こんばんは、スタッフです
みなさん、いかがお過ごしでしょうか
東京の街はハロウィンでごった返しているようですね
スタッフは家で安静に暮らしています。
・・・そんなことはさておき
今月のワークショップも終わりました。
今月は、みっちり
「役者としての自身」
と向き合う時間でした。
いかがでしたか?
この「向き合う時間」はおそらくみなさんにとって
しんどい時間だったと思われます。
まだ抜け出せていないクラスもあるようで・・・
自分が理解できていないこと
目を背けたい現実と向き合うことは
苦しいことなのです。
苦しいことを無理矢理にでもひたすら喰らい続けると
人間どうなるか。
辛すぎて終わってしまう
わけもなく
実はこれを通り過ぎると
ある光が見えるとスタッフは思っております。
というのも
とあるクラスが、この苦しい「自己プロデュース」授業を乗り越え
再び既存台本に戻った時に
一ヶ月前とは見違えるほどに芝居が変化したのです。
全員が同じ台本を渡されているのに
「ああ、この芝居はあの人にしかできないなあ」
「うわ、この人がやると本当にそれっぽい」
など、スタッフ、同じ芝居を8回ほど観ましたが
どれもすべて違う芝居に観えました。
しかもすべてが面白い。
この面白さ、というのはコメディ的な意味ではなく
「この人がやるからこそこの作品が良く見える」
ということです。
これって凄いことですね。。
例えばオーディション。
100人おなじ台本を渡されたら
だいたい90人は同じような芝居を持ってくることが多いです。
それはそうなんです。
だって同じ台本なのだから。
しかし、おそらく今回の「自己プロデュース」のワークショップで得た
「俳優としての自分の強み」
「人から見られている自分」
「他者から見てしっくりくる芝居」
これを理解して、出力できるようになったら
きっと残り10人になれると、思いました。
現に、とあるクラスの芝居がそうでした。
辛いことをやり続けている間は
霧の中でもがいているような感覚に陥るかと思います。
正解も見えず、ゴールもわからない。
ただ、この中でもがき続けたときに
いつもより感覚が研ぎ澄まされ、
違う視点で物事をキャッチできるようになります。
そして、再びいつもの明るい場所で同じことをしたとき
おそらく、回路がクリアになり、動きやすくなった感覚が得られるはず。
そのためには、答えを目指してもがくしかないです。
手を抜いたときに、答えは遠のいていきます。
さて、今日はこんな感じで
かなり抽象的なブログになってしまいました。。。汗
霧から早く抜けられるよう
来月もがんばっていきましょう!