こんばんは、DDーWORKSHOPスタッフの水木です。
このブログもあっという間に10回目を迎えました。
ですがまだまだ入門コラムですので、
講師陣からのアドバイスはもう少々お待ちください。
さて前回は、オーディションやプロダクション、劇団についてお話ししましたが、
今回は鍛える魅力の「学校編」について2つほどお話します。
1つ目は大学や専門学校で、演技やダンス、歌やお笑いを学ぶという選択肢もあります。
最近、特にこの分野が増加しました。
地元で学校を卒業して、例えば都市部に出てくるとき、
親御さんは一番安心する選択肢かもしれません。
実際はもうそんな時代ではありませんが、
親からすれば、例え芸能界で成功しなくても○○大学卒業という学歴が入りますし、
ひとまず安心というのが本音でしょう。
この分野で大事なことは、そこを卒業すれば、実績も含め、どんなプロダクションに窓口があるか、どういうジャンルに窓口を持っているのか、という部分です。
また学校によっては、通常の勉強(英語とか一般教養とか)があります。
2つ目は映画監督やプロデューサー、俳優や歌手、ダンサーが直接指導するような場所です。
大学、専門学校に比べ、大きく違うのは年齢制限がほとんどないというのが挙げられます。
この分野の一番の魅力は「鍛える魅力」の時間に真っ直ぐ向かっていけるという点です。
現役の制作者、パフォーマーが講師に入ることも多く、
今の現場に必要な情報がタイムリーに入ってきます。
したがって、講師の資質が大きなウェートを占めます。
過去の栄光にしがみつき、惰性で教えているような講師の下では
時間とお金のバランスが悪くなっていきます。
そしてちょっと注意が必要な部分は、
作り手というのは自分の世界の好き嫌いがあるもので、
そのこだわりが素晴らしい作品を生み出すものです。
そのこだわりに長く触れてしまうと、別のこだわりに対応しづらくなることを
(もちろん講師の教え方によりますが)ありますので。
俗に言う「クセ」がつくということです。
ある程度、基礎がついてからは短期で色々な感性に触れてみるのがいいと個人的には思います。
つまり厳密に言うと、
監督やプロデューサーワークショップは
鍛える魅力と言うより
鍛えた魅力を効率よく「商品」に変えていくというイメージがいいかもしれません。
また欧米でよく見られる関係者を招いての発表会も次に繋がるチャンスになります。
なにせ現役の「選び手」が一同に集結しますし、
その学校の発表に来てくれるということは
少なくともその学校に悪い印象を持っていないということなので、
面接や書類で判断されるより、ちゃんと日々の努力が伝わり易いはずです。
日本には本格的な発表会をやる学校はまだ数が少ないですが、
逆に言えばやっているところにチャンスはあるということです。
今回はふたつの分野の学校についてお話ししました。
最後に、今回お話しした学校は発表があるにしろ、
「技術を向上する場」がほとんどを占めるということです。
舞台のように、お客さんを呼んで、お金を取って公演や上映するのと違って、
あくまでも授業の発表を行うまでです。
その点で前回お話しした二つとは大きく違うことを覚えておいてくださいね!
このブログもあっという間に10回目を迎えました。
ですがまだまだ入門コラムですので、
講師陣からのアドバイスはもう少々お待ちください。
さて前回は、オーディションやプロダクション、劇団についてお話ししましたが、
今回は鍛える魅力の「学校編」について2つほどお話します。
1つ目は大学や専門学校で、演技やダンス、歌やお笑いを学ぶという選択肢もあります。
最近、特にこの分野が増加しました。
地元で学校を卒業して、例えば都市部に出てくるとき、
親御さんは一番安心する選択肢かもしれません。
実際はもうそんな時代ではありませんが、
親からすれば、例え芸能界で成功しなくても○○大学卒業という学歴が入りますし、
ひとまず安心というのが本音でしょう。
この分野で大事なことは、そこを卒業すれば、実績も含め、どんなプロダクションに窓口があるか、どういうジャンルに窓口を持っているのか、という部分です。
また学校によっては、通常の勉強(英語とか一般教養とか)があります。
2つ目は映画監督やプロデューサー、俳優や歌手、ダンサーが直接指導するような場所です。
大学、専門学校に比べ、大きく違うのは年齢制限がほとんどないというのが挙げられます。
この分野の一番の魅力は「鍛える魅力」の時間に真っ直ぐ向かっていけるという点です。
現役の制作者、パフォーマーが講師に入ることも多く、
今の現場に必要な情報がタイムリーに入ってきます。
したがって、講師の資質が大きなウェートを占めます。
過去の栄光にしがみつき、惰性で教えているような講師の下では
時間とお金のバランスが悪くなっていきます。
そしてちょっと注意が必要な部分は、
作り手というのは自分の世界の好き嫌いがあるもので、
そのこだわりが素晴らしい作品を生み出すものです。
そのこだわりに長く触れてしまうと、別のこだわりに対応しづらくなることを
(もちろん講師の教え方によりますが)ありますので。
俗に言う「クセ」がつくということです。
ある程度、基礎がついてからは短期で色々な感性に触れてみるのがいいと個人的には思います。
つまり厳密に言うと、
監督やプロデューサーワークショップは
鍛える魅力と言うより
鍛えた魅力を効率よく「商品」に変えていくというイメージがいいかもしれません。
また欧米でよく見られる関係者を招いての発表会も次に繋がるチャンスになります。
なにせ現役の「選び手」が一同に集結しますし、
その学校の発表に来てくれるということは
少なくともその学校に悪い印象を持っていないということなので、
面接や書類で判断されるより、ちゃんと日々の努力が伝わり易いはずです。
日本には本格的な発表会をやる学校はまだ数が少ないですが、
逆に言えばやっているところにチャンスはあるということです。
今回はふたつの分野の学校についてお話ししました。
最後に、今回お話しした学校は発表があるにしろ、
「技術を向上する場」がほとんどを占めるということです。
舞台のように、お客さんを呼んで、お金を取って公演や上映するのと違って、
あくまでも授業の発表を行うまでです。
その点で前回お話しした二つとは大きく違うことを覚えておいてくださいね!