この記事は アニメ グランクレスト戦記 第17話「両雄」のネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください
グランクレスト戦記、第17話「両雄」。ついにミルザーとの決着回でした
多分、今まで私が書いてきた記事と違うことを書くことも多々あるでしょう
特にミルザーというキャラは、序盤からこういう思想の持ち主なんだと描いてあげてくれれば今まであんなに批判的に書かなかったのにと思います
第17話 「両雄」
せっかく堅牢な一角獣城に立て籠もっているのに討って出るというミルザー
ダルタニアからの援軍も、そして16話のフルヌード作戦のせいでウルリカからの援軍も来ないという状況に、本音か建前かは分かりませんが、「マリーネを危険にさらさない」ために城を出るといいます
テリウス「一角獣城に立て籠っている限り、そう簡単には攻め落とされません!」
涙ながらにミルザーの無謀な進軍を止めるテリウス
サムネが彼になりますが、一人くらいはミルザーのために泣く者がいてもいいでしょう
彼が純粋にミルザーに「たとえマリーネを見捨ててでも死んでほしくない」と思うほどの忠誠を感じている理由も、描かれないながらどこかにあったのでしょうね
推測に過ぎませんが、「この人あまりに孤独過ぎる…」って思ってしまったとか
ミルザー「俺はすべてを独りで決め先頭に立って行動してきた。だがそれには限界がある、お前はそれを教えてくれた」
ミルザーとテリウスの、あまりに遅すぎた悲しい信頼関係
その後に続くミルザーの真の目的
「エーラムの魔法師に代わり、君主の時代を打ち立てようと考えていた」
非常に重要な台詞が出ました
この時代の実質的な支配者ってエーラムなんですね
そうではなく、「武」によって選ばれた強き者が支配する時代にしたかったと
しかし、テオは民ともに歩む君主になろうとしている
そのテオを「時代を動かす者」と認めるような発言をするミルザー
私たちの時代から見て、かなり昔の世界観のようです
私はそれに気づかなかったせいか、ミルザーというキャラ、いえ「グランクレスト戦記」という話の本質が見えてなかったのかもしれません
あるいはそれを見せるのが、この「ミルザー」というキャラの“役割”だった、ともとれます
ずっと一角獣城を見張っていたペトルは動きがあったことを即座に狼煙で「アルトゥーク条約」の君主たちに知らせます
前回の魔法師の杖スカイプとか、この世界の文明はかなり謎です
ただ、混沌の力を使わないとそういうことはできなくて、製鉄とか陶器の加工も魔法を使ってやるような文明なのかもしれません
中世どころか、ひょっとして、技術は紀元前位なのでしょうか
シルーカ「ここで、ミルザー太子との決着をつけましょう」
テオ「望むところだよ」
狼煙を見て、ミルザーとの決着が近いことを知るテオとシルーカ
ヴィラールの仇としての敵なのか
アレクシスとマリーネが結ばれる障害としての敵なのか
テオが個人としてミルザーをどう思っているのか
正直、推し量れないです
ペトル「後続を橋の向こうまで押し返すんだ!」
最初出たとき「いつかは活躍するんだろうな~」と思っていたら、聖印まで持って兵を率いミルザーの軍の総数を削ぎにかかるペトル
“働きアリ”とか少々不名誉っぽく聞こえるものの、二つ名まで持って、いつの間にかここまで成長していました
ミルザーの本陣にかかっていっても犠牲が出るだけ
ならば少数の自分たちは一角獣城の橋の前に陣取って後続がミルザーに追いつけないように食い止めればいい
がっちり武装してますが、魔法師寄りな考え方の戦い方です
アルフレート「退けい! 退くのだ!」
会議でばかり出番のあったヒゲのいちゃもん親父、アルフレートはミルザーにかなわないと見るやすぐに撤退しようとします
どうやら本当に親父だったようで、EDクレジットによれば「ミスラフ」という名前のイケメンな息子がいるようです
思い返せば会議にも出席してた気がします
アルフレート「君主として代を重ねた名門こそが盟主に相応しいのだ。それなのに、我が条約の盟主は平民出身のテオ・コルネーロに代わろうとしている。民衆の力を使って勝つというのも、かつてなかったことだ」
ミスラフ「新しい時代を、感じませんか」
このやり取りから、徴兵制度などはなく、軍人は生まれつき軍人で、君主は世襲が基本で、「支配する代わりに戦う」という貴族本来の在り方のようです
まさしく、「ノブレス・オブ・リージュ」ですね
アルフレートの心中は
「今まで」が変わろうとしている、そんな中で自分が“古く”なるのが怖い、でもその変化を受け入れないほど愚か者にもなりたくない…
「“老兵は死なずただ去るのみ”、ってどこへ去れと言うんだよ!?」って感じでしょうか
アルフレートさん、「グランクレスト戦記」で一番私に似てる人ですね
ネット社会に居ると、彼の気持ちが痛いほどよく解ります
アルフレートの軍をそのまま突き崩したミルザー軍はキルヒス軍に対峙します
全部観た後だと、ラシックの軍に辿り着くまでに条約の各君主たちがミルザーの軍を消耗させておく作戦だったんでしょうね
どうやら息子がいたらしい、キルヒス王ソロン
あのやたらワイルドで芝居がかった鼓舞の仕方をしてた、10話で出てすぐ死んじゃったおっちゃんです
爵位、というか聖印はマリーネに奪われたのではなく息子にいったのでしょうか、それか息子に預けてから進軍したのか
ヨルゴ「これは防げぬな、さて、死ぬとしよう」
たしかにどこかソロンの面影があります
ただ、性格はまるで違うようで、戦争を指揮したりはしたくなく、自分にあった出来事を一字一句記録することに重きを置いて生きているようです
そして、思い返せば、彼も会議の場に居た気がします
むしろ居ることを忘れてもらうくらいの立場が丁度いい、そんなキャラなんでしょう
ヨルゴ「私はつまらなく生きるつもりだったのだがな…」
短い登場ながら、彼とアルフレート親子は非常に世界観把握に貢献してくれました
親父を真似たような鼓舞の後
瞬☆殺
されたかのような描写が入りましたが、生きてました
ヨルゴ「我が軍で生き残っている者352名、討ち取った敵兵の数427名。ダルタニア軍強し」
どんな記憶力してるんですかこいつ
まさか「グランクレスト戦記」の最後のページって
“かくして、後の世に言う「グランクレスト戦記」は閉幕した
ヨルゴ・ダラーラス記”
って感じで終わったりしませんよね?
たしか「ベルウィックサーガ」がそんな感じだったような
「記録付けてたのお前かよ!」みたいな
もっとも、あのゲーム、自力でクリアできませんでしたが
ラシック「ついにここまで来たか」
ラシックさんキター!
と思いきや、ミルザー急カーブでテオ打倒が優先されます
OPの映像からミルザーはテオと一騎打ちして倒されるんだろうなーと予想してました
でも、このままラシックの方に行っててもラシックが勝ってたと思います(ミルザーもその可能性を考えたのでしょう)
モレーノ「先にテオ様を倒した方がいいと判断したのかもしれません」
その通り、テオがいなくなればアルトゥーク条約の精神的な支柱が折れるのです
ミルザーのその判断力を評価しているようにも、テオの方がラシックより認められて悔しいようにも聞こえるモレーノの物言い
当然ラシックはテオを救うべく軍を急行させようとしますが、
レガリアを空にしてどこに雲隠れしていたのか、この二人が合流しました
ラシック「無事だったのか、セルジュ殿!」
てかエレットって城に置いて行かれたんじゃあ…
この人たちは本当にいつの間にか何かするのが得意です
「逃亡伯」じゃなくて「隠密伯」とか「蠢動伯」とかもう少しは前向きな二つ名に変えてあげたい
エレット「アルフレート様から事情を聴き、急ぎはせ参じました。追撃するなら我々もお加えください」
相変わらず喋るのはエレットばっかり
ラシック「ならば二手に分かれ追いましょう!」
エレット「承知しました。では、我々は右手から行きます」
セルジュなんか言え
ラシック「(ポカーン)」
全部エレットが判断しちゃうことにラシックも呆れたようです
仮とはいえ、盟主の前で魔法師の言いなりでいいんですかセルジュ
でも、不思議と「いい夫婦になりそう」って思うんですよねこの二人
ラシック「ミルザーめ、俺の主君となる男をやらせはせん!」
そんなビグザム乗ってガンダムと戦って最後はライフルで立ち向かうあの人みたいな…
まあ、ドズルは私がこういう武人系キャラを好きになった要因の一人なんですけどね
テオの軍
丸く木で柵を作っています
妄想ですけど、これを作ったのは非戦闘員まで含めた民衆たちで、その中から次の台詞に出てくる「義勇兵」が残ったのではないでしょうか
なんというか、「ほんの少しでも我が国のために何かしたい」って女子供たちや老人たちまでも言い出したんじゃないかな~、と
そして、それを言ってもらえることこそがテオの強さなんだろうなって、システィナ編を観た後だと思います
テオ「集まってもらった義勇兵の皆には今すぐ陣を離れてもらおう」
ミルザーとラシックの対決になるなら、ここに自分が陣を引いているだけでも牽制になる
そんなつもりで義勇兵を募ったんでしょうかね
でもミルザー率いるダルタニア軍が直接テオの軍に来るなら、確実に民に死人が出る、それはダメだと
なんともテオらしい
義勇兵「恐れながら、これはテオ様だけの戦いではなく、アルトゥークの住人の戦いでもあるのです」
私も自分が生まれた日本という国が好きなので、もし他国に占拠されそうになったりしたら、戦えはしなくてもほんのわずかでも何かしたいと思うでしょう
ジード「ここはダルタニアではない!」
人狼たちも森を村をミルザーに焼かれ、住むところを追われて黙っていられませんよね
義勇兵「俺たちに『戦え』と命じてください。噂の戦旗で俺たちに勇気を与えてください!」
この肌の色が違う義勇兵たちは多分テオ達とは人種が違うのでしょうね、白魔女の集落の人たちでしょうか
そして、「噂の戦旗」と呼ばれるように、テオがシスティナで民を決起させ、ロッシーニ家を打倒した噂は大陸にも届いているようです
人狼はじめ、人種も出身地も関係なく、ともに戦いたいと思わせる
シルーカ「テオ様」
私はこれまでゲーム、小説、アニメ、漫画などで色んなファンタジーものを見てきましたが
それらの多くと違い、テオは作品が始まった瞬間からの主人公ではなかったのかもしれません
「グランクレスト戦記」の話の中で、物語の主人公に成長したのです
テオ「わかったよ、君たちに、本当に守りたいものがあるのなら」
何度観ても、この青い光の糸が旗を編んでいく様は感動します
そして、この時にかかる曲がまたかっこいいんですよね
テオ「アルトゥークを取り戻すために、ともに戦おう!」
ついに、テオVSミルザーの戦いが始まりました!
本当にミルザーと戦えるまでになったんですね…テオ
毎週毎週感想書いてきて、シルーカといちゃいちゃしたり、空気になったり、急に主人公になったり、めっちゃダークになったり、色々ありましたが、本当にここまで男を上げてくれちゃってまあ…
しかし、敵はあのミルザー・クーチェス
一筋縄ではいくはずもありません
ミルザー「目標はシスティナ伯テオ・コルネーロ! 奴さえ倒せば俺たちの勝利だ」
システィナ伯、と言ったり、奴さえ倒せば、と言ったり、かなりテオを認めてきているミルザー
もう、テオを倒したいのは意地からなのか思想の対立による野心からなのか、それともマリーネへの義理立てなのか、多分ミルザーの中でも分からなくなってるんじゃないかと
テリウス「この緻密でイヤらしい戦術はシルーカ・メレテスの仕業か! 性悪女め!」
知り合いですか?
少なくとも、シルーカはテリウスのことを知ってましたね。魔法の腕は大したことないとかなんとか
戦場において、「有能」とはどういうことか
敵が嫌がることができる人が有能なんです。最高の誉め言葉じゃないですか
シルーカ「ここは通しません!」
アイシェラ「死出の案内! 仕りましょう!」
エマ「これで!」
ルナ「おしまいだよ!」
アーヴィン「お覚悟を」
ミルザー一人にまさかの5人がかり
味方戦力の最強を全員同時にぶつけるとか、テオもえげつないことします
そしてその5人がかりを、ミルザーはねのけます
強キャラだとは思ってましたが、ここまでしてやっとシルーカが火球をぶつけられただけとか
ミルザー「死ねぃ!」
しかも食らってそのままシルーカ目がけて攻撃してきます
最初に戦ってるの観たときから思ってましたが、やっぱりこの男バケモノです
ガキィィィィン!!
シルーカの危機にミルザーの刃を手甲で受け止めたテオ
恋人を殺されかけた怒りからか、もう目がなんか「戦う男」の目になってます
ミルザー「やっと出てきたか」
テオを見つけ獣じみた狂暴な笑みを浮かべるミルザー
これで、「勝った!」って思ったんでしょうかね?
なんか違う気がします
テオと戦うことができそうで喜んでるような、そんな感じがします
そして、第16話と同じように一騎討ちをもちかけます
シルーカはもちろん、エマもルナもアイシェラも、そしてアーヴィンも、固唾を飲みます
敵の親玉が目の前に一人でいるので、テオが命じればいつでも6人で一斉にかかれるわけです
つまり、変なプライドさえ捨てればもう勝ったも同然でしょう
テオ「受けて立とう!」
普通に考えたらなんて無茶なことでしょうね
シルーカ「テオ様…!」
シルーカ「一騎打ちを受けるなど、テオ様らしくありません」
テオ「これも『俺』だよ」
そう、ここで受けなくても、「テオ」でなくなる
シルーカも、条約とか大陸のためじゃなくて、言えるものなら「『私のために』受けないで」って言いたかったでしょうね
「絶対に勝ってください」というシルーカに対し、テオは「それこそ俺らしくない」と返し
テオ「ただ…、負けるつもりもない」
「勝つ」ことと「負けない」ことの差
なんか最近違うアニメでこんな話見たような
テオ「俺を信じろ」
シルーカ「…はい」
抱擁
ミルザー「別れは済んだようだな」
研ぎ澄まされた刃に二人を映しながらテオを待っていたミルザー
なんか、「戦いの美学」みたいなものを持ち始めてきてしまいました
テオがそうであるように、戦いを続ける中でミルザーというキャラにも、ともすれば「成長」とさえ言える変化があったのかもしれません
もっとも、抱擁の間に攻撃したりしたら他の4人が、特にアーヴィンが黙ってなかったでしょうが…
聖印の力で互いの刃に光を灯し、ついに決戦開始です
剣が光るこんな描写は前にありましたっけ
ライトセイバーでのチャンバラの中、異様な硬度を誇るテオの手甲がミルザーの必殺の一撃を防ぎます
テオ「黒魔女を捕らえた褒美として貰ったものだよ、異世界の金属でできているらしい」
さらっと、「異世界」とかいう単語が出てきました
ファンタジー世界風に言うと「オリハルコン」とか「アダマンタイト」とかそういう類の存在ですかね
これらはあくまで「その世界で希少」なだけですが
ミルザー「臆病者め! 何故攻撃してこない!?」
テオ「これが、俺の、戦い方だからだ!!」
先の手甲での防御に徹するテオ
ドーニと戦ったときもこんな戦い方でしたよね
ミルザーがテオに比べ激しく疲労し、手甲で受け止めた刃を押し返せるくらいになった頃
テオ「あなたは前より弱くなっている」
アルトゥークの支配のために聖印の力を使うようになったことでミルザーが前より弱くなったと語るテオ
でも、ヴィラールの聖印奪ったのにそうなんですかね?
私的見解ではここまで戦い続けてきた疲労もあったのではないかと
つまり、ペトルやアルフレート、ヨルゴたちと戦い続けた後で戦ったことでテオが有利になったんじゃないかと思います
ついに膝を折ったミルザー
テオ「周りを見るがいい、もうあなたの部下は誰も戦っていない」
ミルザー「なん…だと…」
いや、「なん・・・だと・・・」とかそんな某死神漫画みたいな…
さておき、さきほどの見解への補足として、聖印っていうのは分け与えた相手と心で信頼し合っていれば自分も力が増えるもの、だったりするんでしょうかね?
だからテオは剣の腕では自分よりはるかに勝るはずのミルザーとも戦えましたし、攻撃を受け続けながらこんな風に周りの戦局に気を配れるくらいの余裕があった
そんな風に解釈した方がいい気がします。物語的に
ラシック「テオ!」
セルジュ「システィナ伯!」
ラシックとセルジュも合流しました
もうどう転んでもミルザーには勝ち目はありません
セルジュが「システィナ伯!」ってテオに呼びかけたことになんか感動
ここでの呼びかけまでエレットに取られたらあんまりです
そして、テオは1話から言ってた故郷システィナを本当に今統治してるんだなぁ、と
とうとうミルザーの武器を弾いて飛ばすテオ
いったい何人の血を吸ったか知れないミルザーの、シャムシール
っていうんでしたかねこういう武器
冷たい目でミルザーの喉元に突きつけられるテオの刃
私はこの瞬間を待ち焦がれてこのアニメを観ていたはずなのに
どうして、こんなに、悲しいんでしょう
テオ「儀礼なので問わせてもらう。聖印か命か」
これが主人公のする顔でしょうか
する顔なんです、「グランクレスト戦記」というアニメでは
「儀礼なので」って言うところが恐ろしさを際立させています
万が一命乞いをしても殺すでしょうし、ミルザーが絶対に命乞いをしないと確信してもいるんでしょう
ミルザー「俺は、命乞いなどせぬ!」
ですよね
マリーネの刃になってに戦うにしても、その最初のやり方さえ間違えなければ、もっと高潔な戦い方、生き方ができたのかもしれません
私は今までの記事でかなり散々にミルザーのことを書いてきました
それを謝るつもりも訂正するつもりもありません
ただ、彼の生き様に対する印象を嘘偽りなく、他人の意見に左右されることなく書き続けてきて、それがここまでになるかと思うと
少し…、寂しくて
いい敵でした
本当に、いい敵でした
喉を貫かれてもなお立ち上がり刃を掴み何を為そうとしたのか
テオが刃を冷酷に回す、最期の瞬間に何を想ったのか
テオはこのときに何を想ったのか
仇を討てた喜びか
苦しみが続かないようにとの慈悲か、憐れみか
私には分かりません
ただ、もし私の気持ちをテオに重ねていいなら…
敬意
だったんじゃないかなぁ、と
聖印の光のように、赤く輝くミルザーの返り血
そして、テオがこんな顔するようになるなんて1話では全く想像してませんでした
戦いをずっと見ていたテリウス
テリウス「お供いたします」
ミルザーに勝って欲しかった、と涙しながら死を選んだテリウス
もう出陣の時点で、ミルザーと一緒に死のうって決めてたんでしょうね
シルーカも彼を一切止めようとしなかったところにこのアニメの魅力があります
感傷に浸るなというのは難しいですが、これは「グランクレスト」戦記
君主を倒したなら聖印を貰い受けねばなりません
兄の聖印を前に満足げにテオに頷くセルジュ
頷き返し、混沌核を聖印に取り込むテオ
このやり取りからして、極端な話、聖印って横取りができるんですね
心情的な話ではなく、システム的な話として
後、セルジュもだいぶ器ができてきた気がします
あとはエレットの尻の下から早く這い出ないといけませんね
シルーカが目を見開くほどの大きさになるテオの聖印
伯爵と伯爵の聖印が合わさったことになるので侯爵くらいの大きさなんでしょうか
ヴィラールの聖印を取り戻したことに、誰からともなく黙祷をささげ、
シルーカ「テオ様! よく…ご無事で」
静寂を破り、テオに抱き着くシルーカ
こんなときくらい、ただの女の子になってもいいですよね
シルーカ「お願いです、あんなことは、もう二度としないでください」
テオ「ああ、もうしないよ。俺がこの手で倒したい人はもうどこにもいないから」
そしてここからもうなんか最終回的になってしまいました
雲の切れ目から祝福の光が降り注ぎます
最終回というか、結婚式が始まったような曲が流れてました
エマとルナに抱き着かれるテオ、怒るシルーカ
ラブコメの波動を感じる…
ミルザー倒したら最終回でいい、とか書いたことありますけど、本当にそんな雰囲気の絵面です
でもまだまだテオがやるべきことは残ってるわけで
例えばそう、このひととか
ヴィラールのときもそうでしたが、なぜかこの世界の人間は聖印を持つ者同士、死を感じ取れるようです
流れ星が落ちる、みたいに、そういうなにか伝わるものがあるのでしょうか
アウベスト「我が軍だけでは、たとえ合流できても勝利は難しい。しかもマリーネ様を危険にさらすことになります」
冷静に、あくまで客観的にミルザーの意図を推測するアウベスト
彼にしては実に珍しく、感情を殺していた雰囲気の言い方でした
弟子にして義娘のシルーカも似たような感じになるときがありますよね
マリーネ「ミルザー殿、安らかに眠れ」
この台詞の後、髪が目を隠したのはひょっとして涙を浮かべたのかどうかをぼかすためだったんでしょうかね
マリーネがどう思ったかは「ご想像にお任せします」ってところでしょう
第17話 「両雄」 終わりです
この「両雄」は紛れもなくテオとミルザーのことでしたね
お互いに目指すものが違っていた、二人の「男」
次回 第18話 「盟主」
次はもう、テオの盟主就任でしょう
なんだかんだでアルフレートもセルジュに状況伝えたり、実はテオを認めてるみたいでしたし
後は今どこで何をしているのか分からないアレクシスをとっ捕まえてマリーネと再縁させるのがテオの主目的になりそうです
では、さらば、ミルザー!
第17話感想ここまでです
shab bekheir!






































































