この記事はアニメ 食戟のソーマ 餐の皿 遠月列車第14話「遠月列車は行く」のネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください

 

Abemaでは定刻には観れても、見逃し放送観れないしでだいぶ滞っていた「食戟のソーマ」感想ですが

U-nextで配信始めてくれたので「遠月列車篇」第14話の感想書きます

 

最新話は18話…

私の筆の遅さで追いつく日は来るんでしょうか?

 

まず「遠月列車って何?」状態だったんですが、今回で納得いきました

進級試験がそもそも列車で北海道を移動しながらなんですね

北海道、いいですよ、北海道

食事の良さは日本国内でも随一です

 

と言っても私は一度しか行ったことありませんけど

一番美味しかったのは函館で泊まったホテルでの食事でしたかね~? 

 

冒頭

 

えりな「さあ! あなた方が本当に誇りある料理人ならば、私についてきなさい!」

第13話の天丼で吹っ切れたえりなは寮の面々に味方することを決め自分の知識と技術を叩き込むことにしたのでした

 

なんだかんだで、この上から目線が薊と似た者親子って思うのは私だけでしょうか?

 

「二年生になるぞーーー!!」

心強いえりなの協力を得られることになり、進級を目指し燃える悠姫たち寮生

 

不登校児じゃあるまいし、「二年生になるぞ!」っていう頑張り方も珍しいような 

大学だと単位足りないと似た状況になりますが

 

第14話 「遠月列車は行く」

改めて考えたら本当におかしな学校です

たとえ途中で退学になったとしても、「この学校に通ってた」だけで語り草にできるのも分かる気がします

 

おかしな学校の中でさらにおかしなことをしているおかしな理事長

 

薊「以上で進級試験の特別授業は終わりだ」

理事長が直接教鞭をとる展開って他の漫画でもたまに見ますけど、そもそも学園の理事長って教員免許持ってる人がなるものなんでしょうかね?

小中高と公立だったので「理事長」の立ち位置がよく分かりません

 

何にしても、薊さんいい先生じゃないですか

ちゃんと自分で手を動かして生徒に教えてくれるなんて

同じ速水奨さん声で同じような立場の、「暗殺教室」の浅野理事長と同じく、そこまでの悪人とも思えないんですよねこの人

 

「課題を一つクリアするごとに北海道を移動していく」という、愉快極まる進級試験のシステムについて説明してくれる緋沙子

パンフレットの表紙の雪ダルマが可愛かったです

ひょっとしてセントラルの誰かが作ったんでしょうかこの冊子

 

毎年「北海道の各地の食材をテーマにする」とのこと

これって北海道出身の人がめっちゃ有利なんじゃ…

時期的にも、気候に慣れてないと体調崩すでしょうしね

 

えりな「だからこそ、現地で柔軟に対応しなければなりません」

“高度な柔軟性を維持しつつ臨機応変に”

ギャグにされてますが、現実の職場では本当に重要です

 

どこで調達したのかこんな服と眼鏡

ノリノリな女教師モードで寮の面子を鍛える気満々のえりな

スパルタ宣言して面々に北海道の知識を叩き込もうとしている中

 

イサミ「こんにちはー、水戸さん」

創真に差し入れでも持ってきたのか、肉魅こと水戸郁魅に愛想よく声をかけるイサミ

 

私はアルディーニ兄弟は、私はタクミの方が好きですが、イサミも充分性格イケメンだと思うのです

だから「痩せると美形」って設定は要らなかったんじゃないかな~と

 

そして、えりなをまだ崇拝している郁魅

 

郁魅「えりな様…かっこいい…」

元々この子がえりなのシンパだったってこと、忘れかけてました

 

個人的には、北海道のジビエについて教えてもらいたいです

そういえば前に「北海道に行ったら食うべきは寿司だ!」と力説してる同僚がいました 今回のお題ですが、海鮮も美味いですよね

 

フェリーから降り立って北海道で最初に食べた料理は味噌ラーメンでしたかね、私は

めちゃめちゃ美味かったです

 

えりな「今の私はここにいるみんなが学園から去るなんて絶対にイヤなの! 一緒に二年生になるのよ!」

創真「おう、あたりめえだろ」

ようやくメインヒロインらしくなってきた薙切えりな

今までは、敵でも味方でもない宙ぶらりんのポジでしたものね

 

敵に回しても大して怖くないというかエロいだけだけど、味方に回すと頼もしい、何気にあまり見ないタイプのヒロインになってきました

 

女キャラの扱い方については、「食戟のソーマ」はちょっとWJとしては型破りな漫画です

こういう序盤からいるヒロインは、美形男ばかり出てきて出番がなくなるか、アホみたいにすごいキャラとして「存在感」と「物語貢献度」だけはあるけど戦いでの出番はあまりないか、の二択ですからね大体

 

飛行機に乗ってる描写は効果音だけであっという間に

 

創真・悠姫「ほっかいどーーーー!!」

北海道につきました

 

子供か!

って子供ですよね高1ですし

 

アリス「ンフフ、みんな無邪気ね」

リョウ「雪なんて珍しくもねえし」

恵「私たち、雪国育ちだもんね」

長野に長く住んだ後に他県に転勤したとき、こんな気分を味わいました

皆さん、家に雪かき用のスコップを持ってないことに驚きました

 

それにしても、恵はいつの間にかかなり黒木場くんと打ち解けましたね

あのジョジョ絵でのラッシュ対決がずいぶん昔に思えます

 

「すみませんでしたえりな先生~…」
えりな「えりなっちでいいわよ」

そしてこの子も変わったなぁ…

 

女の子の名前3文字の後に「っち」ってつけてるのを聞くといつも「おジャ魔女どれみ」を思い出します

 

バスでの移動のさなか、ちゃっかり創真の隣を確保してヒロインポジをキープしている田所さんもさることながら、

このシーンはチラリと見えた貞塚さんが印象に残りました

本当に、「捨てキャラ」がいませんよねこの作品。少なくとも遠月学園には

 

「不合格となったら隣のバスで空港まで強制送還。即退学」という愉快痛快なバスガイドの案内を聞きながら移動していくバス

なにもあんな囚人運ぶみたいなバスにせんでも…

 

そして始まる進級試験

 

創真「ハハ、こりゃまた随分露骨に分けられたなあおい」

画像では恵が見切れていますが、創真、リョウ、アリス、悠姫とセントラルの方針に従わない者がキッチリ集められている5人組の班

やったー、アリスに出番だ

 

江戸時代の「五人組」よろしく、連帯責任で5人で点数が合格に届かなければ5人とも失格という実に遠月らしい制度のようです

 

でも創真は友達同士ばかりで嬉しそう

私でも、こんな風にある意味気心が知れた連中と一緒の試験の方がいいです

 

広井「この部屋でお題となる食材は『鮭』、私が認めるレベルのおいしさの鮭料理を作ることができればクリアとするわ」

なんかあんまりセントラルができる前と変わってないような感じがする試験

 

いかにもなキャラが出てきました

なにげに声が勝生真沙子さん。完全にゲスト声優さんですね

こういうキャラが料理で感動してセクシーになるのが面白いアニメなんですが、はてさて

 

私なら「鮭料理」って言われたらとりあえず煮込んで石狩鍋にします

北海道の郷土料理ですね

骨が噛み砕けるくらい柔らかくなるまで、長時間煮込んでしまい、味噌で薄めに味をつけるのが好きです 野菜が溶けますが

 

リョウ「鮭の旬は秋だ。今の時期は漁獲量が減って身の質も落ちていく。なのにテーマが鮭ってのは違和感がある」

鮭に限らず、多くの食材の旬って秋ですよね

 

「量が出回るから安い、美味い、体にもいい、いいことづくめなので旬の食材を食べましょう」って小学校時代の家庭科で言われたのを思い出しました

たしか4年生から家庭が始まったんでしたっけね、私たちの時代は

 

そして今回もやはり入る嫌がらせ

 

リョウ「これは『ほっちゃれ』、産卵を終えて体力が落ちてる最低の品質の鮭だ」

関西でいう「ほるもん」みたいな感じでしょうかね?

かえって旨そうだと思うのは私だけ?

 

創真「この鮭は夜食にでもしようぜ、もったいないし」

創真のこういうところ大好き

…って思ったんですけど、いくら質が悪くても学校からの支給品を勝手に持ち帰っていいものなんでしょうか?

 

創真「『アレ』、探せばあると思うか?」

アリス「確実にあるわね、私が言うんだから間違いないわよ」

創真「割とぎりぎりになるけど」

リョウ「舐めてんのかテメエ、魚介で俺が後れを取るわけがねえだろ」

 

創真「よっしゃ! この部屋で一番うまい料理を出すのは俺たちだ」

えりなの勉強会で出た単語から何かを閃いた創真

最初から気付いていたかのようなアリスとリョウ

 

鮭には詳しくないので、まるで分かりませんが、彼らには勝機があるようです

 

アリスのポーズ、少なくとも君は、今から食材を探しに行こうとしてるようには見えない…

旅先で、男でも引っかけに行くつもりですか?

 

「「「反逆者は消えろ!」」」

まるでZAPZAPZAPされる世界みたいになっている遠月学園

 

ディストピアものってジャンルは、TRPGの「パラノイア」みたいにそのがんじがらめのルールの中で生き延びようと足掻く話も、このように反逆者としてルールに挑む話も面白いと思います

 

読むと気分が沈むので、私は積極的に読もうとはしませんが

 

勝ち誇る広井の元に「時知らず」を持って颯爽と登場する創真たち

広井先生の解説をそのまま信じるなら、「夏に水揚げされて、卵や白子の栄養がすべて身に行き渡っている最高級の鮭」だそうです

 

「白子」ってシロモノが実はなんなのか知ったときは割とショックでした

うんちく垂れるのが好きな私でも、白子を食べているときや食べようとしているときに誰かに説明する勇気はありません

 

さて、そんな夏にしか水揚げできない魚がどうしてこんな冬に手に入ったかの種明かし

 

アリス「ブライン液と呼ばれる0℃以下でも凍らない液体を用いた瞬間凍結法。対象物を氷点下に到達させる時間が圧倒的に短いため細胞膜を破壊することがない」

いわば時を止める冷凍法、ってアバン先生が使った呪文ですか?

 

分子ガストロノミーを極めたアリスの解説は流石堂に入っています

 

アリス「科学と美食、それぞれの叡智が織りなす結晶と言える技術ですわ」

アリスって、理系の知識と料理の技術だけじゃなくて、結構文才もあるんじゃないでしょうか

料理の本を出したら、その説明文を読んでるだけでも面白そう

 

とはいえ、広井の言う通り、料理しなければ上質な「時知らず」もただの凍った魚です

解凍は移動中にリョウがすでに始めていたようで

 

創真「黒木場、超速で頼めるか」

リョウ「誰に向かって言ってやがる、俺に命令するんじゃ、ねえ!」

来たあ!

岡本信彦さんの声切り替え(楽しみにするところがおかしい)

 

創真「そりゃ悪かったねえ!」

魚にレモン

定番の組み合わせなんですけどしばらくやってませんでした

 

前に風邪ひいたときにホットパンチ作るために買ったレモン汁の在庫が台所に残ってあったのを思い出しました

 

広井「なんて分厚い脂の層と身の締まり、時知らず特有の淫靡で上質な脂だわ!」

うまそう

 

それにしても広井先生、「淫靡」て…

たしかに時知らずって、説明聞くと第二次性徴を迎える前くらいの子を食べるみたいで妙にエロイんですが

 

創真「時知らずの幽庵焼き、おあ

アリス「おあがりになって!」

主人公のキメ台詞とっちゃうアリス

この顔めっちゃ可愛い

今回はアリス出番多くて私得回でした

 

さて、肝心のお味の方は

 

広井「こんなものおおおおおおおおおお!!」

「最高に脂ののった時知らずのパワーをひたすらストレートに炸裂しているーーー!!!」

だそうです

 

ふみ緒さんみたいに若返って美女になるのかと思ってました

こう来ましたか

 

残念ながら、私は生魚に性的興奮を覚えるお茶目な一面を垣間見せたりはしません

 

創真「だってこんなの日常の一部っすもん、どんな状況でもいいものを掴むため仕入れと格闘する、そんできっちり皿を出すのが定食屋の仕事だ」

創真かっこいい

 

地域密着型の定食屋って近所のスーパーで鶏肉が安い日はから揚げがいつもより一個多くなったりしてて面白いんですよね

節約料理ばっかり覚えた学生の頃を思い出しました

安くてうまくて量が出てくる定食屋を探したことも

 

広井のヒステリックな「一次試験合格よー!」に対して

 

創真「お粗末!」

アリス「もう、リーダーみたいな顔しないで」

アリスにはすでにリョウという相手がいるのに、創真との絡みもこれはこれでいいんですよね えりなに睨まれそうですが

 

別の試験部屋で創真たちと同じように嫌がらせを受けた反セントラル側のキャラたちも全員自力で食材を確保して切り抜けたとのこと

どうしても貞塚さんに目が行きます

憧れの緋沙子お姉さまと同じ班になれたっぽいですね

 

「一次試験をクリアしただけで浮かれるな」と言うえりなのシーンを挟み

いよいよタイトル回収です

 

タクミ「遠月所有の豪華寝台列車『月影』だそうだ」

なんか装甲車みたいです

 

悠姫「北海道、寝台列車で優雅に移動やて。これが進級試験じゃなかったら最高の旅行だったのに~~~!」

 

まったくもって同じ感想です

大人になってから自分のお金で旅行を楽しみましょうね

まだまだ人生は長いんですから

 

イサミ「ラウンジカーの天井から見える星空、すごく綺麗だよ。息抜きがてらに観てみてよ」

えりなの部屋に来てそれだけ言って去っていくイサミ

 

えりな「お?」

怪訝な顔をする彼女の元に、次々に訪れる来訪者

 

涼子「この列車エステルームまであるのね。私すごく肩こりする方だけど一気に体が軽くなっちゃった」

このアニメの女の子はほぼ全員肩こりする方でしょうね、そりゃあ

 

恵「玄米茶はカフェインが少なくて香りもいいからリラックスできると思うんだ」

たしかに茶にもカフェインが入ってるはずなんですが、コーヒーと違って寝る前に飲んでも大丈夫です

 

「一緒に何かしよう」とは言わないんですが、皆が皆、えりなを気にかけてくれます

 

創真「よお薙切、シャケのから揚げチップ食わね?」

そして、本当にあの「ほっちゃれ」を夜食にしている創真

有言実行というか、食材を無駄にしないというかなんというか、実に彼らしい

 

なぜみんな自分のところに来るのかと不思議がるえりなに

 

創真「ああ、それってさ、勉強会のことでみんな薙切に『ありがとう』って思ってるってことじゃねえの?」

その程度のことも分からないくらい、えりなって孤独だったのでしょうか?

人に崇敬されることには慣れてても、素直に感謝されることには慣れてなかったのでしょうかね

 

えりな「別に私は感謝されるようなことはないわよ、私がやりたいようにやってるだけで」

感謝や損得勘定を求め始めたら、こういう風に感謝もされなくなるのですよ

 

人間って不思議な生き物でしてね

自然に好き勝手やってるときが一番輝いてるのです

 

大人になってしまう前に気付くのは難しいですけどね

薊父さんが娘にこういう風に気付いて自分で育ってほしい、ってわざとああいう教育してたなら大したものです まあ違うでしょうけど

 

雑木林を抜け、イサミの言っていたすごく綺麗な星空が見えます

普段都会に居て、田舎に行って夜空を見上げるとびっくりしますよね

 

空にこんなにたくさん星があったのかって思います

特に冬の空は澄んでいて綺麗です

 

こんな星空を見ながら女の子と二人きりというシチュエーションで

 

創真「なんかイクラ食べたくなってきたな」

こ・の・お・と・こ・は…

情緒もへったくれもありません

 

でもイクラって確かに綺麗ですよね、軍艦巻きでしか食べませんけど

 

ときめきをぶち壊されつつも、温かい気持ちになったえりな

ヒロイン度が大幅向上したところで、14話ここまでです

 

次回 第15話 「立ち上がる女騎士(ジャンヌ・ダルク)」

「女騎士」に「ジャンヌ・ダルク」とルビを振ることに猛烈にツッコミをいれたい

それはもう、まるで水樹奈々さんの歌の歌詞のルビに激しくツッコミを入れたいのとそっくりな気分で、思い切り指摘したいです

 

せっかくなので締めの言葉はフランス語にしましょう

 

À la prochaine!