こんばんは、スタッフです。
さあ11月も今日で終わりますね。
雪も降りましたね。早い。
雪が降っても喜べなくなってしまう歳になりました・・
切ない・・・
というのはどうでもいいとして
今日のブログは今月を振り返りましょうか。
先月は、皆さんで「フリーアクティング」に挑戦しました。
そう、自分の武器を見つける授業です(詳しくは過去のブログ記事をチェック)
そして、今月はそこから離れて
「感情を外に思い切り出す」芝居を中心にどのクラスもチャレンジしていきました。
いかがだったでしょうか
「感情を外に思い切り吐き出す芝居」
一見、感情を抑える芝居よりも簡単そうに見えます。
しかし、やってみるとこちらの方が苦手な俳優さんがたくさんいます。
なぜか。
ズバリ
誤魔化しが効かないからです。
感情を思い切り吐き出す作業を小手先の技術でやることは困難です。
ここに真正面から挑戦することが今月のテーマでした。
いかがだったでしょうか。
かなり皆さん苦戦していましたね。。。。
一回の芝居で、自分のマックスを持ってくることは
簡単ではありません。
試験やスポーツに置き換えれば簡単です。
大切な入試や、大事な決勝戦
ここに勝つためにはどれほどの練習がいるでしょうか。
本番、力を最大に出すためには、どのくらいウォーミングアップが必要でしょうか
いつも通りできるようになるためには、どれほどシュミレーションをすればいいのか
考えれば、これが安易な気持ちで達成できることではないことがわかります。
オーディションも同じです。
一回の芝居で全てが判断されます。
「普段はできるんです」
これが通用しないのがオーディションです。
ワークショップ内で宿題になっていた台本をやるとき
皆さんはどんな気持ちで挑んでいるでしょうか。
一週間どれほどの想いで過ごしているのでしょうか。
たかがワークショップですが
この一回で人生を変えてやろうと思えなければ
勝つことはできない、とスタッフは思います。
喉も身体も温まっていない状態で、一週間前の台本をやってしまう甘さ
練習を練習と思ってやることで、本番に勝てるのか。
そして、よく秦さんがおっしゃっていますね。
「できない自分に落ち込むのではなく、何故できなかったのかを理解しろ」と
最大限努力してダメなら、落ち込むのもわかります。
しかし、今の自分に落ち込む資格があるのか。
落ち込んでいる場合なのか。
これを問いかけてください。
もちろん忘れないでほしいことは
楽しく芝居をすることが一番大切です。
適当にやれば、その分だけの楽しさが。
自分と戦い続ければ、それだけ実りのある楽しさが生まれてきます。
・・・ということで!
来月が今年最後のワークショップですね!
皆さん、悔いのない今年のDDワークショップ生活を・・
また来週!