この記事はアニメ 覇穹 封神演義第11話「虫」のネタバレを含みます、未視聴の方はご注意ください

 

もはや時空の歪みについては、「気にしたら負け」レベルに放り投げてきた感のあるアニメ「覇穹 封神演義」

「お前らどうせ漫画読んでるんだろうから知ってるだろうこのキャラ」っていう投げやり感を隠しすらもしなくなってきました

 

それも今更なので第11話感想行きます

 

タイトル「虫」

王天君の宝貝と、董天君、両方を指してこのタイトルなんでしょうかね

 

それにしても、「動植物や物が千年以上月日の光を浴びて意思を得た」という「妖怪」の定義を説明しないと、なんで金鰲島が妖怪だらけで、妖怪が人間を襲いたいのか分かりにくいと思うのですが…

 

冒頭の妲己の過去

もう時空の流れのおかしさは私気にしません

これは「覇穹 封神演義」なんです、独自の時間が流れてるんです

そう、これもメタメタ封神演義(藤崎先生による旧アニメ「仙界伝」の評価)なんです

狐狸精の妖怪仙人である彼女は当時「末喜」を名乗り、殷の前の王朝で今のように王妃になり贅沢三昧していたようです

やはりピンク色の髪はこだわりですか

 

たしか、私が世界史を勉強した時代にはまだ「殷」の前の「夏」王朝については歴史的文献が足りなくて“伝説”とされていたんですが、今は2005年ごろに日本語訳された文献を証拠として学校の授業でも「夏」は実在する、として教えるようになったようですね

 

そして、まさかの湯王登場

くろまくー

 

妲己「あ、視聴者さんたちぃ、これはわらわがアニメ『覇穹 封神演義』のヒロインとして出番を作るための話だから気にしなくていいわよん」

 

今の声、誰か幻聴じゃないって言ってください

でないとこのアニメがもう仙界大戦もすっ飛ばさないと終わらなくなります

 

まさか、まさか仙界大戦が終わった後タイトルを

「覇穹 封神演義 完結編」

とでもして、女(ピー)とケッチャコ着けるまで、期を跨いで話続けるつもりなんですかね?

 

OP挟んで本編

 

王天君「滑稽すぎて両腹がいてえ」

あ、これ別にさっきのアニメの話に対してじゃないですからね?

王天君、楊戩を散々いぢめることができてよほど嬉しかったのか、すごくいい笑顔で笑ってます

 

太公望「帰るぞ四不象。楊戩の手当てが先だ」

たしかにこのまま、楊戩の魂魄までバヒューンしたら何のために玉鼎が封神されたのか分かりませんものね

 

割とその寸前です

まるで吸血鬼の噛み跡のような場所に刻まれている、不吉な王天君の寄生宝貝の模様

 

太公望「この借りは必ず返すぞ、王天君」

王天君「感情的になりなさんな」

自分が太公望の心の影を引き受けているが故か、太公望の負の感情に嫌悪感を示す王天君

この辺の王天君の心理模様は、かなりアニオリ突っ走ってると思うので「覇穹」ならではと思って観ることにします

 

場面変わって崑崙山に戻り、

十二仙揃い踏み

全員の顔と名前を一致させられるような人なんてなかなか居ないでしょうね。私には無理です

当時の少年ジャンプでも道行と道徳が誤植されたりしてましたし

 

「玉鼎真人のために!」

なんか妙に宗教めいた言い方の団結心で玉鼎真人の仇を取ろう、と主張する十二仙たち

ジャージ姿が道徳真君で、すでに出ている天化の師匠

漫画版のファンでも、もう一人の半裸の慈航道人(多分)あたりから、「誰だっけ…?」ってなる人が多くなってくるのではないでしょうか

私もそろそろ自信がなくなってきました

 

しかーし! 私にはこれがある!

すみません、やっぱり分かりません

 

太公望「ダメ」

ここ、「子供が小遣いをねだってるんじゃないんですから」って、アッテンボローの台詞を言いたくなったのは私だけじゃないはずです

 

結局、一網打尽を避けるために分隊体制をとる太公望

その組み分けの様子

こんなシーン真面目に作る尺があるなら、もっとどのキャラが誰か視聴者にわかるように配慮してほしいものです

 

哪吒「なんだこれは? くだらん」

脳筋で「作戦」「戦略」とかと一番無縁なはずの哪吒がこのシーンで一番まともに見えました

 

太公望「ドドメ色だのう」

未だに定義のはっきりしない色、ドドメ色

少なくとも、こんな色のようです

 

普賢「ドドメチームの完成だね」

漫画でもなんかこの辺から異様にキャラ立ちし始める、普賢真人

 

余談ですが

旧アニメ「仙界伝」にも彼は緒方恵美さんボイスで登場します

そう、エヴァの主人公役のあの人です

そして、アニメでの登場の仕方があまりに不自然だったため、“普賢ファンが「普賢をアニメに出せ」とアニメスタッフに抗議の電話をしまくった結果、無理やり話をねじ込んだ”という噂が当時まことしやかに流れました

真実は、既に時の流れに押し流されて不明です

 

そして、十二仙でも比較的キャラが立っている、道行天尊

良くも悪くも有名な、かの声優さんが声をあてています

道行「ボクの弟子に“韋護”ってのがいて、そろそろ一人前になってきたとこでちゅ」

師匠の道行からは躾に問題ありと言われている韋護

果たして性格に問題があるのはどちらの方か、登場してみてのお楽しみです

 

楊戩の容態

とりあえず温泉治癒薬に浸して応急処置しているようです

 

崑崙山の理系キャラで、機械に強いのは哪吒を作った太乙真人、計算に強いのは先の普賢真人、そして生物学に強いのが彼、変人(スプーキー)のマッドサイエンティスト、雲中子です

 

雲中子「これは非常に興味深い実験体…もとい非常に恐ろしい症例だねえ」

金鰲の仙人の宝貝兵器を見て非常に嬉しそうです

 

雷震子がいないので、彼についてはもう少し説明してあげてもよかったと思うのですが…

ともあれ、彼のおかげで「この宝貝を使役している仙人を『殺害』しなければ楊戩を救えない」ことが判明

 

王天君「ふふッ、そろそろくたばる頃だなァ」

そのターゲット、王天君

前から気になってたんですが、これ何食べてるんでしょうね

 

金鰲島をあてもなく進む美人三姉妹と男前親子

黄親子は「イケメン」とか「ハンサム」よりは「男前」って言葉が似合いますよね

こいつらが島に侵入した理由って何でしたっけ…?

少なくとも飛虎は聞仲を止めるためなんでしょうが

 

しかし突然のギャグ展開

 

マドンナ「くぁwせdrftgyふじこlp!!」

駄菓子の入った袋が破れ、マドンナがお菓子を追いかけます

 

「シュワッチ」ポーズで「「マドンナーー!!」」と追いかけるビーナスとクイーンが面白すぎました

 

ぴゅー・・・・・・ん

マドンナが落下した先で、ギャグの犠牲になった妖怪がいっぱい死んでいきます

ああ、命がライトファンタジー

 

妖怪は人間を基本「捕食対象」と見ているため、マドンナの体当たりの影響を受けなかった連中が天化と飛虎を食おうと襲い掛かります

なんか、もうじきリメイクアニメが放映される妖怪アニメの主人公みたいな奴がいるのは気のせいでしょうか?

 

董天君「退くがいい皆の者、その者たちへの審判は私が下す」

やたら渋くてかっこいい声の十天君の声が響き、ビーナスが警告していた八角形の十絶陣への門が開きます

 

天化「なんじゃこりゃあああああ!!」

いや、天化、腹に怪我してるからって、そんなジーパンみたいな…

 

妖怪「無茶しやがって…」

「Swim!Swim!」と何故か英語で叫びながら命を捨てに飛び込むモブ妖怪たち

なんか「モブ厳アニメ」というか、妖怪に厳しい「妖厳アニメ」になってきました

 

天化「ファイトーーーー!!」

飛虎「いっぱあああつ!!」

 

って感じで黄親子は助かりましたが、可哀想な妖怪たちはなんか映画版バイオハザードで見たような罠でサイコロステーキになって封神されてしまいました

 

みーんみーんみんみん、という、効果音とも鳴き声ともつかない謎の声をバックに新たな十天君が登場します

 

董天君「虫ではない」

いやあんたどう見ても虫の妖怪仙人ですやん

 

董天君「瞬間風速80メートル」

参考までに、瞬間風速80メートルの台風が起きたら間違いなく自衛隊出動クラスの災害が起こります

 

飛刀「いてええええええ!!」

出た! 時空を捻じ曲げる新(?)キャラ

天化の傷がある時点で、居ると思うべきでした

飛虎、いつの間にか飛刀を手に入れてました

 

個人的には、彼の声があの岩田光央さんで懐かしさに思わず涙が

「宮村優子の直球で行こう!」、毎週楽しみに聴いてました

 

天化「火竜鏢!」

いや、師叔それ持ってた妲己の部下倒してないから

もう最初から持ってたことにしちゃってますね。実はかなり強めの宝貝なんですよこれ

 

董天君「熱い…」

結局その火竜鏢が決め手となり、黄親子、董天君を倒します

十絶陣の中ではすべて自分の思い通りになるはずなのに、自分の空間宝貝内の鋼線に切られて死ぬってどういうことなの…?

それ以前に敵の「手持ちの武器を全部出した!」って言葉を鵜呑みにするのもどうなの…?

 

いまいちシリアスになりきらない戦闘が終わり、

 

天化「十天君サマにとっちゃ、俺っちたちは小物に見えるかもしんねえがよ、たまには下も見ねえと『こう』なるってことさ」

天化、まるでマネジメントの格言みたいなこと言ってますね

私自身、そういうヒラメ上司に殺されかけたことがあるので、なんか心に響きました、この台詞

 

元始天尊「でもそれって根本的な解決になりませんよね?」

雲中子の怪しい薬で楊戩を一時延命させた太公望は十二仙、そして崑崙山で戦える全員を引き連れ金鰲島へ王天君の暗殺に向かいます

 

太公望「わしは仙人や道士のいない人間界を作る」

漫画読んでた時から思ってた疑問

崑崙山も金鰲島もなくなったら仙道は一体何処に住めばいいんでしょう?

封神台の中?

漫画読み終えて最終的にどこに住むかは知ってます

が、この時点では太公望どう考えてたのかな~と

 

まどおいみらいへー

いつも思いますけど、このキャスト一覧でCパートに出てくるキャラが分かってしまうのってどうなんでしょうね?

 

碧雲「公主様、いよいよ十二仙までもが戦いに赴きます」

まあ、碧雲が出てきてくれたのは嬉しかったものの…

 

もはや何も言うまい…

何も言うまい…

 

竜吉公主「願わくば、視聴者たち皆の心が無事であらんことを」

 

最後に

 

王天君「テメェらは命に代えてもヤツらを皆殺しにしろ、いいなァ!!」

「死」とか、なんかシュールな十天君の現状

 

次回 第12話 「ニューロマンティック」

腐女子の皆さんお待ちかね!

普賢真人活躍回です

個人的にはこの回で戦う十天君が「空間使い」としては、一番正統派な戦い方してると思いますねー

 

辛苦了!