こんにちは、DDーWORKSHOPスタッフの水木です。



さてさてなかなか実技に入りませんが(笑)
この入門コラムで書いていることを知っているのと知らないのでは大違いですし、
とても大切なことですので、参考にしてもらえると幸いです。



この入門コラムでも何回も書いていますが、
皆さんは誰かに憧れて、何かに感動して、芸能界を目指していると思います。
その動機は全然恥ずかしいものではありません。
僕は憧れや感動がなきゃダメだとも思っています。



ですが、それだけでもなかなかうまくいく世界ではありません。



その気持ちをエネルギーに、日々の過ごし方・勉強の仕方がとても大切になってきます。
それはワークショップで実際に勉強していただくとして
具体的な実技の前にもうちょっと心構えをお話ししておきます。




例えばどこかのプロダクションに「
どうしても君にうちにのプロダクションに来て欲しい」って言い続けれられたとしても
(羨ましい話ですが・・・)


最終的に「よしっ!やってみよう!!」と決断したのは自分です。



そこまでの熱意が無くても「まぁとりあえずやってみよっかな」でも、



「やる」と決断したのは自分です。



理由はどうであれ、やると決めた以上周りのスタッフはあなたのために日々動いていきます。



芸能人も立派なお仕事。
言い方を変えれば、皆さんの周りにいる大人と同じ「社会人」です。




もしあなたがお仕事をするようになって、
遅刻や前日のケンカなどで顔に傷でも負ったらそれこそ一大事です。



芸能人はリレーで言うとアンカーみたいなもの。
何十人、何百人というスタッフさんがあなたにバトンを渡すために、
何ヶ月、何年も準備をします。



その沢山の人の想いが詰まったバトンを、
自分の都合で放り出す人にはとてもじゃありませんが仕事は任せられません。



ですので、プロダクションに入りたいと言う人も多いかと思いますが、
プロダクションに入るだけじゃダメです。



プロダクション入れば、周りが全てやってくれると勘違いしている人も多いですが、
プロダクションに入ってからのほうが大変です。



それこそ「社会人」としてお仕事をしていくのですから。



君たちの周りの社会人は、大体一日8時間働いています。




前回お話しした四つの円を意識しながら、
「社会人」と同じぐらい努力を続けていってもらいたいと思います。