この記事はアニメ 覇穹 封神演義 第15話「SHADOW/光」のネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください
また、漫画「封神演義」全編のネタバレを含む可能性もあります、初見の方はお気を付けください
さあ、一週空けての「覇穹 封神演義」感想になります
別に前週の総集編も観てなかったわけでもないんですが、さすがにあれには感想書けません、というかあの内容にならすでに書いてます
どこぞで「覇穹 封神演義」というアニメについて、「アニメ『星色ガールドロップ』の方がまだストーリーが分かる」、と評されてて、それに頷けてしまった自分が悲しいです
どうしてこうなった
大丈夫です、今回はまともです
韋護「この回くらい観ないと、観てきた意味ねえんでな」
今週は韋護大活躍でした
この戦いまで簡略化したらもう今までの感想記事全部消して観るのもやめてやろうとか思ってました
冒頭
楊戩「あの人は人の心の中に入ってくる。人を信用させる、何かがある」
もしこれが太公望のことを指してるなら、楊戩精神ヤバくなってます
雲中子なんとかしてあげてください
楊戩「でも僕は妖怪です、妖怪なんです」
過去に人間を食ったとかならともかく、そんなに「妖怪」であることが崑崙にいてはならない理由になるんですかねえ?
この辺、「覇穹」は楊戩が無理矢理コンプレックスを作ってるような感じがして不自然に感じます
第15話 「SHADOW/光」
このタイトルで、VS姚天君・金光聖母をきっちりやってくれると確信できました
それだけが先週の総集編をみたメリットでした…
元始天尊から連絡が入り、楊戩が金鰲島に向かったと察する太公望
太公望「目の前で師を殺され、自分自身の心の深い部分をむき出しにされたのです。さぞ王天君を憎んでおることでしょうから」
心の深い部分、って太公望は楊戩の秘密ほぼ察してるんですかね
そういえば漫画でも普通に気付いてたけど楊戩が自分で晒したとき満足げにするだけだったような
あと、「王天君を憎んでいる」なんて台詞を入れたのは後の展開に繋げるためでしょうね
「楊戩は崑崙と金鰲の最後の絆になるかもしれない」と言う元始天尊
まあこの辺は…最後まで続いてのお楽しみです
そういえば、将来的に妖怪側の教主になる彼が未登場ですね
普賢「望ちゃん…、こんなときに楊戩一人のためにドタバタしてていいの?」
わざわざこんな腐女子受け狙った台詞入れんでええっちゅうねん、と思ったけどたしか原作通りな気がします、ここ
「優しいんだけど、いざというときには冷酷な判断もできる」、好意的に捉えても、そういう台詞でしょうか
楊戩「王天君! 許さないぞ王天君!」
王天君「フッ、フフフ」
前も使ってた紅水ワープで楊戩の攻撃をかわす王天君
楊戩だらけだった総集編観た後にここの楊戩の台詞聞くと、やっぱりかなり弱ってるんだなぁと
中村悠一さん、迫力あるキャラ巧いですものね
あえて無理してる感で叫んだのでしょう
あと、王天君は某綾波レイよろしく計3人出てくるわけですが、私の記憶では3人が3人とも違う能力なんですよね
こういう空間転移は3人ともできるんでしょうか
魂魄にそういう力が宿ってるんならなんで太公望はできないんだろうと
王天君「お前らの相手は俺じゃねえ。紹介してやるよ、この姚天君と金光聖母の二人は十天君でも抜きんでた存在だ」
やっと今回のメインが出てきてくれました
ふたりとも、改めて全身を観てみるとどっちも非常に不思議な体をしています
金光聖母、手はあっても腕がないっていうか首から下がマントだけで体がありません
姚天君は、・・・姚天君はもうなんか「姚天君」としか表現のしようのないなにかです
どっちも何の妖怪仙人なんでしょうね? 布の方が元の姿だったりするんでしょうか
王天君「キサマは俺のオモチャだからな。俺はお前が好きだからついつい構っちまう」
仙界大戦の、私が見たかった場面、聞きたかった台詞は豪華声優陣で見事にきっちりやってくれるんですよねー、「覇穹」
漫画版を全部きっちりやってくれてたら、これ以上ない人生の楽しみになったでしょうに
いくら砲撃してもバリアのようなもので攻撃が届かないのでゼロ距離射撃を試みる哪吒
楊戩の「駄目だ!」の台詞の通りやっぱり無駄です
あれ、この二人空間宝貝発動してなくない?と思ったらずっと周りに浮いてる赤い字のお札みたいものが空間ですね
他の十天君も自分の十絶陣を誰かと同時に発動できるんでしょうか
金光聖母「これだから、戦うことでしか自己を表現できない子供は嫌いだ」
「手足をもぎ取られるまで自分の愚かさに気付かないからな」
それが「聖母」の言うことで、「聖母」のやることですか金光さん
たしか声優さんは元宝塚歌劇団の森なな子さん、でしたか
宝塚には詳しくないですが、お声のイメージからして男役の方だったのでしょうかね
自分はもぎ取られようもない手で哪吒を押さえつけ手足をもぎ取ってしまいました
やったのは姚天君の落魂の符ですが
姚天君「ンン? 落魂の光を受けても生きている」
金光聖母「おそらく宝貝人間なのだろう」
漫画知らないと「何故金鰲側が宝貝人間知ってるの?」ってなりそう
カットされたんですよおおおおおお(血涙)
哪吒と馬元の戦いも好きだったのになあ…ああいうマッドサイエンティストものは大好きです
韋護「楊戩よお、なんで攻撃が当たんないと思う?」
楊戩「可能性はいくつかあるけど、多分、光の屈折を使ってるんだと思う」
とにかくやっこさんたちの能力はどっちもヤバいので韋護と楊戩の作戦タイム
楊戩は強さや能力だけでなく頭脳も天才です
ほら、実に説明も分かりやすいですよ
この「アホめ」って言ってる金光聖母が面白すぎます
そして個人的に、「封神演義」でも大好きな台詞
韋護「俺は心で人を見るタイプでねえ、そうすっと見えなかった本当の形も見えるものさ。おめえらももちっと『中身』を鍛えな」
韋護かっこいいです
梅原裕一郎さんの声ととぼけた感じの演じ方も非常にイメージとマッチしてます
そして、この名台詞に対する楊戩の反応
妖怪である自分のことを言われたと思ってショックを受けたのかと思いましたが
楊戩「君、おやじ臭い」
韋護「ほっとけ!」
実に良いこと言ってると思うのにこの返しですよ
若い頃、「そんなにこの台詞おやじ臭いかなぁ、カッコイイと思うのに」ってリアルタイムでジャンプで読んで思ったんです
で、歳を経て、自分もおやじになってしまい、改めて観て聴いての感想は…
「そんなにこの台詞おやじ臭いかなぁ、カッコイイと思うのに」でした
こういう考え方がおやじ臭いのなら、私はおやじ臭くていいです
韋護「本当の攻撃は…後ろだ!」
「心の目」というよりはあのインチキ敏感肌で背後からの攻撃をかわしました
もはや数秒先が見える予知に近いようなこれ
韋護「諸君、“見てくれ”より中身を『見てくれ』」
出ました、界王様大喜びのダジャレ
ダジャレっていうのも、すぐ思いつくには豊富な語彙力が要ると思うんですよね
そして、なんか長い鉄アレイみたいな韋護の宝貝「降魔杵」
「性格に問題あり」と評しながら、こんなに強い宝貝を渡しておく道行に拍手
姚天君「信じられん道士だ! 感覚だけで戦っているとは…!」
たしかに、これは姚天君のいう通り
「んなアホな!?」
って戦い方ですよね
勘、ではなく、感、でなんとかされてるんだから読み外れもいいところです
金光聖母「フン、ならば」
あの八角形が出てきて金光聖母が「光」だけでなく「影」を生み始めます
話タイトルが完全に金光聖母の能力のことだけになってるのがなんだかなぁです。好きなキャラなんですが
太公望が楊戩にこだわり過ぎているという普賢の場面が入り(たしかに私もずっと違和感を禁じえません)、Aパート終了です
区切りの一枚
光を浴びても不敵な笑みを浮かべる哪吒
宝貝人間の彼には落魂の呪符が効かないという描写と、蓮の花から再誕した哪吒の横に同じ“花”を並べた、というイメージでしょうか
闇の中に閉じ込められた楊戩たちの前に光とともに金光聖母と姚天君が登場
金光聖母「足掻くから、さらに哀れな死に方をすることになる」
なんか台詞にRPGのラスボスみたいな風格が漂ってますね
ゾーマみたいに「光があるから闇もある」とか言い出しそう
そして「サガフロ」のオーンブルの陰術の試練みたいに韋護と同じ形の影が出てきます
あの試練めんどいから、サガフロ16週プレイしたうちの14回くらいは陽術にしたんですよね
金光聖母「影はお前たちの一部。影を傷つけることは自分を傷つけることと同意なのだ」
幽波紋か!
自分の影と戦う、って場面はさっきのサガフロはじめ色んなRPGでありますが、こんな厄介な状況はそうそうありません
「ペルソナ」シリーズでシャドウを攻撃したら本体にもダメージ、なんて設定なら難易度跳ね上がるでしょうし、
「アークザラッド」のラスボス戦もとんでもなく面倒になるでしょう
搦め手大好き十天君の本領発揮です
金光聖母「金光によってできた影の力は本体の10分の1に過ぎぬが、本体が死ぬまで影も決して死ぬことはない」
「永久に自分自身と戦い続けるがいい!」
とまれ、影を攻撃したら本体にダメージなんて七面倒な戦闘があるゲームは見たことないです
私が知らないだけで、探せばあるでしょう
韋護「往ね! 往ね! 往ね! 往ね!」
楊戩「あぁ…」
はったりと決めつけて自分の10分の1の強さの影を砂ぼこりの中でボコる韋護
ドラえもんでジャイアンがのび太をボコってるとき謎の砂煙が上がりますよね え? 時代が変わって今はボコらない?
観ながら色んなRPG思い出してたら本当にRPGみたいな演出が入りました
って、最大HP60000って韋護はFFのボスかなんかですか
楊戩「物陰に隠れれば影は消えるというのに」
韋護「ああ! 楊戩ずっけーよ!」
おま天
真面目に、この手を即座に思いついた楊戩は天才だと思います
韋護よりも、さらに考えなしの哪吒はガンガン戦っちゃってますが
楊戩「哪吒! その陰から出ちゃいけない!」
漫画でもたまにある「楊戩が変化して久しぶりに出番が来るキャラ」
今回は「劈地珠」の宝貝を使う四聖の楊森ですね
哪吒が驚いてないですが、「覇穹」での哪吒って楊戩の変化の能力知ってましたっけ?
「なんだキサマ」とか言って攻撃しそうな気がしてしまいました
姚天君「行け! 破壊の呪符!」
この、テンション上がると急に高くなる飛田さんの声好き
すぐ死ぬ奴もいるので全員かは分かりませんが、実は十天君は一人で複数の能力を持っています
って、改めて今までの十天君思い出して気が付きました
もっとも、こんなおっかない直接的な殺傷能力を二つも持っているのは姚天君だけです。聞仲が戦いたがるわけですね
ピンチな3人を尻目に、普賢の言葉に目的を見誤っていたと気が付いた太公望は、
「覇穹」特有の「こんなシリアスな奴だったの?」になるかと思いきや
太公望「だーはっはっはっは! だーはっはっはっは!
どぅわーはっはっはっ! ぷーーふっふっふうへへ ぶぇーへっへっへ だーはっはっはっはー(以降文字にするのもう無理)」
壊れちゃいました
この場面、楽しかったでしょうなあ…
作ってる人たちも、演じてる小野賢章さんも
で、なんか太公望が笑ってる最中に黄巾力士がGのつく私の大嫌いな虫みたいになってました
こんな爆笑シーン真面目に作ってどうする
太公望はちまちま十天君を倒すのではなく今はなにか他のことをしているらしい聞仲を倒すとか言い出します
いや、金鰲に乗り込んだ目的って楊戩を救うために王天君を殺すことだったんじゃあ…
あれ? なんか漫画だとどうだったか思い出せなくなってきました
少なくとも、聞仲に一網打尽にされることは覚えてるんですが
太公望が立てたプラン
金鰲島を崑崙山ごと落とす
太公望「こんなものいらぬいらーぬ!」
普賢「望ちゃん、相変わらず物欲に乏しいね」
20年の年月を経て、今こそツッコミを入れましょう
物欲が乏しいのではなく、
破 壊 欲 が 豊 か 過 ぎ る
でも、この場面のおかげで漫画の流れを思い出せました
太公望「それに巻き込まれて王天君も死ぬ!」
王天君(太公望裏声)「ギャー――――」
そうでしたそうでした
狙うは事故死でした。この絵はよく覚えています
そのための体力は韋護に渡してた仙桃を食べて何とかするという(しかもビーナスが天化に渡した薬より回復量が少ない)、行き当たりばったりで聞仲のいる動力を目指します
一方、光を遮る作戦も姚天君に阻まれた楊戩は
楊戩「哪吒!」
ただ一言哪吒に呼びかけ、張天君に変化し、光を遮断します
楊戩は一度見た相手の能力は何でもコピーできますが、「覇穹」では見てない(というか出てきてない)相手の能力もコピーしてます
あと、申公豹など、自分以上の力の者に変化しても同じ力は出せません(これもシーンカット)
すでに限界だったため、光を遮り切る前に背後に現れた張天君の、つまり自分の影にやられてしまう楊戩
しかし、
哪吒「死ね」
難しいことは考えない哪吒が相手ならではの楊戩の合図
結局、最初されそうになったように、ゼロ距離射撃で金光聖母は封神されます
漫画もアニメも、「十天君が一撃でやられていいのか」って思いましたけど哪吒は純粋に攻撃する能力に関してはピカイチなのです
が
韋護「息、してねえ」
先生助けてっ、楊戩ちゃんが息をしてないの!
なんて言ってる場合じゃなく
楊戩がダニに感染したままなのに変化能力を使い過ぎてとうとう気を失ってしまいました
哪吒「死んだのか?」
韋護「いや、魂魄が飛んでねえ」
韋護「いい奴じゃあねえかよ、こんなんなるまで俺たちをフォローしてくれてよ」
哪吒「……」
姚天君「ハッ、楊戩さえ戦闘不能ならば勝機は我にあり!」
哪吒・韋護「(ギロッ!)」
姚天君「(ビクッ!)」
実はここからなんですよ、楊戩ファンには申し訳ありませんが
私が「封神演義で一番好きなバトル」にこの戦いを挙げる理由がここからなんです
韋護「いくぜ! 哪吒!」
哪吒「うむ」
本当に言葉数少なく、哪吒は韋護と共闘することに承諾します
哪吒「俺は楊戩を守るため、札を全部破壊する。キサマは敵だけを狙え」
韋護「はぁー、あんたの口からそんな言葉が出るたぁねえ」
「守る」っていうんですよ、哪吒が
母親以外に対して
そしてその言葉を心底意外そうにする韋護の返しも実に良いです
韋護「哪吒、あんたの期待に応えてやるぜ」
哪吒「フン、 こんなもの」
韋護「あいつの痛みに比べりゃあ! 降魔杵、変形!」
腕が千切れ飛びながら、韋護が攻撃する隙を作るために札を破壊する哪吒
破壊の呪符を受けながらも、札を足場に飛び降魔杵を槍状に変形する韋護
二人には楊戩のために戦う理由がある
戦う理由ができた、戦う中で
姚天君「ば、馬鹿な…」
姚天君の最期
仲間の金光聖母がやられても、楊戩さえ倒せば、という慢心
むしろ楊戩が倒されたことで深まったものに、その油断を突かれ敗北します
韋護「これくらいしねえと、来た意味ねえんでな」
「南無参!」からの渋いこの台詞
しかし、激闘の中、楊戩は王天君に連れ去られていました
というところで、楽しみにしていた第15話、ここまでです
いやー、見ごたえありました
観続けた甲斐があったってもんですよ
共に戦った、という絆あればこそ仲間なんです
それがギュッと濃縮された戦いなんですよね。元々、そこまでよく知らない間柄の3人がいきなり共闘するという
その「ともに戦った」をきっちりやってから太公望と楊戩の絆があれば私も「覇穹」にこんなにぶちぶち言わないんですが
Cパート
王天君「どうやら真の姿に近づいてきてるようだな」
今回はCパートも自然でした
次回 第16話 「通天教主」
とりあえず、まともに話が進むようです
エンドカード
今週の強敵コンビ
韋護かもと思いましたが、この二人でも嬉しいです






















































