この記事は アニメ 銀河英雄伝説Die Neie These 第10話 「幕間狂言」のネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください
また、「銀河英雄伝説」全編のネタバレを含む可能性もあります。未見の方はお気をつけください
とうとう登場しましましたよ
こ い つ が
「大登場です」
このイケメンが出てきましたよ
まさかの顔と声を引っさげて満を辞して登場しました
何も知らないアニメファンの女性に顔だけ見せて、声優さん教えて「銀英伝の主役はこいつ」とか言って騙してみたい衝動に駆られます
ただ、美形ではあっても表情のせいで印象が悪い、というのをうまく表現していた造形だったかと
それは後の楽しみにして、感想を書く前に一つ
最近色々あってアニメ感想を書くモチベーションが駄々下がりだったとこに、「これしかないでしょ!」って言葉を見つけました
私がブログを書く理由はただただ「伊達と酔狂」です
好きで、楽しいからやってるんです、他人にブログの方針とやかく言われる筋合いはありません
2話のラオの原作通りの登場を喜んでおいて、掌を返すようですが、
ダスティ、いつになったら出すティ・・・
OPにも間違いなくこいつ↑ってのがいるのに(違ってたらどうしよう)
まさか本当に原作小説通り救国軍事クーデターまで出さないつもりなんでしょうか
さて十話
今回は「銀英伝」らしく同盟帝国交互に出てきました
それでも「DNT」はやや同盟にウエイトを置いている感が否めません
感想行きます
冒頭
悪巧み大好きフェザーンの黒狐ルビンスキー
同盟がまだはっきりとは決めていないのに弁務官のレムシャイドに「3000万の兵力で帝国に攻めこもうとしてる」とか情報漏らしちゃってます
時系列的にどうなってるのやら
実はあんまり印象にない帝国のフェザーン弁務官レムシャイド登場
レムシャイド「反徒どもがイゼルローンという橋頭堡を有するに至ったのは事実だが、それがすぐ全面的な攻勢に結び付くとは限らんでしょう」
声は真殿光昭さん
知ってる人で良かったと安心しました。なんとなく、「善」と「悪」の区別のつけにくいポジのキャラを多く演じてらっしゃる方って印象です
そう思うとレムシャイドもどちらでもありませんね
ルビンスキーにはただのコマです
とりあえず話を持ち帰るレムシャイドを軽蔑とともに見送るルビンスキー
ドミニク「楽しそうね」
権謀知略を巡らせるルビンスキーを無感動に評するドミニク
このひとが、もうちょっと出しゃばってしっちゃかめっちゃかにしてくれたら銀英伝の歴史は大きく変わっていたと思います
それくらいの智謀の持ち主なんですよね
ルビンスキー「人生を豊かにするものはいくつもあるが、中でも最高の興奮をもたらすものは国家や人間の運命を無形のチップにして争う政略と戦略のゲームだ」
宇宙はゲーム盤
同盟も帝国も、ヤンもラインハルトもコインやサイコロと同じ
大物感漂わせて、実際大物ではあるんですけど、このルビンスキーがそこまで大人物だったとも思えないんです
他人を駒にしてるつもりで、結局自分も「地球にI love you」な人たちの駒のひとつに過ぎなかったんじゃないかと
最後まで観ての感想ですけどね
今抱くべきではなく、今書くべきでもない内容でしょう
OPを挟み
レムシャイドから届いた情報を吟味し、ラインハルトの処分と利用価値をどーたらこーたらと財務尚書のゲルラッハに話しているリヒテンラーデ
リヒテンラーデ「我々は戦って勝つ必要があるのだ、平民どもの間でまたぞろ革命気分とやらが造成されつつある」
根っこの腐り方って同盟も帝国も同じですよね
一度手に入れた権力や立場を失わないために、勝手に自分より下と決めた者たちの命をホイホイ生贄にする
あれ? 現代の日本社会とそっくりなような…
ただ、似てるのは腐り方だけ
帝国と同盟には決定的な違いがあり、それが今回ヤンの口から語られます
前回のろくでもない理由で決められた出兵案に対し、具体的な話が推し進められてしまう同盟軍統合作戦本部
シトレ「それでは、編成軍の部隊編成に対して、後方主任参謀キャゼルヌ少将より確認してもらおう」
改めて観て、というか聞いて、ヤンってこの時点でキャゼルヌの階級抜いたんですね
キャゼルヌもまだ小さい娘が二人いる、程度の年齢で「少将」ってとんでもないです
彼みたいに実際に能力相応の将官が多ければ良いのですが…
キャゼルヌ「まず、遠征軍総司令官は宇宙艦隊司令長官ラザール・ロボス元帥が務められます」
初めて出てきましたっけ?
イメージ通りでした
昼寝おじさんです。それ以上でもそれ以下でもなく、それ以上記憶に留める価値もない人です
原作小説では、ここまで無能になってしまった理由の箇所が実に面白いんですけど、それをきっちり描くくらいならもう一人の戦犯に尺を割いてほしかったので、期待通りです
キャゼルヌ「総参謀長はドワイト・グリーンヒル大将」
九話のレストランのシーンで出てきたフレデリカの親父です
50歳位でしょうか? ちなみに奥さんとはかなり年が離れてるそうな
有能であるかどうかは微妙だけど善人
そしてそれが後の明暗を分けてしまった人
「DNT」から「銀英伝」観てるよ、なんて人が感想読みたくて私の記事なんか選ばないと思うのですが、一応念のため今はこの辺で
実戦部隊の八個宇宙艦隊の提督たちの紹介
この記事では容量の許す限り出番の少ない提督たちも紹介してあげます
キャゼルヌ「ルフェーブル中将麾下第三艦隊、ビュコック中将麾下第五艦隊」
ビュコックじいさんは今後も大活躍します
あのラインハルトでさえ認めるほど…
あー、もう
「ネタバレ大嫌いや!」とか前の記事で書いてしまったせいで書きにくいなあ
わざわざ出だしに赤に白抜き文字で警告してるんだから今後の展開知っちゃっても恨まないでくださいよ?
キャゼルヌ「ホーウッド中将麾下第七艦隊、アップルトン中将麾下第八艦隊、アル・サレム中将麾下第九艦隊、ウランフ中将麾下第十艦隊」
ウランフだけは覚えてます
主に藤崎先生の漫画版のおかげで
そして、その藤崎先生の漫画版で大活躍(結局負けましたが)したのがホーウッドだったかな~?と思いましたが、「ホーランド」ですね
このタイミングでは死んでます
キャゼルヌ「ボロディン中将麾下第十二艦隊、ヤン中将麾下第十三艦隊」
とうとう中将にまでされてしまって、一個艦隊を預かることになったヤン
そういえば第二艦隊はアスターテ会戦を生き延びて、第四、第六艦隊の生き残りを編入して十三艦隊にしたんだから二、四、六、が飛んでるのは分かるんですが、第一艦隊と、第十一艦隊が飛んでます
小説によれば、本国に残るそうです
ほとんどがじじいかケガ人や病人なんだろうなぁ、とか嫌な想像をしてしまいました
キャゼルヌ「その他、各種独立部隊などを併せ、総動員数三千二十二万七千四百名」
ちょっと何言ってんのかわかんないですキャゼルヌ先輩
気になって調べてみたんですが、世界大戦クラスです
「宇宙まで行って何やってんの人類?」ってレベルですよね
ヤン「(三千万といえば全軍のおよそ6割、やれやれ、気が遠くなるな)」
ヤンが嘆くわけです
前置きが長くなりましたが、十話の構成はこんなでした
第十話 「幕間狂言」
どういう意味のタイトルか考えてみたんですけど、結局よく分かりませんでした
困ったときのWikipedia先生によれば、「比喩としての“狂言”」とは、「人を騙すために作り事を仕組むことに対して比喩的に狂言を使うことがある」とのこと(狂言誘拐、狂言強盗など)
これが一番しっくり来てしまいました
そんなことに三千万の命使うんか、ってのが今回の話ですね
ヤン「イゼルローン攻略の代償が少なすぎたのか…」
ユリアン「なにかおっしゃいましたか? 提督」
やっぱりユリアンがヤンを呼ぶときは階級よりも「提督」が一番しっくりきますよね
犠牲が少なかったせいで今回の無謀な出兵が立案された
もっと犠牲を出してイゼルローンを攻略していればよかったのかというとそれで死んだ兵の命はどうなる?
堂々巡りの考えに陥ったヤン
ヤン「勝利とは、かくも容易なのかと思ってしまったんだ。あちっ!」
二十九歳の男性に、男から言う感想じゃありませんが、ここのヤン、ちょっと可愛かったです
少し深めに考えると、普段紅茶にブランデーを「たっぷり」入れてるからこんなに熱くないのか、考え事に集中し過ぎてたのか、独り言で喉が渇いたけど思ったより熱かった、こんなところでしょうか
私は最近紅茶を飲み過ぎてさすがにマンネリ化してきたので、今は緑茶を飲んでいます。どうでもいいですね
ユリアン「じゃあそもそもどうしてこんな無茶な作戦案が立案されたんです?」
ヤン「選挙が近いからさ」
自由惑星同盟の腐敗を、たった一言で言い表す台詞
あまり他人事とも思えません
ところでTVに映っている英語、片方は「Your vote(あなたの票)」だと思うんですが、もう一つが分かりませんでした
「あなたの一票があなたの運命を左右する」みたいな意味が書いてあるのは予想がつくのですが…
ヤン「たかだか四年の政権を維持するために、三千万の将兵を死地に送り込む、私には到底理解できないね」
ここまで見え透いてるとあの九話の場面も恥ずかしくなってきます
家族を、友人を帝国に殺されたと思っている人も多くいて、恨みを晴らしたいって感情を利用されてるって側面はあるんでしょうが
それこそ史実でアドルフ・ヒトラーなどがやったことに近いです
ヤンの、ユリアンとの会話の回想シーンが終わり、会議で具体的な行動案の話し合いを始めようとするシトレ
いよいよです。い よ い よ です
フォーク「本部長閣下。作戦参謀フォーク准将であります、今回の出兵は同盟開闢以来の壮挙であると信じます。これに幕僚として参加させて頂けるは武人の名誉、これに過ぎたるはありません」
かっこいい素敵抱いて!
なんと声優さんは神谷浩史さん!
色んな意味でガンダムに関わりの深い声優さんです
前作以上のインパクトを与えるなら、ガンダム声優さんをぶつけるしかないような気はしてたのですが…やってくれました
もう彼が何か言うたび、顔が映るたびゲラゲラ笑ってしまいました
「スタッフよくぞやってくれた!」と、「新たな銀河の一ページだ!」と
ちなみに前作の顔
藤崎先生版(ちなみに真ん中…ってワーレンの時も書きましたな)
いかに「DNT」で美形にしてもらってるかわかるってものです
そして十一話、十二話で顔が崩れていくのが楽しみで仕方ありません
フォークが喋り始めたとき「ずんちゃかずんちゃか」って感じの謎のドラムロールが流れてました
長台詞なのに、ものの見事に何の意見も出してない第一声
これでこそアンドリュー・フォークです
個人的「DNT」第十話の裏主役のシトレが一挙動で座らせたシーンも素敵
ちなみに言うまでもありませんが、表主役はフォークヤンです
ウランフ「まず、この遠征の戦略上の目的をお聞かせ願いたい」
比較的出番があり、常識もあるウランフ
有名な話ですがモンゴルの末裔でフルネームは「ウランフ」だけです
フォーク「大軍をもって、帝国領土の奥深く侵攻する。それだけで帝国軍人どもの心胆を寒からしめることができましょう」
なんてすばらしい作戦なんだ!
で、どないせいちゅうの? ビビらせただけで終わり?
フォーク「それは、高度の柔軟性を維持しつつ、臨機応変に対処することになろうかと思われます」
来ました! アニメ史上に遺すべき屈指の台詞
でも歴史的迷台詞を言っている最中にヤンを映されちゃいました
この放映を見たらきっとフォーク准将おこですね
アニメスタッフに文句を言いに行ったことでしょう
ビュコック「ようするに、行き当たりばったりということではないのかな」
これはこれで名言だと思います
現実世界でも使えそうですけど、ある程度偉くなってからにしましょう
この辺の台詞はアニメ観ながらの聞き取りでなくて、暗記できてました
ヤン「戦いの時期を現時点に定めた理由をお訊きしたい」
その通り、なんで今なんだ
フォーク「戦いには機というものがあります」
ヤン「つまり、現在こそが帝国に対して攻勢に出る機会だと貴官は言いたいのか」
フォーク「大攻勢です、ヤン中将」
もうー、間違えちゃだめじゃないですか、とばかりの准将
前作の古谷徹さんはこのキャラ、大嫌いで愛着がまるで無かったそうですけど、神谷さんはすごく楽しんで演じてそうですよね
なんとなく声からそんな感じがしました
そして、フォークは質問に答えろよと
具体的な理由は答えないまま勝手に説明だけ進めちゃう作戦参謀
とりあえず突っ込んでいけば勝てる、という脳内お花畑
いますよねー、こういう人
こっちの言うことに全く返事せず、言いたいことだけ言う人
言ってることは長いんだけど全く中身がなくて会議の時間だけ使う人
ま、私もそんな会社とか社会に疲れて、言いたいこと好きなだけ言いまくるためにブログ書いてるんですが
ヤン「この布陣では敵陣に深入りし過ぎる。隊列はあまりに長くなり、補給にも支障をきたすだろう」
キャゼルヌ「後方を預かる小官としてはその場合の補給について危惧を覚えます」
次々出てくる常識的な意見
別に戦術家や軍人でなくても出せる意見でしょう
ようするに「飯どないすんねん」って話ですものね
子供でも考えることです
飯ないなら現地調達とか「解放軍」が聞いて呆れることを言い出すロボス長官
ロボス「それをなんとかするのが、君の仕事だ」
キャゼルヌ「俺が魔法の壺を持っていて、そこから物資が出てくると思っているのか!?」
多角的な方面からブラック臭が漂っている同盟中枢
この遠征を迎撃するのはおそらくローエングラム伯
彼相手にどれだけ慎重になっても慎重すぎるということはない
というヤンの主張に
「あいつまだガキだから多分失敗する」みたいなパエッタ理論で無能をさらすグリーンヒル大将
そのやりとりに
フォーク「敵を過大評価し、必要以上に恐れるのは武人として最も恥ずべきところ。ましてやそれが味方の士気を削ぎ、その決断と行動を鈍らせるとあっては結果として敵を利することになりましょう」
顔と声は本当に主役級のイケメンですよね
相手がアホだと文字数の多さで騙せるんでしょうけど、ちゃんと話を聞く人は騙せません
ビュコック「フォーク准将! 貴官の今の発言は礼を失しておる! 貴官の意見に賛同せず慎重論を唱えたからといって『利敵行為』呼ばわりとは何事か!」
性格上、立場上、ヤンを表立って味方できないけど、基本的にはその卓越した戦術眼を認めてくれているビュコック
彼らの絆がもっと前から深く結ばれていたら同盟の辿る未来も違ったかもしれません
個人的には、彼とその奥さんとのやり取りが大好きです
理解があったんだなぁと
フォークの「とりあえず進軍すれば帝国民は歓迎してくれる、帝国軍はビビって逃げる」という愉快な作戦案は結局少しも軌道修正できないまま会議が終わりに近づきます
ヤン「(それこそ、予測ですらない、一方的な期待に過ぎねえ)」
本当にこういう言葉遣いなのか、自分の耳に自信がないのですが、次の台詞もそんな口調だったので聞こえたままを書きました
ヤン「(帝国人民が現実の平和より、空想上の自由と平等を求めているとどうして言える? 遠征計画そのものも無責任なら、運用も無責任極まりねえ)」
心の中の声とはいえ、ヤンがこんな吐き捨てるような語尾になってもおかしくないようなフォークの理想論
こんなこといいな、できたらいいな、がすべて思い通りになると疑っていない作戦参謀に怒りを通り越して呆れも通り越すヤン
そこへ
ユリアン「やめちゃえばいいのに」
回想シーンの続き
まだ子供なユリアンならではの、純粋な意見
でも、自分たちが選挙で選んだ政治家の決めたことを勝手にはやめられない
それが民主主義
我らが誇る民主主義ですよ(よく放映できてますよねこの内容)
ヤン「僕らが自由の国の自由の軍隊であろうとする限りね」
おお、ヤンはユリアン相手に口調が砕けると一人称「僕」になるんですか
前に亡き親友のジャンに「俺」って言ってましたよね
なんとなくヤンは友人でも家族でも誰にでも一人称「私」な人なんだと思ってました
ちなみに、ユリアンの言ってることを、ヤンは一回実行しようとしたんです
少なくとも、「自分はやらなくていいように」退役しようとしたんです
でも、ここでヤンまで逃げたらもう同盟そのものがヤバいところまで来てしまっている
そんな様子を暗喩するかのような統合作戦本部
夕日に照らされて、まるで血に染まっているようです
シトレ「私も甘かったよ、イゼルローンを手に入れれば戦火は遠のくと考えていたのだから」
「私自身には自業自得だが、君などにはいい迷惑だろうな」
いやホントですよシトレ学長
この出兵にフェザーンが暗躍してればまだ諦めもつくんですが、明らかに自分らから喧嘩売ってますものね
せめて、帝国が「俺らのイゼルローン返せやこらあ!」って言ってくるまでは平和が続いてほしかったものです
シトレ「勝ってはならないときに勝ったがため、滅亡に追い込まれた国家は歴史上無数にある。君なら、知っているだろうがな」
ヤン「…ええ」
シトレの言ってるような国家が一つも思い浮かべられませんでした
だって、日本もドイツも何だかんだでWWⅡ後復興したじゃないですか
シトレ「私は軍人だ。政治のことは言うまい。だが軍に限って言えば、フォーク准将、あの男はいかん」
ヤン「――!」
自分の作戦案が通ったからか、嬉しそうにドヤ顔で歩いているフォーク
そして「いや『いかん』とかそんないくいかんの問題じゃないでしょ」って感じで驚いた表情のヤン
フォークの危険さを語り、軍からああいう人間がいなくなるようにしてほしいと頼むシトレ
対して
ヤン「本部長閣下はいつも私に重すぎる課題をお与えになります」
「私はこれでも君子のつもりですから、危うきには近寄りたくないのです、自分のできる範囲で何か仕事をやったら後はのんびり気楽に暮らしたい、そう思うのは、怠け根性なんでしょうか」
まさしく私が信条としている(というかヤンに影響されてこう考えるようになった)持論を言うヤン
無理矢理他のキャラも挙げるなら、「ジョジョ」の吉良吉影とかでしょうか
敵を作らず、自分が生きていけるだけ稼いで、あとは無理せず好きなことして生きたいです
この場面、ヤンの視点で観た人が多かったでしょうね
シトレ「そうだ、『怠け根性』だ」
だけど、シトレはそんな元生徒にバッサリ
ヒドイです。
シトレ「私もこれで色々苦労をしてきた。後を託すものとして君にも才能相応の苦労をしてもらわんと」
「第一、不公平というものだ」
ヤン「不公平、ですか」
なんかこの台詞で、シトレの気持ちがすごく分かってしまいました
「こっちだって色々苦労したんだ」って若者に言いたい気持ち、よく分かります
彼らの産まれた時代の方がより大変だって分かってても、自分たちくらいの苦労は味わわせてやりたい、そんな老人特有のいけずな感情が理解できました。さぞや憎まれるでしょうがね
そんなシーンで同盟側が一度終わり、またしても同盟メインにされた十話でやっと帝国側にやっと尺が回ってきました
ラインハルト「不公平というものだ」
ラインハルト「卿らも承知のことだろうが、自由惑星同盟を僭称する辺境の反徒どもは帝国の前哨基地たるイゼルローンを強奪、占拠した」
なんかすっごい久しぶりに思えます
1週空いた上に九話は完全に同盟だけでしたしね
同盟の攻撃作戦の推定規模を伝えるラインハルト
ラインハルト「推定では戦艦二十万、将兵三千万」
これくらいのタイミングになってくると、もうフェザーンの内通者も、同盟にいる帝国のスパイも同じこと言ってて、情報が確定してきてるんでしょうね
しかしラインハルトは「戦える」と大喜び
アイスブルーの瞳を輝かせています
ラインハルト「要するに、他の部隊は皇宮の飾り人形。まるで頼りにならないというわけだ、昇進と勲章を手に入れるよい機会だぞ」
元帥府の新提督たちもやっとラインハルトの下で手腕が振るえると手ぐすね引いている感じです
そしてワーレンの顔がやはり面白い
後は、あの面接の後ちゃんとラインハルト麾下に入っている無表情なオーベルシュタインに目が行きます
既に作戦を立案しているのに提督たちに意見を求めるラインハルト
これは、ある程度部下の戦略をきいて話し合ってみたい、という彼なりの「遊び」なんでしょうかね
ビッテンフェルト「敵がイゼルローン回廊を出ると同時に叩く、これに優る戦術はありますまい」
ミッターマイヤー「確かに、敵の出現する宙域を特定でき、先頭を正面から叩くことも、半包囲態勢を取ることも可能です」
ビッテンフェルト「反徒どもは帝国領を踏むこともなく、逃げ失せますでしょうな!」
しごくまっとうな正攻法を言うビッテンフェルトと、賛同するミッターマイヤー
そりゃ、場所が分かってれば普通待ち伏せですよね
ビッテンフェルトのこういう素直なところ、ラインハルトはすごく好感を持っていると勝手に思ってます
それに、自分が最初に考えてみた案とも一致してたんでしょう
だから「卿らの意気やよし」と言ったのかなと
それでも、戦いになる、ようにするにはもうひと知恵要る
「敵を帝国領の奥まで誘い込む」という基本方針を述べた後で、
ラインハルト「オーベルシュタイン!」
オーベルシュタイン「は」
お世辞にも好意的な目を向けられていないオーベルシュタイン
人には誰しも良心のタガみたいものがあるんですが、それを自ら外しているこの男はやっぱり嫌われてます
それさえ思惑通りなのでしょうね
特に嫌な目を向けるミッターマイヤー
ビッテンフェルトも嫌悪の目を向けるかと思いましたが、彼とキルヒアイスだけでした
キルヒアイスは嫌悪よりも、自分以外がラインハルトの隣に立つことに対して複雑に思ってそう
あからさまに毛嫌いしないのも彼の優しさであり、美点にして弱点で、それをオーベルシュタイン看過されています
口パクだけで説明される、反徒の侵攻への迎撃作戦
草案はラインハルトからなんですが、オーベルシュタインの赤ペンが入ると、目を背けたくなるようなえげつない作戦に変わってしまいます
そんな非道な罠が待ち受けているとは知らず
イゼルローン要塞に陣取る同盟軍
ところで、フォークに限りませんが「DNT」に何人かいるこの悪魔の羽根みたいな形した眉毛は何なんですか?
久しぶりに揃ったヤンの第十三艦隊
シェーンコップたちローゼンリッターもそのまま白兵戦部隊として組み込まれています
そういえば薔薇の連隊って艦隊運用できる人はいるのでしょうか
まさに火蓋が切って落とされる
って感じのところで第十話 「幕間狂言」ここまでです
今のところ「DNT」は同盟に尺が偏ってる感があって、帝国のキャラの方が好きな人たちは文句言いそう
私はどちらも好きですが、どっちか決めろって言われたら同盟の方が好きです
次回 第十一話 死闘[前編]
また来た! 前後編
てっきり「邂逅」最終回のタイトルは「アムリッツァ会戦」だと思ってました
ではここまで!
Guten Morgen!































































