この記事はアニメ覇穹 封神演義第12話「ニューロマンティック」のネタバレを含んでいます。未視聴の方はご注意ください
第1話あたりから「めっちゃ丁寧にやるんだろうなー」と予想を立てていた回を、やっぱりめっちゃ丁寧にやってくれました
この人、普賢真人の大活躍回
ジャンプで週刊で漫画読んでる頃から思ってたんですけど、この人強すぎませんか?
さて、お約束の、冒頭の謎時空シーンから…?
太公望「わしにできるのだろうか? のう、スープー」
あれ? このシーンどこでしょう?
仙界大戦の後あたりですかね、コミックスが手元にないのでわかりません
仙人界をなくしてまで戦って、仙道のいない人間界を作ろうとして、「それが自分にできるのか」と物言わぬ四不象に語っている太公望
どうして仙道のいない人間界を作りたいのか、どうしてその思想が聞仲と対立するのか、そのあたりの理解がアニメだけだと追い付きません
第12話「ニューロマンティック」
12話、アニメが1期終わる回数まで来てしまいました
十二仙を含めた崑崙勢力が乗り込んでくるので、金鰲島側の十天君も迎え撃つように王天君に叱咤されます
しかし、10人のうちもう3人もやられているので動揺する残りの十天君
王天君「オレに訊くな!」
いや、あんたリーダーでしょうよ
作成名「いのちにかえても みなごろしにしろ」で守りを固める十天君
パラメータの上では十天君の方が十二仙に勝っていると言う王天君
しかし、主力同士の戦いが続けばいずれ金鰲が不利になるでしょう
趙公明がカットされてるので金鰲勢力の層が薄く見えます
飛刀ジャンプ
しかも、今は遊撃的に動いている黄親子も崑崙側です
いつの間にか2日も金鰲島を彷徨っていたらしい太公望たち
太公望「これはやらぬぞ! 非常食のモモだからのう」
四不象「今がその非常時っス」
あの…、元々の定義だと「仙人」って不老不死を体得して霞を食べて生きられるような連中なんですが…
このやり取りから、また時空が歪む回想シーンが入ります
漫画だと仙界大戦のだいぶ後の太公望と四不象のやり取りになる桃の木の盗み食い場面が普賢との思い出に差し変わりました
これはやはり仙界大戦で話は終わるのでしょうか
普賢「ちゃんとお金を払って買わないといけないんじゃない?」
あんたもあんたで仙人らしくないこと言いますね…
太公望「いざーっ! いざーっ!」
ここ、漫画だと「ゲフー ゲフー」っていう謎の擬音が入ってるんですよね
ギャグとしては非常に面白い場面なので、観れて嬉しいような、そうでもないような…
さして美しくもない思い出話に花が咲いた後、「聞仲の居る核を見つけても決して戦ってはならぬ、まずは十天君を倒すのだ」と皆に釘を刺す太公望
って電話は黄巾力士についてるんですかい 電話というより無線機というべきでしょうか
ハイテクなんだか、ローテクなんだか…
太公望からの連絡を受ける蝉玉
漫画では姫発に「プリンちゃーん!」と抱きつかれる場面がある彼女にはもっとボインボインなイメージがありました
実は人間の身で金鰲島で何十年かは妖怪に食われず過ごせるほどの実力者の蝉玉
私が憶えている範囲では人間出身で金鰲で修業したのは王奕、聞仲、蝉玉の三人だけです
なぜ、その蝉玉が崑崙側にいるのかは…漫画読むか、アニメで語られるのを待ってください
飛虎「聞仲を探す」
個人的にはまずこの二人がどうやっていつの間に島に潜り込んだのかの方が気になるのですが、飛虎の目的はやはり聞仲を止めることのようです
飛虎「俺には、斬れねえかもしれねえ」
聞仲との友情を思い出し、殷を捨てた自分には殷に忠義を尽くす聞仲を殺せないかもしれないと息子に語る飛虎
実はこの時点で、アニメで描かれていないだけで黄飛虎は周の将軍に召し抱えられています
自分の奥さんと妹が死ぬ原因を紂王が作ったんだから、国を捨てるのもやむなしと思うのです
やっぱり6話までの話はすっとばし過ぎだったんじゃないかなぁと
この二人の関係は好きなので、もう少しは飛虎が殷を離れるまでの時間が欲しかったなぁ
そしてその聞仲はというと
聞仲「見つけたぞ、狐め」
うっわ、なんか見ちゃいけないものを見た気がします
過去に妲己を、四聖とともに追い詰めたこと、そしてどことも知れない場所に逃がしたことを思いだす聞仲
い、いmは、童謡せず十二仙VS十天君の戦いを観ることに集中しましょう
太公望「まてーい! スープー!」
普賢曰く、「空間の歪みが発生している」怪しい木の実が茂る場所を見つけた四不象がすぐに行こうとします
あれ、こんな展開前にも見たような
生っていた不気味な星型の実はどうやら美味しいようです
「怪しいのう」とか言いながら食いまくる太公望
良い子はマネしちゃだめですよ
私は子供の頃、家の近所の木に生ってた柿の実を適当にいくつかちぎって持ち帰って食べたことがあります
普通に甘くて柔らかくて美味しかったです
もし見つかったら折檻だったろうなぁ…30年くらい前なので時効とさせてください
そしていつもの光る八角形が出てきて太公望と四不象が連れていかれます
普賢「やっぱり罠だったのか。仕方ないね、僕も行かなくちゃ」
そう思っていても一切止めない人
それにしても玉鼎真人のときといい、もし太公望と四不象だけで行動してたらとっくに二人仲良く封神されてそう
袁天君「花の命は短い~、暖かい季節に栄華を極めては~、寒さとともに、散華する~」
平家物語の出だしみたいなこと言ってる、見かけによらず詩的な十天君の一人、袁天君、通称毛玉くんが登場
こういう台詞に対する“返し”で「それでも自分はまた何度でも種を蒔くだろう」って台詞がなにかの漫画か小説にあった気がするんですが、何だったか思い出せません
袁天君の十絶陣「寒氷陣」
名前と能力が一致していて、分かりやすく、かつ強力な能力です
パート切り替えに挟まれる、彼岸花を持つ普賢
綺麗な花ですが、非常に強い毒をもち、死を連想させ、不吉とされる彼岸花
普賢真人は仏教とも関わりが深いので、色んな意味を込めてこの花を彼のイメージフラワーにしたのでしょう
殺し合うより先に「話し合おう」という普賢
こういう争いを嫌う、平和的な解決法を模索するキャラは他の漫画にも色々いるんですが…
普賢「もし、3回言っても聞き入れられない場合は、本当に分かり合えないと思っていいね」
この辺が他のキャラと一線を画す点です
まさしくもって、仏の顔も三度まで、を地で行く人なんです
いつまでも「話し合おう」と言い続けていてもキリがない、もしくは袁天君が言うように死を招くので、自分の中で(ある意味勝手に)「3回」をルールとして定めているんです
私には下手に最初から暴力的な相手より「怖い」性格してると思えます
太公望にもこのスタンスは呆れられ(親友でも過去に一緒に“戦う”ことなどなかったのでしょう)、
袁天君も当然話し合いになど応じず、巨大な雹を降らせます
しかし、ここで普賢の宝貝「太極符印」の元素を操る能力が発動
氷が水蒸気に分解されてしまいます
ハッキリ言ってデタラメです、普賢の宝貝の能力
前回の記事でたしか「普賢は計算に強い」みたいなことを書きましたが、私間違ってました
彼の専攻は物理学です、しかもこの水蒸気の時点ではまだニュートン物理学ですが、実際はその先の量子力学まで行ってます
しかし敵もさるもので
袁天君「だが! あなたは勘違いしておいでです!!」
水蒸気化を超える速度で水を冷却すれば即座に氷に戻ります
袁天君「負けるはずがない、その傲慢さにこそ訳がありおりはべり」
間違いまくった日本語で王天君から指摘された仲間の敗因を分析し、「自分は決して慢心しない」と言います
実際に彼が慢心してなかったのかどうかは微妙なところです
普賢「僕の宝貝の力が氷を水蒸気に変えるだけなんて、一言も言ってないのに」
袁天君の更なる猛吹雪に対し、またも普賢の宝貝のインチキ能力が発動します
H2OをH2とO2に分解してしまいました
この力、まともに使うと相手が生命体である限り、無敵だと思います
なにせ身体を構成するすべての有機物を炭素とか水素とか酸素に分解できそうですからね
普賢「気持ちのいい風だけが残ったね」
ここは漫画読んだ時も割と「ポカーン」となった場面です
改めてアニメで再度見ても「こんなんあり!?」って思いました
私が袁天君なら、この時点で王天君のところに逃げ帰って
「なんか敵の中に太公望よりよっぽどヤバいのがおる!!」
って報告したでしょう
多分王天君の返事は「なら早くそいつブッ殺してこい!」でしょうが
3度目の普賢からの「OHANASHI」の申し出
危害を加えない証として、太極符印を手放す普賢
やだ何この人怖い
太公望「おぬしはどーしていつもいつもそーなのだ!?まったくおぬしのすることといったら理解に苦し〇×△」
太公望、こういう心理戦は、「自分のペースに相手を飲んだ方が勝つ」ってよく知ってる人でしょうに
そして飲まれているとも知らず、反撃しようとする袁天君
普賢「ごめん、さよなら」
ここで片目だけで泣いているのが、半分説得を諦めてたっていう普賢の心理を表してるのかな?って昔から思ってました
核
融
合
このシーンをアニメで出せたことが、ようやく福島の原発の恐怖が世間から薄れてきたのかなって、場違いな感想を抱いてしまいました
花火になるかのように跡形もなく消し飛ぶ袁天君
これはひどい
そしてやったらめったら詳しい解説
太公望「か、核融合…なんつーヤバいことを」
まったく同感です
普賢「分かり合えないって悲しいことだね」
核を至近距離で食らっても魂魄までは消えないらしく、封神台に飛んでいく袁天君の魂魄
こわい、普賢怖いです
いやー、この戦いは漫画版でもよく覚えている回ですが、アニメでまた観ると普賢がいかにおっかないか分かる回でしたね
いわゆる、「絶対に怒らせちゃいけないタイプ」です
Cパート
妲己「わらわたちをお導きくださいませ」
あー、もう何も見えません
何も知りません
本気でラスボスまでやる気だーーこのアニメ
えーと強敵一杯残ってるとか言ってませんでしたっけ
第13話「鏡」
そしてそのための布石に、話の繰り上げをやるつもりなんでしょうか
実は若い頃は「アホちゃうかこいつ」と思っていた普賢の「話し合う」が仙界大戦の一番いい解決策なんじゃないかって思えてきました
聞仲に争いの無益さを説いて休戦でも申し出た方が戦争続けるより手っ取り早いのでは…
あと何話続くのかなぁ…? 魅せたいシーンには、今回みたいにめっちゃ尺使うので心配になってきました






































