真田ひろゆき主演のありがちな時代劇
面白かったよ
仇討ちに加勢する助太刀屋稼業にハマり、「助太刀屋助六」を自称する主人公(真田広之)が、
生まれ故郷の上州に帰ってくる。
時あたかも脇屋新九郎(鶴見辰吾)と妻木涌之助(風間トオル)が兄の仇討ちをしようとするところで
早速売り込む助六だが、あっさりと断られてしまう。
仇討ちの検分役である関八州取締出役・榊原織部(岸部一徳)が到着し、仇討ちが始まる。
脇屋たちの仇である侍の片倉梅太郎(仲代達矢)は斬られ仇討ちは終わるが、
実は彼こそ助六の父親だった。
終始ハイテンションな真田広之が、画面狭しと飛び、跳ね、駆け回り、
この時代劇アクション・コメディーを強引なまでに引きずり回す。
90分弱といったコンパクトな上映時間に、岡本監督得意の軽快な演出と、芸達者な俳優陣の、
ひとくせありそうな演技が詰まっている佳作。
冒頭の仇討ちシーンにちらと顔を出す、岡本作品常連の怪優・天本英世の不気味さが目を引くが、
彼にとってこれが最後の岡本作品出演となってしまった。