄に囚われてしまった人狼兄妹たち
ディミトリエ「残るは君たちだ」
テオ「あなたの思い通りには、ならない!」
なんでことここに至ってまだテオはこの吸血鬼に「あなた」なんて呼び方をしてるんでしょうね
長く生きてる相手だからなのか、本当の敵ではないからなのか、テオのこだわりとして敬意を払ってるんでしょうか
ディミトリエ「では、さようなら」
桜のような色だった花びらを血の色に染め、いかにも吸血鬼らしい技?を使うディミトリエ
あ、なんかこういう地面の下に取り込んで血を吸うみたいな超必殺技、「ヴァンパイアセイヴァー」のジェダが使ってました
みんながみんなシルーカを呼ぶ中
テオ「シルーカ!」
愛するシルーカに手を伸ばすテオ
ここで諦めたら主人公じゃありません
不思議な温かい光が満ちました
そういえば、前の記事で私、この常闇の森に連れてこられたメンバーを「プリシラを欠くシスティナ行った組」とか書きましたっけね?
何を言っているんだ
何を言っていたんだ
プリシラ「もう大丈夫です」
ちゃんと一緒だったじゃないか!
そして、私も「吸血鬼ものが好き」とか言いながら、こんな定番を失念していました
吸血鬼の弱点としてよく出てくるのは?
十字架? ニンニク? 流水? 日光? 聖書? 銀? 他に「グランクレスト戦記」に何か出て来なかった?
そう、「聖杯」をすっかり忘れてました
「ミンサガ」久しぶりにプレイしましょうかね
ディミトリエ「ひぃ!? ああ、ああああああああああ」
プリシラの聖杯の光を浴び、体が溶け出す吸血鬼
改めて書き起こすと吸血鬼って弱点だらけですね
シルーカ「あの光は…?」
テオ「聖杯の…、プリシラの光だよ」
なるほど、プリシラが生存していたらディミトリエが招くわけないので、聖杯として連れてくるにはこうするしかなかったと…
プリシラの死の意味、理解はしましたが、納得はできません
聖杯の力で分身を出せなくなり、イオンの邪紋を取り込もうと足掻くディミトリエ
エマ・ルナ「イオン兄さん!」
しかし加勢したエマとルナに腕を引きちぎられ、壁に叩きつけられます
テオ「終わりにしよう、吸血鬼の王」
最後の一撃を決めてくれるのはやはりこの主人公です
青い聖印の光を載せて貫く刃
プリシラの聖杯の力が籠っているからなのか、今まで取りこんだ邪紋が多すぎたからなのか分かりませんが、ディミトリエは爆発四散
シルーカ「テオ様!」
完全にプリシラにエアリスポジションを持っていかれてしまったヒロインがテオを抱き留めます
大丈夫です、24話前半のヒロインは確かにプリシラでしたが、「グランクレスト戦記」のヒロインは間違いなくシルーカです
エマ「兄さん! どうしたの!?」
ルナ「イオン兄さん、ねえって!」
やっと出番が来たイオンは戦死
なにげに「グランクレスト戦記」作中、もっとも報われなかったキャラかもしれません…
アーヴィン「シルーカ様、お気を付けを。そこに分身が」
ここまでの状況になっても冷静なアーヴィン
冷静超えて、なにかもうストーリーを盛り上げるためのご都合チートと化してる気がします彼の洞察力は
アーヴィンの投げたナイフの先には
まだいた! しぶとい!
多分、万が一に備えて戦いの前に一体出しておいたんでしょう
あそこまで死を恐れるディミトリエのことだからそれくらいしてそうです
ならなんでもっと遠くにこっそり逃がしておかなかった…
詰めが甘いです
テオ「エマ、ルナ、あいつをどうしたい?」
実は作中あまりなかった、テオがエマとルナに話しかけるシーン
「死にたくない」と命乞いをするディミトリエに「復讐したいか」というテオの問いに
エマ「そいつ、弱い」
ルナ「うん、弱いね」
この辺は人狼族の誇り、なのでしょうか
弱い相手をいたぶったりしない、っていうのは
母の直接の仇はヤーナだったわけで、イオンも誇り高く戦って死んだ、それを汚せない、ってところですかね
もっとも、怯えながら無様に逃げたあの分身もグランクレスト完成後に混沌が消えたら邪紋の力も消えて消滅したのでしょうけど
混沌はもうすぐ消えるけど、受け継ぐのは混沌核だけじゃない
どこか空しく、悲しい最後の戦いが終わり
テオ達は元の場所、エーラムを見通す場所に戻ってきました
どういう理屈で再びワープしたのか、とか深く気にしていたらアニメは観れないです
ここからあとはエピローグ…かというと、あまりそうでもない24話の感想を、ここで一旦区切らせて頂きます
なお、この時点で画像枚数約50枚、文字数5000くらいです
参考までに、私の場合、画像枚数70~80枚、文字数8000くらいから容量オーバーと言われ始めます
もっとサイズを小さくするとか、もっと大容量が入るブログに引っ越すとか、色々やりようはあるんでしょうけど、「グランクレスト戦記」最終回についてはこういう対応で
後編の感想は早ければ28日くらいにあがると思います
文章に悩んだらもっと遅くなるかも
Sieg Kaiser!














































