今年の未来会議のテーマは「トレーナーの本質とは」でした。
サロンの環境の問題に関しては過去の未来会議でも何度かテーマとしてあげられました。
今回はもっと的を絞ったテーマではないでしょうか?
アシスタントやオーナーではなく、サロン中で実際に教育を行っているであろう20代後半~30代のスタイリストが主にサロンで教育を担当しているのではないでしょうか?
そんな現場での若手美容師の「教育」する能力の低下は今後のサロンの環境を大きく左右する事は必死です。
その原因は何か?
・ 昔に比べインターネットの普及などにより多くの情報を得やすいが故に、努力して何かを追求していこうという探究心が弱い
・ 現状に満足していて上の世代を追い越してやろうという勢いが足りないように見える
・ 自分はできているという過信を持っている
あげれば他にも様々な事があげられると思います。
次にトレーナーとして人を育てるだけの能力が備わっていないという事ですが、実際にトレーナーに必要な能力とはどういうものでしょうか?
・ まずはトレーナー自身の技術力をもっと上げる必要がある
・ 人に対してどれだけ真剣になれるかという熱意、そしてどれだけ時間を使ってあげられるのかが人を育てる上で一番大切
・ 経験値にもよるが、しっかり相手を理解するための観察力で、モチベーションまでもコントロールしてあげられると理想
もちろんサロンによってトレーニング方法も変われば環境も違うと思います。
今年の未来会議は、自分のサロンのトレーナー、そしてトレーニングのあり方についてもう一度考える良い機会になったのではないでしょうか?
7名の未来会議メンバーの白熱した会議は時間がたつのも忘れさせ、次はいよいよグランプリの発表です。