ファイナリスト達はカットを終えましたが、まだまだ肩の力を抜く事はできません。
プレゼンテーションの時間です。
普段はカットをしているのであまり大勢の前で話すという事は慣れていないと思います。
言葉で表現し人に何かを伝えるという事もサロンワークに直結している部分ですよね。
今年、D1予選のいくつかの会場の選考会を見させてもらいました。
その時の選考会におけるプレゼンテーションとはまた違う緊張感がここにはありました。
審査員であるしんびよう編集長の星さん、HAIRMODE編集長の寺口さんを右手に、そして目の前には約700名のオーディエンスがいます。
その大勢の前で、自分の作品対する意図や思いを発表しなければなりません。
与えられた時間は2分間。
何度も何度も練習を重ねてきたことだと思います。
この緊張感に勝ってこそ真のスターとして輝けるのではないのでしょうか。
今年からの試みとしてはカットする前、カットした後の状態をスクリーンに出しよりどれくらい変化したのかを皆さんにもよく見て頂きました。
どの選手もロングからボブ、ショートなど大胆に切り込んだスタイルが多く見られました。
もう一枚のスライドはファイナリストにあらかじめ作成して頂いたコラージュシートです。
イメージがビジュアルで表現される事でより見ている側に伝わりやすくなったのではないでしょうか?
星さん寺口さんの鋭い質問やデザインに対するツッコミもまたおもしろく、とても勉強になりましたね。
このプレゼンテーションがおわって、ようやくファイナリストたちは肩の力を抜く事が出来たのではないでしょうか。
日頃から人に伝えるという事を意識していくとでより言葉の表現力が身についていくと思います。