27日の東京株式市場で、日経平均株価は6営業日ぶりに反落。終値は前日比156円91銭(0.90%)安の1万7365円5銭。
東証1部の売買代金は概算で2兆4626億円、売買高は同18億7819万株。
東京外国為替市場で円相場は、17時時点は1ドル=118円05―07銭と、前日の同時点に比べて2銭の円高・ドル安。ユーロの対ドル相場は反発。17時時点は同0.0068ドルユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.3340―42ドル。 円の対ユーロ相場は反落。17時時点は同75銭円安・ユーロ高の1ユーロ=157円48―52銭。
日経平均先物6月物は6営業日ぶりに反落。前日比40円安の1万7430円。売買高は9万5330枚。
シンガポール取引所(SGX)の日経平均先物6月物は前日の清算値に比べ5円安い1万7455円。
TOPIX先物6月物も6営業日ぶりに反落。前日比7.5ポイント安の1730.0で、売買高は4万7545枚。
日経平均オプション4月物は日経平均株価の下落を受け、プットが堅調。権利行使価格1万8000円コールの売買高が8700枚超。
債券相場は3営業日ぶりに反発した。先物中心限月の6月物は前日終値比14銭高の134円25銭。
現物債相場は長期債、中短期債が堅調だった。新発10年物国債である285回3月債の利回りは、業者間市場で15時に前日終値比0.015%低い1.635%で取引が成立した。新発2年物国債である255回4月債は15時過ぎに同0.020%低い0.810%、新発5年物国債である63回3月債は同0.030%低い1.175%。
新発20年物国債である93回3月債は、前日終値比0.005%高い2.110%、新発30年物国債である25回債は同0.015%高い2.350%。
新発15年物変動利付国債である44回債は15時過ぎに同15銭高の100円15銭、新発10年物の物価連動国債である10回債は同20銭高の99円40銭。
一般債については、業者間市場では新発の公募地方債と政府保証債、5年物利付金融債の取引は成立せず。
CB・Q平均は3日続落。大引けは前日比43銭安の728円61銭。値付き率は45.9%。売買高は7億5300万円。
短期金融市場で無担保コール翌日物金利が下げ渋った。日銀が午前の4000億円に続いて午後も3000億円を即日吸収したため、外国銀行が調達金利を0.43―0.45%程度から0.50%程度に引き上げ。
現金担保付き債券貸借(レポ)のジェネラル取引(銘柄を特定しない取引)でも、30日スタートの翌日物金利が0.71―0.73%程度と、29日スタート分の0.65%前後と比べて上昇。
短期国債利回りも低下した。新発2カ月物の政府短期証券(FB)438回債は業者間市場で0.575%程度。
コマーシャルペーパー(CP)発行金利も低下。
東京金融先物取引所の円金利先物相場は小幅上昇。中心限月9月物は前日の清算値より0.005高い99.225。
円―円スワップ金利は低下した。ブローカー経由の金利気配は、2年物が前日と比べ0.01750%低い0.92875―0.96875%、5年物が同0.02500%低い1.30750―1.34750%、10年物は同0.01750%低い1.77250―1.81250%。
海外円TIBOR(東京銀行間取引金利)の3カ月物は、前日と同じ0.67200%。