前回の続きです。





可愛いくない!面白くない!特別じゃない!才能もない!


の声に付随して、ダメだ!嫌いだ!の声も強めにありました。


それも、愛されたいから。愛される人が幸せだから。





小さい時の記憶で、私はすごく大人しくて聞き分けがいい子供だったのに対して、幼なじみの子は明るくて面白い子だった。


みんなの前で1人でオリジナルのダンスを出来るような。


そんな幼なじみを見てお母さんはいっつもニコニコ笑っていた。


私にはそんな笑顔を向けてくれたことはない!と子供ながらに思ってたのかもしれない。


だから、可愛いくない!面白くない!特別じゃない!才能もない!って、頑張らせる声が出来たのかもしれない。





そして、とにかくダメだ!嫌いだ!の声のもととなったものは、自分には価値がないような虚しいような悲しいようなそんなモヤモヤァっとした思い。


その感情を「愛されたい思い」と呼んでいました。
だから私は"愛されなかったと思っているんだ"と認識していました。


だから「愛されない、放ったらかしにされる」と思ってしまうような現実ばかりに見えていたし、自分の外側に「愛されたい」と私の望む形の愛を望んでいました。もちろん無自覚で。


でも、そもそもそこにある本当の願いは「そのままで役に立てる私、幸せに出来る私」が欲しかったのだと思う。


お母さんを幸せにしたい、笑顔にしたい、でもその思いは届かないと勘違いし、自分の存在の価値はないと決めてしまった。


その思いによる、嫌いだ!ダメだ!という自分への厳しい声。


だからしんどかった。


これも何回も何回も出てくるから、もうこれからはコイツと付き合っていく覚悟で、その都度「私への強ーーい愛やねー」ってゆるしていこうと思いました。


自分への否定も、自分への愛だと知っていればゆるせる。


そして、自分にも出来ることはあると自分への声を自然に変えていくことが出来る♡








最後はイマーシブミュージアムでゴッホに描いてもらった私。