こんにちは
スタッフです。
もう新年度ですね。卒業式も終え、入学式も終え、桜も散って、、、新しい環境に慣れてきた頃でしょうか?
(ブログ更新の久々さたるや..すいません)
DD-WORKSHOPも、クラス数が増え、新しい空気が流れております(^ ^)
新年度になったからといって、レッスン内容がガラッと変わるわけではないですが、やはり春になるとクラスに流れる空気が変わりますね!
さて、4月の1週目のDD-WORKSHOPでは、一度ベーシックな台本に戻り、オーディションを意識したものをやったクラスがありました。
オーディション通り、相手との打ち合わせ無しで、ぶっつけでお芝居をして。。
「思った通りのボールが飛んできた」
「想像以上に相手が明るくきた」
「なんかやっているうちに良くわからなくなった」
など感想は様々。。。。
でもこれ、オーディションあるあるじゃないでしょうか?
「自分はこういうふうに準備をしていったのに、相手がこうきたから、全然思うようにできなかったんです」
「オーディションだし、準備しても上手くいかないから、敢えて何もせずに行こうと思ったら失敗しました」
なんていう声を聞くことがあります。
DD-WORKSHOPでは、台本の読み解き方、相手役と作品を作るための準備の仕方を教えています。
これをしっかり学んでいる生徒さんは、実際に現場で力を発揮してくれています。
しかし、これが相手役と打ち合わせのできないオーディションになると、今迄やっていたお芝居が急にできなくなってしまう方が多いのです。
何故なのでしょうか?
一体何が埋まっていないから、芝居ができないのでしょうか?
何をやりすぎてしまっているから、芝居ができなくなってしまっているのでしょうか?
実はこれ、準備の仕方が間違っているのです。
簡単に例えると、
「雨が降っている」
この1フレーズがAさん(自分)にとっては「最悪」と思っているとします。
これを、Bさん(相手役)も、自分と同じように「最悪」と思っている
と決めつけて芝居を行ってしまっているのです。
わからないものが多いと、頼れる材料をあつめたくなります。
材料を集めることは大切なことです。
ただ、勝手に自分にフィットする材料だけを集めていくと、確かに存在しているもの(セリフや、相手役)を無視してしまいがちに。。。
つまり、空間に生まれるものを無視し、今一体何が起こっているのかを把握できなくなる状況を自分で生み出してしまっているのです。
しかし、オーディションであろうと普段の芝居であろうと、準備をすることは変わりません。
つまり、普段の準備が出来ていれば、オーディションで急にお芝居ができなくなるハズがないのです。
では、実際に
どのように準備をすれば良いのか?
今週のワークショップでは、ここを重点的にやっていきました。
一発、このオーディションで人生を変えてやる
人生を変えてもらう、どうにかしてもらう考えは早く捨てましょう。
自分の力で選び取る勇気と努力を。
ワークショップへ学びに来てください。
新年度もよろしくお願い致します!!!