みなさん、こんばんは。
DD-WORKSHOPスタッフの水木です。




今回は前回の予告通り、





『プロダクションに所属するためにレッスンが必要か?』





です。




予告しておいて申し訳ないのですが
これはかなりデリケートなお話しになります。




あくまでもDD-WORKSHOPの見解ですので、あしからず。





結論から言いますと、








『一部の人を除いて、必要です』






ここでいう一部の人は
いわゆるシンデレラストーリーに乗れる人です。







つまり生まれ持った素材で道が開けていく人です。






多分、そのような人は街を歩いてればスカウトの嵐でしょうし、
書類を送ればすんなり通る人です。





ですのでここでは省きます。






話を演技レッスンに戻します。





プロダクションに入ってから言うまでもありませんが
入るためにはなぜ必要なのでしょうか?





そもそもなぜ芸能プロダクションに入るべきか?
という話はとても大事なので別の回で話します。






また話が逸れました。
再び戻します。







事務所に入っていないフリーの俳優から
よく「年齢が…」という話を聞きます。





確かに芸能プロダクションの応募欄には年齢制限が書かれていて、
18歳までとか、早いところですと15歳までとかになっています。





じゃあその年齢を超えたらプロダクションは採用しないのでしょうか?






そんなことはありません。






「じゃあその基準は適当なの?」






そんな適当なこと、プロダクションが書く訳ありません。





「じゃあどういうこと?」





ひとつの基準として





『新人をイチから育てるには
それくらいの時期から育成しないと間に合わない』






ということです。





つまり、プロダクションに入らなくても
しっかりと所属者と同様の育成を受けていればいいのです。
(10代のうちに手に入る経歴はまた別の回で)





ですが現場で学べることに匹敵するトレーニングは
本当に難しいです。






世界観や技術は学べたとしても
オーディションの厳しさや緊張感、
先輩俳優との共演、
撮り直しのきかない状況での演技や
カット割や現場の立ち居振る舞い、
そのなかで最低でも自己ベストを出していく難しさなど…







それをレッスンで補おうなんて、
ふざけるなって声が聞こえそうです。







…じゃあ何もやりませんか?






年齢が該当時期を過ぎていたとしても
本当にやりたければやればいいのです。
やらない理由を探している場合ではありません。






あなたが受けているレッスンが
今の現場に通用する情報に溢れていて、
ひとりの感性だけではなく、
色々な感性や価値観で埋め尽くされているのであれば
少なくとも







「演技としては新人ではない」






俳優です。





その演技がちゃんと商品力を備えていれば
所属は見えてくると思います。





他のレッスンは知りませんが
少なくともDD-WORKSHOPでは
20歳を過ぎた、しかも書類で落ち続けてきた(みんな、ごめん!)
人たちが芸能プロダクション所属をドンドン決めています。






次回は…ようやく…演技レッスンの選び方に入ります…多分。