この記事はアニメ 覇穹 封神演義 第21話 「閃光・静寂・そして・・・」のネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください
また漫画「封神演義」全編のネタバレを含む可能性もあります。未見の方はお気を付けください
そういえば先日、「ジョジョの奇妙な冒険 第五部 黄金の風」が今年10月からアニメ化することが発表されましたね
この漫画「封神演義」とWJでは、同期(この表現が正しいかはともかく)と言っていい作品です
放映までに死なない限り、視聴の感想は書くつもりでいます
楽しみにするアニメが増えました
さて、割と久しぶりになった「覇穹 封神演義」感想、21話は割とまともに話が進みました
この人も出てきましたし
私は、「FFⅦ」が好きなせいで、こういう一人目が死んだらすぐに次のスペアが動き出すキャラって言われるとどうしてもケットシーを思い出します
冒頭
台詞使い回しが入り、やっと普賢がこの台詞を言わせてもらいました
普賢「さよなら、望ちゃん」
太公望「普賢!!」
もったいつけるんだろうなぁ、と予想してましたが、前回のCパートの台詞をまた流して、話を跨いで引っ張るとは思いませんでした
第21話 「閃光・静寂・そして・・・」
こんな爆発至近距離で受けて、傷は受けてもすぐに動けるって本当に聞仲ってなんなの
もし黒麒麟に守られたら無傷だったんでしょうか
加えて金鰲島の動力炉が破壊されたのでどんどん崩壊していきます
そんな中、親友の死に茫然自失している太公望を守ったのは
四不象「あ! 楊戩」
楊戩「四不象!? 君、変身して師叔を守ってくれたのかい」
趙公明戦で復活の玉の力で変身する場面がないので、楊戩も、そして太公望ももっと驚いてもよさそうなものですが、違和感なく受け入れています
四不象「実は俺自身、なんで変身できたのか分からねえんだ。スープー族は大人しか変身できないはずなのに」
大人モードになっても割とかわいいと思います、四不象
何かアイテムを使ったのかな、とか、「覇穹」の中であることになったりないことになったりする過去を思い返す楊戩
そして、いい加減なその回答
四不象「こ、これは大人になった成人証明書じゃねえか!」
懺悔します
私、19歳から酒呑んでました
罰として、ひとつ恥ずかしい話を暴露します
23歳の時、エロビデオを借りようとしたら店員に「18歳以上になってから」って言われました
さて、どうでもいい話は置いといて、なんで白紙にこんな文字が浮かび上がったのかというと
四不象「そうか、十二仙が聞仲に集中攻撃をしたときの熱であぶり出しの文字が出てきたんだ!」
楊戩「なにゆえ、あぶり出しで書かれて…?」
これは本当に謎です
ところで、皆さん、あぶり出しで年賀状とか送ったことありません?
私はあります
2/28の日記に書いた誕生日プレゼント送ってきた友人に2006年の年賀状に「星のカービィ」の絵をレモン汁で描いて送りました
感想を訊いたら、光の反射だけで何の絵か分かったそうで、「炙らなくてもお前の描きそうな絵くらいわかった」とのことでした
今の子はもうこんなおふざけもやらないですかね
太公望「いい加減、読者が読みたがらぬくだらん思い出話はやめよ」
太公望「楊戩、わしは、こうなることが分かっておった」
シリアスモードに入る太公望
普賢の性格や十二仙の立場からこういう選択をすることが読めていたのに、その使命感に付け込んだと語ります
この辺も、太公望と王天君が同一人物とほのめかされてる「覇穹」だと面白みのない台詞ですよね
そして、あんな爆発の状態でも生存している聞仲
太公望は、十二仙を犠牲にすれば聞仲を倒せると読んでいたのでしょうか
多分そうなんですよね、そうでなければ動力炉を壊すだけで戦いは仕掛けなかったでしょうし
聞仲が十二仙の特攻を受けてなお封神されず生きていたからショックでしばらく動けなかったのでしょう
四不象「聞仲の野郎、消えたぜ、太公望」
太公望「おそらく崑崙山へと向かったのであろう」
スープーは大人モードになると口調が男らしくなり、太公望のことも呼び捨てになります
元々櫻井孝宏さんがファンキーな声で演じてらっしゃいましたが、こっちのモードになることも見越しての人選だったんですね
「覇穹」のおかげで“趙公明”というキャラの「封神演義」という作品での存在意味の大きさを思い知ることができました(ポジティブシンキング)
天化「すごい爆発だったさね、危機一髪ってやつだったさ」
さて、そんなストーリー貢献度を改めて思い知った趙公明の、美人妹たちともはぐれたままの黄親子二人の前に現れたのは
天化「誰さ、あんた!」
王天君「キサマが武成王、黄飛虎だな?」
突如赤い不気味なスクリーンが出てきて名を呼ばれる飛虎
そういえばこの二人、仙界大戦のメインの話には全く関わってなかったですよね
なんかうろうろしてたら美人三姉妹に保護してもらえたり、慢心した十天君を倒したりするというラッキーポジションでした
天化「なーんだ、親父の知り合いか?」
飛虎「んなわけねえだろボケ息子」
俺の知り合いにこんな悪趣味で不健康な奴はいねえ、とばかりの飛虎
そういえば王天君、漫画で蝉玉から「不健康な子供」って評されてましたね
いまいちシリアスに扱ってもらえなかったこの親子も、ようやくシリアスパートに組み込んでもらえそうです
王天君「大事な景品だ、丁重におもてなししてやるぜ」
いいですねえ、この陰にこもった物言い
こういう、人をモノ扱いし、命を命とも扱わないキャラに私がここまで魅力を感じる作品もなかなか珍しいです
倒されたときにスカッとする、ならあるんですが、彼の場合倒されても倒されてもまた別な体が動き出してますし、それとは違う魅力ですね
某所でみせてもらった意見だと、私みたくキャラの魅力だけで「覇穹」を喜んで観続けてる連中がこのアニメを駄目にしてるらしいですよ
そうなのかもしれませんね
でも、それもあとほんの数話、せいぜい楽しもうではありませんか
元始天尊「十二仙が、全滅した」
やたら早いパート区切りを挟み、元始天尊からの崑崙の生き残りへの状況説明
ほとんど十二仙の弟子の弟子、とかそれくらいのポジでしょうか
「覇穹」で説明があったか忘れましたが、仙道のうち、弟子がいると「仙人」、いないと「道士」です
実力的には楊戩はもうそろそろ弟子を取って仙人になるべき、と周りから思われているらしいです
元始天尊「竜吉公主は残る仙道をここに集めてくれ」
竜吉公主「聞仲には誰が当たるのじゃ」
「覇穹」では竜吉公主は崑崙山を動かして弱っている扱いですけど、たしか仙界の綺麗な空気の中でしか生きられないんですよね
純粋な実力だけなら十二仙より上なんですけど、その辺が本領発揮できない理由です
…、ってこのブログは感想であって解説ではない
その辺の説明をアニメ内でしっかりしてくれや!って書くのが感想です
こうなんだよ、なんて読者に説明するのはブログの目的ではありません
でも説明不足極まりないアニメなのでこういう文章になってしまいます
さて、聞仲には元始天尊が直接当たるとのことで、動くべき時はちゃんと動くじいさん
でもその力も元を正せば女媧からもらったのか、とか考えだすと複雑な気持ちになります
楊戩「太公望師叔、蝉玉くんたちも生き延びていると思われますが、このまま置いて行っても?」
太公望「それは武吉に任せよう。その辺のことでは、あやつほど信頼のおける奴はおらぬ」
やっと仲間内でも蝉玉の存在に言及されました
ここのやり取りは漫画版でもちょっと太公望の台詞に違和感を感じました
仲間の命を何より大事に思う太公望が「それでも武吉なら…」「武吉ならきっと何とかしてくれる!!」でええんか?って思いました
そんな会話の後、スープー族の特殊能力で王天君のダニを無効化してくれる四不象
四不象「フン! おめえまだ王天君のダニに寄生されてるんだろ、サービスで取ってやったぜ(///)」
なんだこのデレシーン
元々四不象って太公望大好きでしたけど、大人モードに入るとちょっと素直になりにくくなるんでしょうか
そして崑崙山に辿り着いた聞仲は封神されるほどの実力もない道士たち虐殺しながら進んでいます
黒麒麟「聞仲様、お体に先程の戦いのダメージがまだ残って…」
黒麒麟と聞仲の付き合いの長さってどれくらいなんでしょうね?
かなり忠誠を誓っているようですが、その強さに惹かれたんじゃなくて、過去に命を救われたとか、何かの恩で仕えているような感じがします
聞仲「さすがは崑崙十二仙といったところか、フッ、忘れていた肉体的な痛みを思い出させてくれたな」
まるで全力で自分にぶつかってきてくれた十二仙たちに感謝しているかのような聞仲
こういうキャラなんですよね、本当は
力でねじ伏せる暴君なんかじゃないはずなんです
そういう面は22話で飛虎から語られます
元始天尊と対面し、頭を下げる聞仲
これは礼儀とかじゃなく、一種の皮肉というか、嫌がらせに類する行為だったのかなと、私は思います
聞仲「あなたが崑崙山の教主、元始天尊ですね」
元始天尊「いかにも」
聞仲「では、殷のために消えて頂く!」
初めから殺す気のくせに一応の礼を尽くすのがもうなんか、生贄を捧げるときにも似た卑屈な感情が漂ってます
そしてその歪みを元始天尊に指摘されてしまいます
元始天尊「痴れ者めが! 『殷のため』と言えば何をしてもよいと思うてか。お主のしていることはただの虐殺じゃ!」
これ、漫画読んだ時も少し考えてみたんですけど、私的見解では、ある程度聞仲の言い分にも正しさがあるのかな、と
多分自分が何の力も無い民の側だからそう感じるのでしょうか
妲己なんぞに支配されてるくらいなら聞仲に支配してもらってる方がいい、元始天尊が言うようにそれが「支配」でも理不尽な搾取よりはいい、と思ったんです
元始天尊の説教を黙って聞いている竜吉公主
おそらく人の世界を離れて久しい彼女は何を想っているんでしょうね
元ネタ的には西王母の娘だったりするんですが、漫画でもそこまで設定が掘り下げられないので「覇穹」ではなおさら「この美人さん、そんなにすごい人なの?」って扱いで終わりそうです
元始天尊に「妲己とやってること違わない」とかボロクソに言われても不敵に笑う聞仲
聞仲「フッ、言いたい放題だな。だが何と言われても私は殷を守り続ける、それが人間たちのためでもあるのだ。現に妲己が現れるまで人間界の統治はうまく行ってきたではないか」
はい、私もそう思います
元始天尊があそこまで聞仲をこき下ろしたのは挑発して冷静さを奪うためだったのかな、と推測してます
もっとも、この人の場合、後先考えずキレた方が危ない気もしますが
封神計画の真の目的のためには封神台の中にいてもらった方が危なくなくていいって事でしょうか
元始天尊「おぬしが作った安全な箱庭の中での永遠の平和、わしはそれを幸福とは認めたくない! 交渉は決裂じゃ!」
これはディストピア理論ですね
私が書く長文な記事をいちいち読むような物好きの人で、「ディストピア」を聞いたことが人は多分いないと思います
ただ、「覇穹」の場合、聞仲より先にもっと大きなスケールでそういうことやっている存在が出てきてるので、どうもややこしいです
申公豹の言うように女媧が「こいつの思想、うちの望む歴史と違うわ」って思ったら変えられるんじゃ、あまりにも聞仲が哀れです
竜吉公主「宝貝、霧露乾坤網!」
とうとう始まってしまう戦いに、残された力で「覇穹」初お目見えの宝貝を防御に使う竜吉公主
たしか水系最強の宝貝でしたっけ
後に出てくるスーパー宝貝7種に次ぐ強力な宝貝ですが、こんないきなり使われても漫画未読の人は混乱しそう
そして出てくる「スーパー宝貝」の一つ
元始天尊「宝貝、晩御飯盤古旛!」
盤古旛って紫色だったんだ…
真っ黒だと思ってました
重力を操るスーパー宝貝です
この「スーパー」ってあたりに時代を感じます
20年くらい前は漫画でもゲームでもなんか「スーパー」とか「超」とか、ひねりもなくつけて強そうにするのが多かった気がします
元始天尊「さあ、その身に受けよ、崑崙の教主、元始天尊の力を!」
なんか「ドラゴンボール」の界王星とか、ブリーフ博士が作った宇宙船みたいな解説が入った後、
元始天尊の宝貝、盤古旛の本領が発揮されました
太公望「あれは、スーパー宝貝の一つ『盤古旛』!」
空間の歪みを見て、元始天尊が盤古旛を使っていることを察する太公望たち
てか、教主なのに自分の能力明かしてるんですね
能力バトルものって強いキャラ程、いざ戦闘になるまで自分の能力隠してたりすることが多い気がするのですが
ここでスーパー宝貝7つの解説が入りました
所有者以外が使うと1分保たずに死ぬそうですけど、なら曲がりなりにも金蛟剪を使えていた雲霄三姉妹って何なんでしょうね
聞仲「負けぬ、負けは許されぬ!」
体に百倍の重力をかけられてもなお異常な執念で立ち上がる聞仲
元始天尊、仕方なく出力を上げようとするも
竜吉公主「駄目じゃ、元始天尊!」
「元始天尊は額の宝貝で常に封神フィールドを張り続けておるのじゃ、だからこそ今まで大事を取って戦わずにいたのじゃよ」
漫画でも言われていた、あんたが妲己倒せばいいんじゃ、の回答
なお、序盤は「それを言ったらこの漫画はおしまいじゃ」などとメメタァなことを言ってました
封神フィールドってこれ見るとせいぜい仙人界を覆っているくらいの範囲に見えますよね
朝歌で死んでも能力さえ高ければ人間でも封神されるくらいだから中国全土くらいは覆ってるのかと思ってました
元始天尊「盤古旛最大出力! 重力千倍!!」
とうとう捨て身で千倍の重力を食らわせる元始天尊
でも後にとあるキャラがあっさり重力万倍やってましたよね
竜吉公主「いけない、重力の場が重さを増してブラックホール化しておるぞ!」
元始天尊「やったか!?」
たわけじじいいいい!!
“それ”言ったら絶対やってないじゃないですかああああ!!
聞仲「うおあわああああああああああああああ!!!」
もう文字に書き起こすのも困難なレベルの咆哮をあげ禁鞭を振るう聞仲
白鶴童子「元始天尊様ー。元始天尊さまぁ!」
「やったか」なんていうから…
負けフラグを侮ってはいけません
聞仲「ここまでだな、元始天尊」
迫力バトル、そして不死身すぎる敵
今回は見ごたえたっぷりでした
さあ、こんなむちゃくちゃな、RPGで出てきたら「いやこれ負けバトルでしょ」とか言いたくなる敵を前にどうするのか
聞仲「これで、崑崙は落ちた!!」
からの♪ミリハ、ミリハッハ
Cパート
さて、こんな状況をどうするのかというと、暗躍している者がいました
「クククク…、お疲れ様だったなァ、聞仲」
飛虎「聞仲…?」
いきなり現れた赤い窓からぽろっと出てくるのは聞仲には見慣れた、そして意外な顔
王天君「感動のご対面だァ…」
この上ないタイミングで、この上ない横やりを入れられて実に嬉しそうに登場した王天君
こういう引っ掻き回しこそ、彼の愉悦であり、本分なんです
もう大好き王天君
次回 第22話 「元始天尊、グリグリされる」
ではなく、「武雄封神」
ちなみに「グリグリされる」は本当に漫画版にあったタイトルで、私が大好きなタイトルです
フジリュー先生、普通のかっこよさも変なセンスも両方持ってらっしゃるんですよね。「銀英伝」も楽しませてもらってます
Τα λέμε





















































