3年前くらい、

私は子育てで悩んだ時に

「自己受容」を学びました。



自分がイライラしすぎる

怒った後に落ち込みすぎる

そして自分を責めて辛い



その沼がどんどん大きくなって

ブラックホールみたいになって



「私が母で申し訳ない」

「死にたい」



となっていました。



まず、どうしてそこまでなるのか。



理想のお母さん像があって

そのために頑張るんだけど

苦しい、出来ない。



そんな自分を責める。

という感じ。

だから、


自分へのハードルを下げる

罪悪感が湧いていることに気付いたらやめる



それでかなり立ち直りました。



でも、続かなかった。



思考と感情に負けるんですよね。

今までずーっとそうして生きて来たんだから

思考パターンはそんなパッと変わらない。



そして思考パターンを変えるための

マインドフルネスに至りました。








自分の思考を追う練習をしました。

毎日20分くらい。



思考にぐるぐるされるんじゃなくて

今自分が何を考えているのか

脳みその中に何が浮かんでいるのか

それを観察する視点を持つ。



そして思考を空っぽに出来るようになると

感情の波が緩やかになるのが分かりました。



それを続けているうちに、

目の前で起こる事象に対して湧く



「感情」というのは

「脳機能を通って起こる」



という事がわかりました。



そこまでは分かったんだけど

また躓きました。







私は、息子達を無意味に怒って傷つけたくない。



その傷は後々、

「生き辛さ」に繋がると思うから。



だから 自分の感情任せに怒りたくない。



今しかないかわいい時期に

心からかわいいと思って子育てしたい



と思っていたんです。




でもなんか違う、出来てない、

となったんですよね。





日常の自分の感情の波はゆるやかには

なるんだけど、



子供って自分のイライラポイントを

ピンポイントでしてくる、

長男はとくにそうでした。



そんな時はやっぱり

激し目にイライラするし

「これはなんだ?」と

ずっと思っていました。



自分の感情に負けちゃっていました。




そして藤本さきこさんに辿り着きました。

ブログや本を読んで夢中になりました。



「思考や感情は幻」

「この肉体が価値」



継続講座を通してそれが分かりました。



事象を通して起こる感情は

自分の脳内設定によるもの。



その設定を知るために

「感情」に潜って自分に問う。



そうすると

自分の設定がわかる。

嫌ならやめる。



もうこれだけでも

かなり楽になります。

本を読めば実践出来るし。



でも、なんでそうなのか

っていう部分。



私の気質的にも

ふかーく知りたいタイプなので

継続講座にいって

話を聞けて本当に良かった。






まず私の、

感情に飲まれる件について。



結論を言えば

飲まれていいということ。

というか、しっかり感じていい。



私達は「個」を楽しむために

生まれてきている。



その「個」を感じられるものとして

五感や感情がある。



だからこの個体に湧く「感情」というのは

私だけの特別なもの。



でも、

私が「怒り」や「悲しみ」などの

感情を避けたかったのは



シンプルに身体が辛い

心臓バクバクするし

血圧も上がるし

っていうのもあるんだけど



その感情によって

相手が傷付くと思っていたから。



誰だって

感情任せに怒られるのは

気分が悪いですよね。



そして、

傷付くと存在の価値まで削られる

と思っていたから。



子供の頃は本当に繊細で

少し注意されるだけで

居なくなりたいと思う程でした。



それは自分の存在に価値がないから。



褒められるような特別な何か、や

頑張ってるねって言われるような何か、



と、存在の価値をくっつけていました。



あとは

人の感情を敏感に受け取るので

負の感情と存在の価値もくっつけていました。



だから、

他人の反応や発言によって

自分の存在の価値が変わってしまうので

そりゃしんどいこと。



だから息子達も私と同じように、


傷ついて自信をなくしてしまうに違いない

変な設定を作ってしまうせいで

将来生き辛くなったら、、



という感じです。

読んでるだけで苦しいね。笑




でも、


この肉体「価値」は

何しても減らない。



この肉体を持って生きている、

世界を見たいように見て、

感情を感じたいように感じている、



それが「価値」だということ。


全て「この価値の上で」していること。



だから、

どんだけイライラしてもいいし

どんだけ泣いてもいいし



それを自分に許せると

子供にも許せます。



「それが価値だ」と知っていると、

感情と価値は切り離せます。



だから安心してぶつかって大丈夫だし

感情が去ったら

サラッと仲直りも出来る。



子供をああするため、

こうするため、

っていうノウハウが

世の中にはたくさんあります。



それを楽しく実践出来るならいいけど

「何よりも存在が価値」という部分が

在り方で伝わることが

1番の土台になる気がしています。