この記事はアニメ グランクレスト戦記 第14話「システィナの解放者」のネタバレを含んでいます。未視聴の方はご注意ください
そういえば、このアニメ「グランクレスト戦記」のアニメ放映中は原作者の水野良先生がご自身のTwitterで実況とキャラの設定の説明などをされています
逆に言うと、作者様がそうしたくなるくらい、追加情報が必要なアニメなんですよね
私のブログは、本当に個人的な印象と勝手な推測を、自分で覚えておきたいがために書いています
なので、多分設定とか間違えまくっています。あと、後から間違いに気づいても、新しい感想書くの優先して直してないです。あしからず
それは置いておいて、第14話「システィナの解放者」の感想です
本当に2話でやり切ったシスティナ解放
そして前回感想で「いい悪役」だと書きまくったロッシーニ家との決着の付け方も意外や意外
テオもかなり清濁併せ吞む君主になってきました
第13話時点では生き残るとも思ってなかったこのキャラがまさかのテオサイド入り
ジュゼル・ロッシーニ
ぺデリコにはよっぽどの美人の奥さんがいる、あるいはいたようですね
そして、長男の彼は母親に似たようです
冒頭、三男のサルヴァドルを殺され、復讐心に燃えるロッシーニ家
「コルネーロ」の名を持つものがロッシーニ家の一人を倒したとあって、システィナ各地で燻っていたロッシーニへの反感が爆発し、テオの元に集いつつあるようです
ドーニ「そんな寄せ集めの雑魚ども、今すぐ俺が踏みつぶしてやる!今すぐ行かせてくれ!」
君は一体誰に似たの?ってくらいワイルドで安直な推測次男のドーニ・ロッシーニ
もしかするとザビ家みたいに過去にぺデリコの次男は暗殺されたりしてたりして
近隣の住民の決起を考慮して5000の兵を集めろと命じるぺデリコ
まるで「ドリフターズ」の序盤みたいな展開ですね
ぺデリコ「テオ・コルネーロ! 貴様には命をもってこの罪を償わせてやる!」
息子の死に涙しているロッシーニ家当主ぺデリコ
ロッシーニ家は親子兄弟の情は深いようです。一族揃っての悪役でもお互いがお互いを陥れ合うような泥沼の関係ではないようですね
こういう敵を、同情に値する敵と受け取るか、「滅ぼす」宣言したんだから遠慮なく滅ぼすか、果たしてテオの最終的な決断やいかに
そして、こちらが水野先生がTwitterで設定を説明していたロッシーニ家のシャドウ、ボルツ
ボルツ「俺はサルヴァドルに『テオと一緒にいた侍従を殺すよう』言われた」
暗殺者のしての矜持か、死んでも命令は消えないと思っているタイプなのか、アーヴィンを殺すことに固執しています
もう一人の復讐者、黒魔女のヤーナ
サルヴァドルのことは利用していただけなのか、13話までだと微妙なところでしたが、どうも本当に愛していたようです
ヤーナ「いい男だったなぁ、情熱的だし、あらゆる快楽に貪欲で私の事詮索したりしない」
この最後の「女の過去を詮索したりしない」は本当に、いい男の条件ですね。なかなかできません
雰囲気からして、肉体関係があったようですが、ピロートークの間も昔に何があったかを探ったりしなかったようです
だからテオとシルーカのことも言ってなかったんでしょう
そして、そのテオとシルーカへの嫌悪感を、
ヤーナ「オ¨エ¨ッ」
一度見たら夢に出そうな、すげえ顔で表現しました
いわゆる、「顔芸」ですね
しばらくアニメでは見てなかったかも、こういう顔芸キャラ
ともかくお互いの因縁の相手を殺すために一時的に手を結んだボルツとヤーナはアーヴィンとエマ・ルナの引き剥がしを計画します
ところで、アーヴィンはなんであの人狼少女たちに暗殺術なんて仕込んだんでしょう?
テオがそんなことを命じるとも思えないので、シルーカからの提案か、本人たちの希望か、アーヴィンが素質を見出したか、そのへんの理由なんですかね?
そして、テオの故郷の村…のシーンに行く前に
見晴らしのいい丘に作られた、レベッカの墓
よーく見ても、いくら拡大しても石に掘ってある字は読み取れませんでしたが、多分そうです
アイシェラ「いいわ! もっと声出して!」
木剣で訓練する村人たち、と、その様子を満足げに見守るテオとシルーカ
定期的な略奪はなくなったっぽいので、刃物で木を削りまずは剣を振るのに慣れるところから始めているようです
学生時代、体育の授業で、木刀で「面」の素振りをしたことがありますが、あれ割と重いです。今やると絶対翌々日筋肉痛になります
当時の体育教師曰く、「木刀は充分に人を殺せる代物」とのことです
テオ「いつか、ここに城を建てたいな」
生まれ故郷は自分で直接治めたいと語るテオ
小さな野望なのか、大きな夢なのか、また微妙なスケールのことを言いますが、テオにも帰る場所ができた、そんな感じです
アーヴィン「ドーニ・ロッシーニの率いる軍がこちらに向かって出発したそうです」
兵を育てる間もなく、先手を打って攻めてきたロッシーニ家
時間の感覚がよく分かりませんが、早めに災いの芽を摘むべしと動いてきました
戦場
後ろに村人らしき集団がいるのがテオの軍ですね
だとすると前にいる武装集団は元々システィナにいた反ロッシーニ派が抱えていた戦力なんでしょうか?
それとも民間人の中で比較的戦えそうな者たち(要するに若い男たちでしょうね)に急ごしらえで武器と装備を与えたのでしょうか?
それでも5000揃えたというロッシーニ側より多く見えます
だいぶ話がすっ飛んでいるような気がします
「ファイアーエムブレム」でいう、「ジェネラル」みたいな装備をしたドーニ・ロッシーニ
武人肌ではなかったサルヴァドルとは違い、彼は普段から実際に軍を率いているのでしょうかね
魔女らしくちゃんと箒に乗って飛んでいるヤーナ
なんと古典的な…
ここまでくると、やはり魔女は「外法に堕ちた元魔法師」とかではなく、混沌を糧とする人外魔境の世界の住人な気がします
ボルツの殺気を感じ取るアーヴィンと、因縁の魔女を嗅覚で捉えるエマとルナ
アーヴィン「申し訳ありませんが、私用ができました。わたくしどもはしばし出かけます」
戦争前に「私用」とか「出かける」とか軽口を言います
ここへ来て、アーヴィンもようやくキャラが立ってきた気がします
それを尻目に切って落とされる決戦の火蓋!
テオとドーニ、お互いの聖印を兵たちに灯し、ぶつかり合いが始まります
パート区切りを挟み、それぞれの戦い
アーヴィン「主人の邪魔になりうるものはすべて排除する」
ボルツ「お前を殺し、テオ・コルネーロとお前の主人も殺す」
三度目の戦いになる二人
水野先生によれば、この二人の実力は互角なんだそうな
こういう「暗殺者」は基本的に殺す相手にも、時には自分に殺しを依頼した相手にさえ姿を見せず、ただ「殺す」のが仕事なので、
こんな風にガチでぶつかり合ってる時点で「暗殺者」としてはダメだと思うんですよね
それをあえてやってる時点で、もうなんか二人とも「仕事」じゃなくて「我の張り合い」で殺し合ってる気がします
一方人狼姉妹と魔女の因縁は
ヤーナ「悪魔の結解はそうそう破れるものじゃないよ」
「メガテン」とか「ペルソナ」のシリーズで、そして「遊戯王」のカードで「バフォメット」として出てきたような姿の悪魔が出てきました
ヤーナ「さあ、宴の始まりだよ!」
変な色の炎が描く魔法陣に囲まれてしまったエマとルナ
ピンチです
このままでは、どっちがエマでどっちがルナか分からないままこの子達の出番が終わってしまいそうです
メインの戦場では、テオとドーニが一騎打ちを演じています
さすがに今回は手斧ではなく、鍔のない、緑の宝石?をあしらった剣で戦っています
テオ「ッ!」
将を射んとする者はまず馬を射よ
のことわざではありませんが、相手の足を奪うべく、馬から仕留めたテオ
色んな意味で容赦のない主人公になってきました
馬を捨てたドーニとの斬り合い
ドーニ「どうした? 守る一方かぁ?」
テオ「最後に立っていた方が勝者だ」
ドーニのごついバスタードソードの一撃を手甲で受けます
そして、確かに正論なんですが、あんまり主人公らしくないこと言ってます
こちらではアーヴィンとボルツの決着
アーヴィン「侍従は複数の仕事を同時にこなす。そして先々のことも考えるものだ」
自分はボルツのような「暗殺者」ではなく「執事」であると主張しているかのようなアーヴィンの台詞
でもやってることは毒での相手の武器の腐食です
ボルツの投げナイフをかわしつつ、自分もナイフを投げるアーヴィン
しかも二段構え
さすがにかわし切れなかったボルツに
げし
決め手はなんとキック!
アーヴィンはナイフでの戦いだけでなく、体術も体得していたようです
しかしボルツもただではやられず、毒塗りの刃をアーヴィンに食らわせ絶命
この辺がテオが言っている「勝利」の定義の対比なんですかね
君主や騎士にとっては相手を倒し、最後に自分が立っていれば勝ち
暗殺者は自分が死のうととにかく標的の命を奪えば勝ち
不覚を取ったというより、ボルツのそんな執念にやられたアーヴィン
体に毒が回り枯葉の上に倒れ伏します
エマとルナのピンチも続いています
ヤーナ「そのうちお前たちは動けなくなる、そして身動きできないまま悪魔に犯されるといいさ!」
エマ「や、やばいよルナ、このアニメたしか前科が…」
ルナ「9話のマリーネみたいなヤバいシーンが放映されちゃう…」
ちっがーう!! 二人ともやり直し!!
ルナ「どうする? エマ」
エマ「悪魔の周りには壁がある」
このシーンで確認できました、青いリボンの月形のイヤリングしてる方がルナで、赤いリボンの太陽みたいなイヤリングの方がエマですね
月=ルナ、って覚えれば分かりやすそうです、エマは由来が分かりませんが
エマ「アレを試そう!」
ルナ「ん、分かった!」
硬い壁があるなら、その壁を登ればいい
そして、ルナがエマの背に乗りジャンプ
余裕で空を飛んでいる黒魔女ヤーナにダイレクトアタック!!
よく血が出るアニメですね
息の合ったコンビネーションプレイで母の仇を討ち倒せたかに思えましたが、この場では取り逃がしてしまいます
実は、私も感想書くために何回か場面見返さないとこの子たちがどうやって切り抜けたのか分かりませんでした
とにかく悪魔は霧散し、場面は戦場に戻ります
アイシェラ、シルーカも奮闘し、優勢に戦いを進めるテオ軍
少年たち「はあああああ!」
年端も行かない子供たちが剣を手に武装したロッシーニの兵に立ち向かいます
ロッシーニ軍「逃げろー」
どういう理屈でか、頭のオメルタのフラッグが消え、兵たちの中に逃げだすものが現れ始めます
たしか、どんなロッシーニ家の者が命じればどんな残酷なことでも平気でできるんじゃありませんでしたっけ…?
ドーニが疲弊したおかげで支配の力が弱まったんでしょうか
ドーニ「おぉい! どこに行く!? 何故だ、なぜ戦わない!?」
何故ってそりゃ、死にたくないからでしょう
オメルタのフラッグが解けた理由は分かりませんが、見限られるのは当然だと思います
しかし、ここで見捨てられたドーニが死んで勝ち、で終わらないのが「グランクレスト戦記」ってアニメでして
兵「ドーニ様! 我々は最後までドーニ様と戦います!!」
純粋に忠義を尽くす者たちもいるようで、この辺がロッシーニ家がただの「やっつけられ役」になっていないところですね
戦場なので感傷は出せず、テオは彼らを手にかけますが、このことは彼のロッシーニ家への心証を変えたようです
間違いなく、「人と」「人が」争い殺し合っている、という事実を突きつけられるようなシーンでした
相手がこちらに殺意だけを向ける魔物だけなら、どんなに戦いって楽なんでしょうね
エマ「死んじゃやだ!」
ルナ「アーヴィン!」
からくも黒魔女に勝利し、青姦シーンに続く獣姦シーンが放映されるのを防げた悪魔から貞操を守った二人はアーヴィンを見つけ、彼が毒にやられていることを匂いで悟ります
そんな二人の元に現れたのは
プリシラ「神は言っている、ここで死ぬ運命ではないと」
なにかに憑依されたかの様に目のハイライトが消えているプリシラ
その辺の君主よりずっとバカでかい聖印をかざしアーヴィンを治療します
この子、本当に何者なんでしょう?
前にもしれっと瀕死のアイシェラを癒すシーンがあったような
肩書は「聖印教団 司祭」ってなってますね
そういえば、「グランクレスト戦記」ってこんな世界観の割にあまり宗教が出てこない気がします。出てくるときにこのキャラが大きく関わるのでしょうか
無防備な喉笛に一刺し! ドーニはついにテオに倒されます
このアニメは、ほんまに女の子を出した次のシーンには血をドバーっと出さないと気が済まないのですか?
シルーカ「テオ様…」
テオ「この男も、他の戦死者と同じように埋葬してくれ」
ドーニを仕留め、皆勝鬨を上げるも、シルーカも戦いの中でロッシーニがただの悪逆非道なだけの支配者ではないという印象を持ったのか複雑そうな顔をしています
だいぶワイルドな男になってきましたが、ここで「やったぜー!」ってなっても、それはそれで“テオ・コルネーロ”ではなくなるのですよね
「正義の逆は悪ではなく、また別の正義」を体現したようなアニメになってきました
そこへ、ヤーナの顔芸特攻
ヤーナ「死ね! テオ・コルネーロ! 嘆き悲しめ! エーラムの魔女!」
この魔女にも、彼女なりの正義があったのかもしれません
シルーカ「流れ星、流れ星、私の願いはきっと叶う」
お互い謎の呪文を唱えながらぶつかる二人の魔力
今回は割と魔法師してましたシルーカ
勝利の喜びがなかったことが、却って油断に繋がらなかった気がします。ヤーナの最後のあがきも食い止めました
落下しながらつぶやいていたヤーナの唇の動きは「サルヴァドル…」だったんでしょうか
そしてそこからはなんか色々すっ飛ばした感のある展開
ロッシーニ家に民衆が押し寄せています
あれ? あと一人、あのイケメン長男が出てきて倒して、最後に当主と決着じゃないの?
と思ってましたが、予想通りにはならないもので
もう、ロッシーニ家は終わりのようです
ジュゼル「彼に、賭けてみよう」
追い詰められても無様に自分の命乞いはせず、せめて最後に一人残った息子にだけは「生きてほしい」とむせぶぺデリコ
プライドの高い敵だとここですでに自害したりしてることが多いんですが、自分がテオによって殺されるという事実が重要であると悟っているかのよう
他に類を見ない悪役だったぺデリコ・ロッシーニ
あのパーティで出てきたとき、ここまで魅力的な悪役になるとは、少なくとも、私は全く予想してませんでした
「嫌われてナンボ」「憎まれてナンボ」っていう悪役も好きなんですが、彼には短い登場の間に色んなことを考えさせてもらいました
テオに交渉を申し出るジュゼル
テオ「交渉? いったい何を交渉しようというんだ」
「無駄な血を流さないため」、と条件を持ち掛けます、がテオの要求は、
テオ「ロッシーニ家に従う者の全財産、そしてロッシーニ子爵家の聖印とぺデリコ及び、貴公の命だ」
主人公の側からここまで残酷な要求するのも珍しい気が
これは私の勝手な推測なんですけど、この発言、テオに言わせるにはあまりにえげつないのでシルーカが言おうとしてたんじゃないかなと
今までのこのアニメ見てたらそういう要求を魔法師が言うのも不自然じゃない気がして
でも、テオは「俺が言わないといけない」って言って譲らなかったんじゃないかと思いました
だからシルーカのこの表情に繋がるのかな、と
要するに「ロッシーニ家は一族郎党皆殺し、爵位も聖印も奪う。ロッシーニ派の連中は従属君主ひっくるめて聖印財産全部巻き上げる」
英雄の言うことじゃありませんね
こう要求されても、ジュゼルはジュゼルで、この返事に微笑みさえして父の遺言を果たすため精いっぱい生き延びようとします
縋りついて「命だけは助けてくれ」のような命乞いではなく「自分を生かした方が得」と持ち掛けます
それでも「お前は殺す」と言い張ったテオ
しかし、その後、戦いの中で変わった気持ちを伝えます
テオ「古き良きシスティナをともに新しく築き直す、そのために貴公は俺に従属して頂きたい」
さっきまで再三再四「殺す」言ってた相手に「従属して頂く」と言うテオの、器のでかさに圧倒されたような表情のジュゼル
跪き、従属を誓います
生き延びたジュゼルもまた、「グランクレスト戦記」の主人公の一人として歩み始めるのかもしれません
ついに叶った恋人の願い、そして無用に流れなかった血に、嬉し涙をこぼすシルーカと、微笑み頷きだけを返すテオ
言葉は要らない、って感じでしたね
第14話「システィナの解放者」 ここまでです
正直、賛否両論ある回でしょうねー今回は
13話で「滅ぼす」言ってたのにテオ何あっさり許してるの?とか、ロッシーニ打倒早すぎね?とか、そういう感想が私の中にないわけでもないのですが
12、13話でテオという男を見せてもらって、その後で観ると、こういう主人公なんだな、と
しかしどこまで行っても「これはまだ始まりに過ぎない」が続く「グランクレスト戦記」
ラシック、モレーノ
アレクシス
マリーネ
ミルザー …
色んな人がいろんな気持ちで彼をアトラタン大陸で待っています
第15話 「帰還」
これはそのままの意味で、そのままの展開でしょうね
最後に、個人的に、OPはまだ前の「Starry」の方が好きですけど、EDは新しい歌「衝動」の方が好きです
基本的にアップテンポなアニソンが好きなのかもしれません
Laku noć!



















































