今日は勤務が休みで、天気が良かったので、石狩方面に初めて行くことにしました。
第1の目的地は石狩オイルターミナルです。
JX室蘭から鉄道での石油輸送が廃止となり、OT札幌が閉鎖となった場合には、
石油出荷の代替の供給基地といわれているところです。
事前に調査してみたところ、苫小牧埠頭株式会社が運営していることが分かりました。
苫小牧ターミナルと石狩ターミナルを運営している会社でした。
HPの説明の一部を見ると
「当事業部は、製造企業の系統に属さない共同油槽所であるため、多くのお客様にご利用いただいております。
札幌から車で約1時間の苫小牧、札幌中心部からわずか19キロしか離れていない石狩の計2箇所にオイルターミナルを持ち、 その規模は、共同油槽所としては全道一です。 消費地に近いことは輸送コストを節減できるばかりではありません。オイルターミナルが太平洋沿岸と日本海沿岸にあるため、 特に冬期に交通事情が悪化した場合など、そのどちらからでも確実に輸送することができます。」
札幌から車で約1時間の苫小牧、札幌中心部からわずか19キロしか離れていない石狩の計2箇所にオイルターミナルを持ち、 その規模は、共同油槽所としては全道一です。 消費地に近いことは輸送コストを節減できるばかりではありません。オイルターミナルが太平洋沿岸と日本海沿岸にあるため、 特に冬期に交通事情が悪化した場合など、そのどちらからでも確実に輸送することができます。」
と書かれていました。

JXの出荷基地であると共に昭和シェル石油の出荷基地でもあるようです。

危険物施設なので火気厳禁、関係者以外立入禁止です。
自分も不審者に見られないように観察しました。

かなり大きい、タンクローリー車への積込設備です。
写真は撮り損ねましたが、消防法制限、最大限の長~い30kl積みのトレーラーが出構して行きました。
30kL積みタンクトレーラーは、ドラム缶1本200Lとして150本分の燃料を一度に運べます。

ちょうどENEOSのローリー車が積込をしていました。この運送会社の車はOT札幌でも見かけます。

ほかに無印のタンクローリー車も結構出入りしていました。色々な石油元売会社の製品を運ぶので、
マークを付けられないか、ガソリンスタンドに運ばないのでマークを付けなくても良いのかと予想します。
また敷地内には津波対策用のタンクがありました。大勢載ってタンクの屋根は大丈夫なのでしょうか。

それにしてもタンクの規模がOT札幌に比べて大きいです。

海側からも見てみました。

日本海側の海を見るのは久しぶりです。

オイルターミナルの海側にLNG基地とタンクがありました。

何か容量が書いてあるので拡大してみました。

180000KL
1KL=1000Lですから180000000Lです。もう大容量過ぎます。



隣の敷地には北海道ガスの石狩工場の敷地がありました。

奥ではLNGタンクの増設なのか、基礎のくい打ちをしていました。

また、近くには石狩放水路の看板と水路、後方には風力発電の風車も見えました。


この後、場所を移動してJR学園都市線(札沼線)沿線に向かいました。
追記(2013.4.25)
30KLローリー車の写真を調べてみました。
中央運輸㈱のHPに各種タンクローリー車の写真がありました。
出光興産㈱のHPに30KLローリー車の写真がありました。
私が見た車両は出光カラーではなかったですが、これに近かったです。旭川ナンバーでした。