高校での懇談会がチラホラ始まっており、指定校推薦の打診・相談をしてくる生徒が増えてきました。
元々指定校を視野に入れ、評定平均4を軽く超えてくる生徒は予定通りチャレンジしてきてくれれば…と思います。
さてこの指定校推薦のおおまかな流れについてを記しておきます。
7〜8月 各高校が本年度の指定校枠発表
10月頃 校内選考
10〜11月 出願
12月 合格発表
少しのズレはあるかもですが、だいたいこんな感じになります。ちなみに指定校推薦の校内選考を突破した場合はほぼ100%合格となります。
ただ指定校推薦を狙う場合には注意点もあります。
①専願であること。
②総合選抜との併願はほぼ不可能であること。
③欠席数に注意
①②は絡み合っているのですが、指定校推薦は大学と生徒がそれぞれ一本釣りをしている訳ですので、強固なロックがかかります。ゆえに校内選考突破=100%入学とみなすのが普通です。
③に関しては一度、選考漏れを経験してしまいました。
評定4.7、競合者不在だったのですが、体調不良の欠席が響いたようで選考突破ならずでした。
すぐさま公募推薦に切り替えて2番手の志望校に合格できたので良かったのですが、肝を冷やしたことがあります。
指定校推薦を甘く考えてしまう(或いは受験からの逃避)ケースがたまにありますが、大学入試はほぼ大人としての戦いです。
人生の岐路となるわけですから、指定校を利用する・しないは熟考して決めていただきたいです。
また、指定校を利用する人は校内選考を突破するまでは公募・一般入試に向け、全力で学力を高めていきましょうね。
突破できる気で手を抜いて、結果選考漏れなんて目も当てられない事態になりますので。