本当の安心や愛に気付くには、不安をゆるす必要があります。
私は子供に対して、必要以上にあれこれ不安になることが多くありました。
その不安は、
「子供がこう在るのは私のせいだから私がなんとかしないといけない。」そう信じているから出てくるものでした。
大切だから幸せでいて欲しいし、のびのびいて欲しいし、愛されてるって分かっていてほしい。
なのに子供がこう在るのは、私があんなにイライラした態度をとったからだ、私の愛が足りないからだ、どうすればいいんだ...
こんな感じで感情と思考がぐるぐるするわけです。
私には子供を育てていく自信がなかったし、私がお母さんなせいで子供の人生が不幸なものになってしまう、そう思わずにはいられなくてとても辛い時期がありました。
それが、湧き出てくる感情を一つ一つゆるしていくことでとっても楽になり、その時以上に丸ごと愛おしいと思えるようになりました。
そして存在への愛と、一時的な感情を分けることが出来るようになったことで、母としての私を必要以上に責めることも無くなりました。
不安ってどこから出てくるかと言うと、左脳の感情を司る部分。
右脳にも左脳にも感情を司る部分があって、左脳と右脳では全く正反対の反応をするらしいのです。
右脳は、「今」を感じる部分で、
左脳は、全ての反応が不安由来。
不安だから自己防衛をしてくれていて、ひたすらネガティブを生み出す部分。
上に書いてる全部、左脳の一部が作りだしたやつです。
そして脳の仕組み的にも人間は感情の生き物。
だから感情をなかったことにすると、溜まりに溜まって爆発!!となったり、ネガティブな感情が溜まることで身体にまで影響を与えてしまうほどのパワーがある。
だから、不安を作る左脳と上手に付き合っていく必要があるのです。
ただ一つ救いだなと思ったのは、不安な感情を作るものが脳の一部分だけってこと。
脳の一部分だけなら、感覚的に範囲も小さいし扱えそう...🤔ってならない?
そしてそれもこの肉体を守るためにせっせと不安を見て働いてくれてるものだし、もうこの肉の中にある以上外すことは出来ない。
だから上手い事付き合っていくしかないかっていい具合に諦めることが出来ました。私は。笑
そして感情にフタをしがちな私は、特別そいつを気にかけてやらないといけないし、ちゃんと付き合っていかなきゃいけない。
いちいち不安を聞いて、そうか〜〜ってただ受け入れて、自分のネガティブさに嫌になって、またそんな自分もそうか〜って受け入れて。
ただただ話を聞いて変えようとしない、邪魔者扱いしないことで左脳が安心出来ると、
右脳が顔を出してきて右脳由来の愛情深い優しい自分にも気付きます。
自分の中にいろんな人格があるのは脳の機能の違い。
そしてどの自分でいるかも選べるのです。