こんにちは、DD-WORKSHOP水木です。
引き続き、魅力について書いてきます。
色々な場所で授業をやっていると、
「個性がないんですが、どうしたらいいんですか?」という質問をよく受けます。
そのたびに僕は「?」ってなってしまいます。
はっきり言っておきます。
「個性がない人なんていない!」です。
「そんなこと言ったって・・・」って思うかもしれません。
大丈夫です。今から説明します。
では僕から逆に質問です。
「あなたと全く同じ人に出会ったことがありますか?」
双子だって一年中一緒にいて、全く同じ体験をしているわけではありません。
もしそんな体験があったら即ニュースに取り上げられて、
ある意味すぐにでも有名人になれます。(笑)
もうわかりますか?
「あなたって人は世界に一人しかいないんです」
これ以上の個性がありますか?
これ以上の自分の武器がありますか?
「でも全然受からないけど・・・」と言う人。
それは個性が無いんじゃありません。
個性を生かす方法を知らないだけです。
個性を生かす方法はレッスンでで丁寧にやっていますが、
まずは自分しか持っていないことに自信を持ち、
それに安心することなくさらに努力を重ね続けることです。
これは実際にあった話です。
あるプロダクションでオーディション資料をみているときに、
とある歌手にそっくりの写真が送られてきました。
元々顔が似ているのでしょう、それにメイクや服装まで同じにした写真でした。
びっくりするくらい似ていましたが結果は不採用でした。
もうおわかりですね?
芸能界に同じ人はいらないんです。
その人に回ってくるお仕事としてはそっくりさんという仕事しかないでしょう。
プロダクションによっては採用するかもしれませんが、
俳優・タレントが多く所属するそのプロダクションでは、
その人の個性は「歌手の○○さんにそっくり」という部分しか伝わらず、
残念な結果になりました。
オーディションで特技や自己PRをよく聞かれるのは、
あなたの個性を選ぶ側が知るひとつのきっかけになるからです。
人とどれくらい差があるのか、
それがどのくらいお仕事に生かせるのか。
そして、その個性を自分自身でどう捉えているか。
自分自身のこと、まずは自分でちゃんと褒めてあげてくださいね。