この記事は アニメ 銀河英雄伝説Die Neie These 第11話 「死線[前編]」のネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください
また、「銀河英雄伝説」全編のネタバレを含む可能性もあります。未見の方はお気をつけください
いえ、前編っていうか、今回同盟軍が相変わらず上のアホっぷりに振り回されて苦労してるだけの回でしたよ?
前後編にする必要ありましたかね
ビュコック「はあ!?」
本当に十一話はこの人の苦労人っぷりが半端ない回でした
振り回されてはいるんですけど、返しが逐一小気味いいんですよねこのじいさん
さて、感想
冒頭
たしか何話かに説明がありましたけど、亜空間航法で一気にハイネセンからイゼルローン要塞まで飛んでくる同盟艦隊
さすがにこういう描写は進歩してます
しょっぱな旗艦と一緒に映してもらえたウランフ中将
精悍な歴戦の勇士って感じですよね
でも堅物って訳でもなく、むしろ柔軟で愛嬌も持ち合わせる人物として「DNT」では描いてくれました
そして、ウランフの旗艦が「ゲシル・ボグド」なんて記憶の片隅にもありませんでした
なんつー言いにくさ…
モンゴルの神話に出てくる英雄、だそうです、なにかのゲームのネタにされてたら有名になれてたでしょうに。あるかもしれませんが
イゼルローン回廊を抜け自分たちの暮らす惑星に降りてくる反徒どもの戦艦を、何とも言えない感じで見つめている帝国臣民
この時点ですでにラインハルトの作戦は始まってたんですよね
なんと味気ない歴史的大挙でしょうか
OPを挟み
ビュコック「我々は解放軍です、もう専制主義の圧政に苦しむことはないのです」
少なくとも表面上は帝国の民を保護する立場を取らないといけない同盟軍
ビュコック個人としてどう思っていたのかは気になるところです
何十年も帝国と戦ってきて、こんな形で帝国領に入ることになって、それなりに思うことはあったはずですよね
そして、民の、人間の本音
宣撫士官「あらゆる政治上の権利が君たちに与えられ、自由な市民としての新たな生活が始まるのです!」
帝国民「その…政治的権利とやらよりも先に、パンとミルクを分けてくれんかね」
生々しいシーンですなあ…
まず、今日の食糧なんですよ、生きるには
地震の直後とか、こんな気分を味わいました
「何よりも先に水と飯を、そして暖を取らせて」
そうなっちゃうんです
「食料が無いんだ、赤ん坊のミルクも」
「なんでもいい、食べるものを」
帝国の民の第一声は自由への喜びなどではなく、食糧の要求
ラインハルトが行ったえげつない作戦なんですが、先日の大阪地震のせいで、ストーリーを観るより、どうしてもあの東日本大震災で被災したときを思い出してしまって帝国民に感情移入してしまいました
水の買占めとか酷かったですし、自分の車にだけはガソリンを!って人たちとかそれはもう嫌なものでしたよ
腹が減ってくると、気が滅入って、力も出なくて、協力し合おうとか他人を気遣おうとかできなくなってきて負のスパイラルに陥るんです
それを分かっていて、この作戦を実行することに対する、両主人公の心情も今回の見所でした
フレデリカ「住民のために、補給部から食料を供出してほしいとのことです」
ヤン「分かった、至急手配してくれ」
ヤンも、最初の頃はわずかに不安を覚えるだけでこれが帝国軍、いやローエングラム伯ラインハルトの策謀とは見抜けなかったようです
そりゃ、生まれて初めて帝国領に入ったんだから、現状も知りようはないし、領民見捨てて貴族が逃げちゃってたら人道的にも助けないわけにはいきませんよね
「帝国ってそんなひどいところなのか」って思ってしまっても仕方ないでしょう
第十一話 「死線[前編]」
個人的見解を言えば、「死線」は十一話にまとめて、アムリッツァ会戦を2話くらいかけてがっつり描いてほしかったです
キャゼルヌ「その報告書をもう一度読んでくれるか」
この、セロテープでドアに貼られたペラ紙に手書きで「後方主任参謀 アレックス・キャゼルヌ」って書かれてるのが同盟の困窮具合を婉曲に表してて実によいです
ついこないだまで帝国の要塞だったところをいきなり無理矢理前線基地にすればこんな急ごしらえにもなりますわなぁ・・・
同盟兵「現地住民を恒久的に飢餓状態から救うには住民5000万人の180日分の食料、人造タンパクプラント40、水耕プラント60、解放地区の拡大に伴い、この数字は順次大きなものになるだろう…」
「寝言は寝て言え!」とばかりにあからさまにイライラして机を指で叩きながら聞くキャゼルヌ
だから言っただろ! 魔法でメシが湧いて出てくるわけじゃねえんだよ!とばかりにロボス長官に面会を求めます
自分なら、オーベルシュタインがそうしたみたいに一人でハイネセンに逃げ帰ったかもしれません
キャゼルヌ「閣下、我が軍は重大な危機に直面しております」
ロボス「なんだね藪から棒に」
若い頃は有能だったのに、帝国の女スパイから性病を貰ってこんな無気力になった、とか色々噂されているらしいロボス元帥
たしかに何故こんなのが元帥やってるのか不思議で仕方ありません
キャゼルヌ「敵の作戦は我が軍に過大な負担をかけることにあります」
キャゼルヌ、ラインハルトの作戦をいち早く見抜きました
これ、改めて考えてみたんですけど、ラインハルトって反徒、つまり同盟軍が「何をしにくるか」知ってたってことですよね
同盟軍が単に「帝国やっつけてやらぁ!」でオーディンまで突っ込んで来たらメシは軍の分だけでよかったわけで、解放を名目にすることはフェザーンが情報流してたんでしょうか
フォーク「このイゼルローンから前線までの宙域はすべて、我が軍の占領下にあるのですよ、ご心配には及ばないでしょう」
「これは大義のための戦いなのです」
話しかけられてもいないのに、余計な口を挟むフォーク
だから、ごはんどっからどうすんの?って話してるんだよ!
占領したら食事が湧いてくるんか? 兵たちは領民を食うんか!?
たぶんフォークってヤンがワイドボーンに勝ってた戦術シミュレーションとかめちゃくちゃ強かったんでしょうけど、よく准将になれましたよね
理想論を語るのと話題のすり替えだけで将官にのし上がったのなら、軍人ではなく政治家の方が向いてたのかもしれません
キャゼルヌ「申し上げるべきことは申し上げました、失礼いたします!」
もうなんか顔見てたらぶん殴ってしまいそうな気がしたのか、話の切り上げを受けて下がるキャゼルヌ
ここのキャゼルヌの
(ヤン、頼むから生きて帰れよ。死ぬには馬鹿馬鹿し過ぎる戦いだ)
って独白がすごい好きです
「よくもこんなひどい目に遭わせやがったな!」って文句言ってきてくれればそれでいい、訃報よりはよっぽどいい
いい先輩後輩です
とりあえずロボスの出した「首都星に物資を要求する」という案も
「メシ送る送らない」以前に「戦争続ける止める」の議論になり
どっちに転ぼうが自分は痛まないこの男は、三文芝居でも観ているような表情を浮かべています
誰か一人くらい、このトリューニヒトに違和感感じなかったのでしょうか
「あんたいつも『戦争しようぜ』って言いまくってるやんけ」って誰も言わなかったのでしょうか
その程度の不自然さも読めないほど、レベロやルイが無能とも思えないんです
僅差ではあったものの、「戦争続ける」って決が出てしまう多数決
やっぱり今回も即「戦争止めよう」に票を入れているトリューニヒト
軍が帰ってきたら帰ってきたで、負けたら負けたでどっちでも「ほら言わんこっちゃない」で発言力上がるから反対してるんですよね
どの辺まで先を見通してたのかは不明ですが
兎にも角にも
「戦争は続けろ補給物資が届くまでは現地調達」という、理不尽な政府の回答に
ウランフ「馬鹿げてる! 『足りない物資は現地で調達せよ』だと!?」
現場の提督たちは激怒
アップルトン「我々に略奪行為を働けというのか」
ヒャッハー! 水と食料をよこせー!
ができるほど腐った軍人は同盟にはいない…というよりは
ボロディン「第一、ないものをどうやって略奪する!?」
その通り、各星にはもう食べるものがないのです
多分ですが、ラインハルトが各領地の貴族たちにだけ「反徒が攻めてくる」という情報を流して「自分たちだけは助かろう」と思うよう誘導したんでしょうね
そのときに飯の種は平民の分を残さず持って行っちゃったと
貴族の腐敗までをも利用した恐ろしい戦略です
波紋は十三艦隊にも広がり、
シェーンコップ「みなさんお怒りの様ですねえ」
ムライ「当然です、我が艦隊の食糧もあとわずか。だが民を飢えさせるわけにはいきません」
このあたりのやりとりは皮肉屋のシェーンコップの軽口が光ります
シェーンコップ「帝国軍が食料を運んでくれば、帝国臣民は迷わず『皇帝万歳』を叫ぶんでしょうなあ」
そうでしょうなあ
私もそう思います
自分の命を助けてくれる側についていきます
しにたくないさ、にんげんだもの
みつを
次のやり取りが個人的に印象に残りました
パトリチェフ「なぜ我々が飢えてまでそんな連中を食わせねばならないのだ?」
ムライ「パトリチェフ!」
鋭い声でパトリチェフの至極もっともな不満を制し、「それ以上は言ってくれるな」とばかりに首を振るムライ
軍人である時点で軍の命令は絶対なのです
ああ、兵役義務のない国に生まれてきてよかったぁ
ヤン「我々が、ルドルフにならないためにさ」
非常にあっさりと、難しい疑問に答えてくれるヤン
こうして飢えていることも、自分たちの責任
上のせいにし始めると、やがて独裁者を産みだしてしまう
私的見解では、自分が生きてる時代がよくなるのなら、飢えて死ぬより有能な者に独裁してもらった方がまだマシだと思いますけどね
ヤンは自分を近視眼的だと思っているようですが、私のような小市民などにはもっと近いことしか見えません
政治議論は置いといて、フレデリカにお願いしてウランフを呼び出してもらうヤン
ウランフ「おう、ヤン・ウェンリー、珍しいな」
ヤン「ウランフ中将…、お元気ですか?」
29なんて若年で一個艦隊を率いているヤンに、実績を見てか、人柄を見てなのか、とにかく好意的に接してくれるウランフ
食料の備蓄はあと1週間分
おそらく自分たちが食べる分で、ってことでしょう
それまでに補給艦隊が来なければ…
ウランフ「言葉を飾っても仕方ないな、占領地から『略奪』するしかない、解放軍が聞いて呆れる」
十話の会議の時点である程度想定できていた状況ですよね
ふと疑問に思ったんですけど、この作戦って軍の末端にはイゼルローンまでワープしてから伝えられたんですかね?
そうでないと、自分の艦隊の司令に「もうちょっとまともな作戦案を」って言いに来る奴が続出しそう気が
それも、この人が奇跡起こしたから浮足立ってたんでしょうか
ヤン「それについて、私に考えがあるのですが…」
ウランフの話を聞いて、「この人に相談してよかった」という表情を見せるヤン
少なくとも私にはそんな風に見えました
まだ余力があるうちに、反撃の準備をしっかりして撤退する、というヤンの方針
ウランフも反対せず、詳細を訊いてきます
ヤン「敵は我が軍が後退するのを見て、全面的回送と解釈するならばそれも結構、追ってくるならば反撃の方法はいくらでもあります」
「『時期が早すぎる、これは罠だ』と考えてくれればそれもよし、無傷で退くことができるかもしれません」
どう転んでも、今取れる最善の策をウランフに説明する十三艦隊司令官の提案を、満足げに聞いているフレデリカ達
皆がみんな「この人が自分のいる艦隊の司令官でよかった」って思ったんでしょうね
特にフレデリカが聞きながら瞬きしたのが、なぜかすごい嬉しそうにしてるように見えました
ウランフ「わかった、貴官の意見が正しかろう。撤退の準備を進めさせることにする」
ヤン「よかった」
ヤン、本当に安心した顔をしてます
このシーン、無能ムーアに進言して聞き入れられず死んでしまった親友ジャン・ロベール・ラップのことが浮かびました
ムーアとかパストーレみたいなのが相手だとこういう返事ではなかったでしょう
ウランフとの通信が終わり、部下たちもみな賛成し、判断を称賛してくれたことに対して
ヤン「いや、褒めても何も出ないよ」
フレデリカ「ふふっ」
ヒルダも未登場のため、とにかく女性成分の少ないこのアニメにおいて数少ない花のフレデリカ
ヤンの軍人らしくなさを見るたび、嬉しそうに笑います
そんな心温まるシーンもつかの間、炎上しました
最近、少しはブログについて勉強してるんですけど、「炎上」と「バズ」の区別がいまいちつきません
今のところこのブログで「バズ」と呼べることが起こったのは某アニメの青●シーン一回きりですし、それもすぐに鎮静化しましたし
弱小ブログって気楽なものです
って、そんなこと書いてる場合じゃありません
同盟兵「どうしてこうなった…」
どうしてこうなった!?
どうしてこうなった! どうしてこうなった!
どうしてこうなった! どうしてこうなった!
暴動を起こす帝国民を殺すわけにもいかず逃げる同盟の兵
この人、序盤で政治上の権利どうたら言ってた人ですかね?
そして、年端も行かない子供に銃を向けられ、動揺
今の状況の縮図
元を正せば、恨むのもお門違いってものなんですが、憎める相手が目の前にいれば憎んでしまいますよね、ましや子供ですし
結局、撃たれたのか、撃ったのかも描写されないまま悲痛なシーンは終わりました
正直言って、描写しないでくれてよかったです
どっちの結果でも胸糞悪くて仕方なくなりそうでしたし
ヤン「やれば勝てると分かってはいても、自分にはここまで徹底的にはやれない」
「まったく見事だ、ローエングラム伯…」
この非道を、勝つための戦略として行うラインハルトを、心の中で称賛するヤン
軽蔑でも、嫌悪でも憎悪でもなく、感心し、畏敬を感じるところが、ヤンもまた、戦略家、戦術家なのかなと
味方に犠牲を出さず、確実に勝つための手段があれば、部下のために「使う」と誓っているヤンだからこそ、持てる印象なんでしょうか
さて、えげつないシーンでしたが、次は「銀河英雄伝説」屈指のギャグシーンですよ
さあ、皆さん笑う準備はいいですか?
笑えない? 笑えない人は誠実な人です、誇りに思ってください
ビュコックの旗艦、リオ・グランデ登場
同盟の艦では、ヒューペリオン、レダⅡと並んで印象深い戦艦です
ヤンの案を受け、ロボスに「おい、このままじゃ全滅するから撤退するぞ、許可よこせ」と連絡を取るビュコック
フォーク「ビュコック提督、何か御用でしょうか」
呼んでもないのに出てきました
イケメンキャラは出すだけで女性アニメファンが喜ぶんですよね
ビュコック「貴官に会いたいと言った覚えはないぞ、呼ばれもせんのに出しゃばるな」
おおう、ビュコックじいさんバッサリ
さすが老練の古強者です
フォーク「ロボス元帥への具申の類はすべて、わたくしを通していただきます」
愉快な自分ルールを展開するフォーク
この人、帝国の貴族みたいに家柄か何か持ってるんでしょうか
でなければここまでになれる気がしません
現場の状況も知らず(知ってるはいるのかもしれませんが)勝手なことばかり言うフォークにとうとう切れたビュコック
そんなこというなら安全な場所から命令するだけじゃなくて、お前やってみろやと論破され
フォーク「小官を…、侮辱なさるのですか」
時折目や手がぴくぴくしてましたが、美しかった顔が歪み始めました
ビュコック「他人に命令することが自分にできるかどうか、貴官自らやってみたらどうだ!」
ズドン! とうとう言ってやった!
なんかバックにかっこいいBGMが流れてました
変な感想ですけど、ここのビュコック、気持ちよかったでしょうなぁ
むしろあの会議でもっと言ってやってれば、とっととフォークが倒れてこの出兵の内容も少し変わったかもしれません
ビュコックの発言に目を泳がせ始めるフォーク
フォーク「ぁ、ぁ、あ、アーーーー!」
フォーク昏倒
美形でも、豪華声優でも、容赦なく顔を崩してくれました
欲を言えば、もっとイカレポンチみたいにして派手に倒れて欲しかったかもしれません
まるでビュコックの気迫に押されたかのようですが、原因は「転換性ヒステリー」です
おそらく、同じ症状を持つ子供がいる親とかに配慮して今の時代のアニメでは病名を出さなかったのでしょう
それにしても、前作はいきなり気絶したフォークにビュコックがあまりの訳の分からなさにもう少し混乱してた気がしますが、「DNT」ではすぐにグリーンヒルが出てきて場が繋がりました
グリーンヒル「お見苦しいところをお見せし、恐縮です」
あんたが最初に話してればよかったんじゃ…
病気についてはうまくぼかされ、軍医のヤマムラも出て来ず、とりあえずやっとまともに話ができるかと思ったビュコックですが…
(藤崎先生版ではこの場面でグリーンヒルが出てきてビュコックがそう言ってます)
会話が成立する人間そのものが貴重な軍の作戦本部ってなんなの
ビュコック「その通り、彼が辞めればいいのだ。幼児程度のメンタリティしか持たん奴が三千万の将兵の軍師だと知ったら帝国軍が踊りだすだろうて」
帝国は帝国で、軍にフォークに負けず劣らずなのがいっぱい居る気もします
だからこそラインハルトが元帥府でまともな奴をかき集めたわけで
で、本題の、ロボスに撤退許可をもらう件はというと
グリーンヒル「総司令官は、今“お休み”になられております」
さすがに「昼寝中」は改変しましたか
そもそもイゼルローンの昼が帝国領の昼とも限りませんし
ってそういう問題か
ビュコック「はあ!? 今何とおっしゃった!?」
グリーンヒル「総司令官閣下は今“お休み”になられております、敵襲以外は起こすなとのご命令です」
大事なことなので二回言いました
もう質の悪い冗談の領域ですよね
ビュコック「よろしい、よく分かりました。この上は前線指揮官として部下の生命に対する義務を遂行するまでです」
じいさんかっけえ!! こういう人の下で働きたい
「お手数おかけしました、総司令官がお目覚めの時は良い夢が見られたか、ビュコックが気にしていたとお伝え願いましょう!」
「それでは!」
有無を言わせぬぶつ切り! 光る皮肉
フィッシャーじゃありませんが、この人、退役後物書きになったら結構売れるもの書いてくれるかもしれません
これでもキレずに我慢した方なんだろうなぁ…
「よし、今から『敵襲』だ。起こしてやる」ってピストル持ってイゼルローンに向かわなかっただけ温厚と言えるでしょう
17分、1話24分のアニメで17分が同盟に使われました
やっと帝国側ですよ
ラインハルトから同盟の補給部隊を討つように命じられるキルヒアイス
キルヒアイス「かしこまりました」
明らかに腹に一物ある雰囲気のキルヒアイス
ラインハルト「この作戦に納得していないようだな」
キルヒアイス「いえ、そのようなことは」
隠し事ができる間柄でもなく、キルヒアイスの優しさを一番知っているのは、アンネローゼを例外とすれば、ラインハルトなのです
有効とはいえ民に負担を強いる作戦を行うことをラインハルトも苦々しく思っている
ラインハルト「勝つためだ、キルヒアイス」
そういえば十話の感想で今回の作戦がオーベルシュタイン発みたいに書いたんですけど、ここまで観て分からなくなりました
ラインハルトが考えたような気もします
ヤンが言うようにそれくらいのことはしそうって思えました
キルヒアイス「…はい、分かっております」
やっと表情を緩めたキルヒアイス
自分の気持ちが伝わっていたことが嬉しかったのか、民にしわ寄せが行くことを嫌だと思ってくれていたと分かったからなのか、とにかく安心したっぽいです
さて、次は「『銀英』好き同士で酒を呑んだら絶対言いたい乾杯の挨拶、常に1位」であろう台詞が出る場面です
ワインが注がれたグラスを手に、一人づつ提督の名を呼んでいくラインハルト
「DNT」から見始めた人は多分まだ出番少なすぎて彼らの顔と名前が一致してないと思うので、いい配慮だったかもしれません(この台詞は小説まんまです)
ラインハルト「卿らのうえに大伸オーディンの恩寵あらんことを」
「プロージット!」
パリン!
やっぱりこの人たちはこうでないといけません!
カッコいい場面でした
砕けたガラスの破片が宇宙の星にリンクしていく絵とかもうすごく良かったです
だったらたたたた、だったらたたたた…(出撃BGM)
だったらたたたた、だったらたたたた…
BGM流しながら旗艦と各キャラ映していくだけですか!?
感想書きようないんですけど!?
やっぱりなんか帝国側、同盟より扱い悪くないですかDNT?
あ、ちなみに私が「銀英伝」で三番目に好きな船がこれです
多分この赤い船、ワーレンの旗艦、火竜(サラマンドル)
違ったらごめんなさい、戦争始まったら名前出ると思います
なお、月並みながら一番はブリュンヒルトで二番がバルバロッサです
皇帝にストールをかけてあげながらラインハルトを見送るアンネローゼ
台詞はなし
あと、今まであえて書きませんでしたけど、この人の金色のもさもさまつ毛、なんか変じゃないですか?
ついに同盟を迎え撃つべく宇宙に飛び立つラインハルト
十一話、帝国側、ほとんど無言で飛び立っただけじゃないですか!?
やっぱり戦争しないといけませんね、戦争
画面に出すだけで帝国のキャラは恰好は付きますけど、本当の魅力は戦ってなんぼです
次はやっとぶつかりますね
まともな戦いって「カストロプ動乱」以来じゃあ?
次回 第十二話 死線[後編]
「邂逅」の最終回、ってでなかった、ってことは十三話でアムリッツァ会戦やって一区切りなんでしょうか?
ではここまで
Сайхан амраарай.







































































