この記事はアニメ サンリオ男子第11話「IN THE DARK」のネタバレが含まれております、未視聴の方はご注意ください

 

いつもより遅れての感想になる、アニメ サンリオ男子第11話「IN THE DARK」

 

いやー、正直ここまで鬱展開になるとは思ってませんでした

というよりは康太が抱えてたものがここまで重たいとは思ってませんでした

 

でも今回のサムネは

 

「痛ぇ…」

祐くんです

今回は主人公の康太ではなく、彼の視点でしか見れなかったんです

 

実は、昨日21:30からのAbemaでの新放送で1回見た後に、たまたまやってたニコニコ生放送でもう1回、今日感想書くためにAbemaで画像キャプりながら、計3回見たんですが、どういう感想書いていいかわかりませんでした

 

「何がそんなに気にくわないのお前」って気持ちが強すぎて、祐みたいに頭痛くなるほど、康太がどういう気持ちであそこまで大切な仲間4人を拒絶したのか考えてみたんですが、やっぱり解りませんでした

 

辛い展開ですが、私なりの感想、行きます

 

暗い表情で脇役を演じる康太を、優しく見守るお祖母ちゃんとプリン

劇の中でさえ隅っこで目立たない役をつとめたこの思い出は康太の心に暗い影を落としてしまったようです

推測ですが、康太がプリンを持っていることを馬鹿にされ、お祖母ちゃんを拒絶してしまう出来事はほんのこの翌日とか、数日後のことなんでしょうね

 

ついに過労で倒れた康太…!

「また…、みんなといっしょに…」パタ

 

ではなく、1話の冒頭でもあった、劇のクライマックスシーンの練習でした

 

舞台「サンリーオに吹く風」はどうやらハッピーエンドにはしないようです

5人の絆のペンダントが刃を防いでいた…!とか、そういう展開ではなく、ガチ死亡エンドらしいですね

 

誠一郎「祐も思い切った脚本にしたもんだな」

まったくです

 

祐「客の心にいつまでも残るのは、ほろ苦いビターエンドなんだよ。さながら、心に刺さった青春の棘のように!」

このセリフ、ひょっとして「サンリオ男子」の脚本書いてる人が思ってることを一部祐に言わせてませんか?

 

11話最後まで観た前提で見ると、

康太ことコーラル(珊瑚のことですな)の最期の言葉「また…、みんなといっしょに…」も、アニメの中の現実とリンクするんじゃないかと思えてきます

 

順調に劇の準備が進んでいると思いきや、

 

康太が疲労ゆえかミスを犯す頻度が増えていってしまいます

クライマックスで流す音楽をネット上で見つけたのに、消えている!

これに関しては、フリー音源ならMP3で落としておくとか、もう少しやりようはなかったんですか

てか、本当はフリーじゃなくてJA〇RACに消されたんじゃあ・・・

 

この音楽捜索のミスが、康太へのトドメに繋がってしまいます

 

音楽室にて

女子「それとあと一人、ちょっと地味な感じの…、あー、出てこなーい」

まるでドラマで有名俳優に混ざった新人俳優のように、顔と名前を覚えてもらっていなかった康太

こんな連中に覚えられてるなんて、私なら苦痛でしかないので、さっさと記憶から消してもらいたいくらいなのですが

 

充分美形だと思うのに、他の4人との差を思い知り、打ちひしがれます

 

そんな中、また自分がミスを犯したと“思い込む”康太

セットまるまる一つできてないとかこれはもう5人全員の責任でしょう

 

それより前に、かなり聞き捨てならない台詞が

 

誠一郎「俺、いやシナーモル帝国セイ皇子見合いを皆でぶち壊そうとして、女装した西宮、ではなくキキーラ王国のリヨン王子が仲間たちと侵入するあの一幕だ」

 

女装した西宮…

女装した諒くん…

 

パワーワード過ぎます

 

そんな面白そうな場面のセット作り忘れるとか、もう、康太がプリント見てなかったとかじゃなく皆してボケてたんじゃないですか?

 

しかし康太はかたくなに自分のせいだと言い張り、一人で作ると言い出します

「俺が何とかしなくちゃ」「俺のせいだから俺が頑張らなきゃいけないんだ」「俺の役目なんだ」

こういう気持ちなら、思い当たる節があるであろう二人

康太を追い詰めているものがそれなら、かける言葉も見つかったかもしれません

 

そんな頑なだった自分の心を解きほぐしたのが、他ならぬこの仲間たちなのですから

 

しかし、康太の悩みは違います

その違和感に気付きながらもどうしようもできない4人は見守ることにします

 

とうとう、私たち視聴者さえまるで“いない”かのような演出が入るパート区切り

ついに本当に倒れた康太の孤独が募ります

 

自分たちが頑張るので、まずは体を労わることを優先するようにLineで伝える4人

しかし、これが逆に康太の劣等感を煽っていきます

 

そんな仲間たちの優しささえ、自分には無いものを持っているんだ、とネガティブスパイラルに陥っていく康太の悪夢

誠一郎の生徒会長としての責任感や、俊介の自分の活躍でサッカーで勝ちたい気持ちは、仕事中に脳溢血で倒れた前の自分にも少し似てて、ちょっとは解ったんですが、今回の康太の気持ちは本当に解らないです

 

負担を減らそうと個人個人の仲間を頼っていき、

 

セットの作成は進みますが、康太の顔は晴れません

智さんだけはほんの少し康太の悩みの核心に気付いているようです

 

欲しい「キラキラ」をすでに持ってるくせに、自分がそれに気付けていない、多分そういうことでしょう

 

岡目八目ってことでしょうか

しかし、その智さんの言葉さえも後ろ向きな意味に聞こえてしまう康太

 

俊介「見せてやるさ、飛びっきりにキティフルな舞台をな!」

俊介変わったなぁ…

 

完成したセットを前に、喜ぶ仲間たちとは裏腹に心の奥の闇をぶちまけてしまう康太

 

康太「俺なんてむしろ最初からいない方がいいくらいに」

 

「邪魔、するなよ、皆眩しすぎて仕方ないんだよ」

 

あまりに状況に不似合いな台詞に諒が怯えて祐の影に隠れます、小動物みたい

こんな風に、諒が祐の影に隠れられるくらい信頼できるようになったのは、誰がいたからだと思ってるんでしょう

 

たしかに祐は相手のことをあまり知らなくても手を差し伸べるでしょう

でも、ここまで一緒にいる相手はやはり選んでいるはずなんです

 

とうとう、自分の感情もコントロールできず暴力まで振るう康太

ここの祐は頬の傷ではなく、康太の気持ちが分からない心の痛みで痛がってます

本当にどうすればいいっていうんでしょう

 

マッチ「今のお前からは“それ”を感じねえ」

サンリオ仲間ができてからつるむことも減ってしまった友人、マッチとツッチーの言葉さえもネガティブに受け取る康太

私がマッチなら、とっくに疎遠になって、声すらかけなかったかもしれません

 

しかしそんな康太に「アレ」とやらを準備してくれているらしい二人

どうすればここまで「見捨てられない」友人ができるのか、ぜひご教授頂きたいくらいです

 

床に落ち、割れてしまっていたポムポムプリンの鏡

確かにあの件の後だと捨てたんだと思われても仕方ないです

 

康太を縛っていたものはお祖母ちゃんに言った「自分が、キラキラする」という約束

孫は居ない私ですが、お祖母ちゃんからすれば、元気でいてくれればそれで充分なんじゃなかったかと

 

ここまでしてくれる友達ができたのに、「キラキラしてない自分を天国から見てお祖母ちゃんは泣いている」なんて思ってるのか、

「自分がキラキラするために、皆を巻き込んだ」と盛大に間違えている康太は閉館時間になったピューロランドに逃げます

そういえばピューロランドの閉館時間って20:00なんですね、行ったことないので知りませんでした

 

私にも気持ちは分からないままなんですが、とにかく「康太は自分たちと居ることが辛い」ことを悟った祐たちは思い出のピューロランドで選択を迫ります

 

祐「だから、お前が選んでくれ。

 お前が苦しむんだったら、もう5人でいるのはやめよう」

ここまで言わせてしまいますか

 

康太を思えばこその台詞

「友達に辛い思いをさせたくない」、と気持ちが分からないながら出した苦渋の結論

 

私は自分の人生の中のいつの時間の、誰との関係をどれだけ思い出しても、やっぱり康太の気持ちは分かりませんでした

なにせそこまで他人と自分を比べませんし、(仕事以外では)自分にやりたいことがあったら、他人がどう思おうがやって生きてきましたので

 

次回 第12話「友達の魔法」

 

もう早く12話を観て、どうなるのか知りたい、そういう気持ちしかありません

 

Hasta pronto!