昔からの友人は有り難い。

久しぶりに会った時には、手近な居酒屋に駆け込み、暫し仕事のことも忘れビールを胃の中に流し込み肴をつつきながら語らいあう。
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お互いの、そしてお互いの家族や共通の友人たちが達者である事を確認し、楽しい話には大きな声で笑い、身近に不幸な話があれば悲しみを共有する。

思い出話になる。
20年近くの付き合いになる友人が大阪の転勤が明け横浜に住まいを戻した事から久しぶりに仕事帰りに一献酌み交わした。
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ビールと焼鳥を楽しみ、良い具合に酔いも進んできた頃、何かの話の拍子に友人から携帯電話の中の写真を見せられた。
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写真の中には真っ黒い鍋が写っている。
そして鍋底には茶色いうっすらとした焦げ目と肉から滲み出た脂に覆われた丸々一羽の鶏が鎮座している。

僕「な、何これ?う、う、う、うまそー!」
友「ダッチオーブンで鶏の丸焼きを作ったんだよ。」
僕「オーブン?意味わからん、鍋じゃん。ダッチワイフ見たいな変チクリンな名前だな!しかし、鶏の丸焼きが凄い!何処でこんなことすんの?」
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友は答えた。
「キャンプだよ。」

友の言葉が頭の中に響き渡る。
キャンプだよキャンプだよ。キャンプだよ。キャンプだよ。。。。。

魂を鷲掴みにされた。
今までキャンプなんて三角のテントを立ててジャガイモと人参の皮をむいてカレーライス作って、夜は懐中電灯を持ってトイレに行く程度にしか思っていなかった。

しかし、目の前に差し出された携帯電話に写り込む画像を眺めているとイメージが駆け抜けた。

この香ばしい肉を熱々のうちに頬張り、お口の中に溢れる優しい鶏肉の脂を冷えきったビールで流し込む。

うぅぉ…も、もう駄目だ我慢ならん!!
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キャンプすげー!!


そしてdai.が誕生した。
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dai.の創造主でもあるダッチオーブン。
キャンプ用品の定番であり愛用者も多い。
使い熟す事で料理のレパートリーも広がりキャンプでの食事は更に豊かになる。

LODGE社製を初めとする鋳鉄製のものが代表的であろう。
使い込むほど成長していく昔から愛され親しまれてきた魔法の鍋だ。
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現在は黒皮鉄板で作られているユニフレーム社の逸品スーパーディープ、そして僕が愛用しているSOTOステンレスダッチオーブン等のメンテナンスが非常に楽なものもある。使用頻度や作りたい料理で選定するのだろう。
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僕がSOTOにした理由はオーブン以外の使い道が多様であり自宅でも活躍出来る余地が充分にあると思ったからだ。

実際、毎度のキャンプでオーブンとして炭火を蓋の上に乗せる料理を作る訳では無い。
スープやリゾット、雑炊、カレーにシチュー等の煮込み料理等、万能鍋としてソロの時でも利用シーンは多い。
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スープにしたり。
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ラーメンにしたり。
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武骨な出で立ちから想像出来る通り頑丈な作りは熱源も選ばない。
その時の装備や料理で気ままに熱源を選んでも良い。

ツーバーナーでおでんを暖めたり。
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定番の炭。
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下ごしらえしたオックステールを
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シチューにしたり、
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焚火に放り込んで焼きリンゴなんてのもある。
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薪ストーブとの相性も良い。
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道志名物、「きこりのロウソク」を熱源にするのも面白い。
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次回出撃の時にはダッチオーブンで何を作ってやろう。
仕事に疲れた時はそんな思案を楽しみ明日への励みとする時もある。

ありがとう、ダッチオーブン。
どうもありがとう。

こんな危険な趣味を与えてくれたjin.君。
どうもありがとう。
あ、写真(また)使わせて貰ったよ!