騎士たちのデジャ・ヴ ~ブログ版 (B)~

騎士たちのデジャ・ヴ ~ブログ版 (B)~

報道規制された 国際ニュースから、株式会社経営、穀物オプションなどの原始的取引、超高度デリバティブのストラテジー、国境を跨ぐ M&A(買収or防衛) まで、ご相談 お受けします。 個人、法人の別を問いません。

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 ①事実は小説より奇なり。

 ②どこかで 蝶が舞えば、世界の裏側で 嵐が起こる。
 最近、上記の (誰が言い出したのか分からない) 有名な 2つのことわざ が、日々、説得力を増している。①②に 最 も説得力を持たせているのは 当然、ロシアを舞台とした 「ロマンスの行方」 (←私のメールマガジンの題を借用)。
 数兆円(1億円入ったトランクが数万個。トヨタグループの全体収益数年分)の追徴課税!を支払わされる 該当企業グループ (近日中に 「世界3位になった」 と報道されよう) は、「ジョバンニ・ジェンティーレに 契約 によって 死後の魂 まで売り渡した男たち」 が、たった10年ほど!で形成 した。
 戦いの発端は、周知のように (一般プレスは報道規制中)、ロシア最強の権力者 ベレゾフスキー (ユダヤ人) の 「彼女 (決して奥さんではない!)」 タチアナ と、グレッグの騎士 の一人である バヌエコ (スペイン国籍) の 「彼女 (こっちも負けずに奥さんではない!)」 ステファニー (アメリカ国籍) の口ゲンカ。巨大グループの一角だけに、法廷 では判決文を読み上げるだけで (決して裁判期間ではない) 1週間!かかった。
 報道規制 の及ばない完全会員制の各誌は、「バヌエコの指揮を受けるプーチンは、自分が KGBのデジンフォルマーティア担当第一管理本部初代局長イワン・イワノビッチ・アガヤンツの末裔人脈の1人であることを 思い出していただろう。それと同じか、それ以上に徹底的なプロ集団である、あの グレッグの騎士団 に組み込まれたのだから。それが 追い込まれた結果であっても、たとえようもない快楽であったに違いない」 と報じた。釘止めされる軍。あまりにも迅速な 内務省と大統領府の統制 と 国会の制圧。スペツナズ並みの武装集団 を用いて 令状なし で飛行機の給油中に突入 させる苛烈な手段。背後に、 「特殊な洗脳によって極限まで鍛えられた、末端の戦士に到るまで怪物化している集団」 のオペレーションが作動 している事は明らかだった (←ボーディのパクリ)。
 すなわちそれは グレッグの騎士たち。「クーデターだ」 と 誰かが叫ぶヒマさえ与えなかった。
 しかし、今度は 「Dの遺伝子」 が逆襲。オーナーが拘留中にも関わらず、「悪魔の風」に吹かれてハリー・エンタープライゼス社 (ジェンティーレの流れをくむメテナップ系企業) などの得体の知れない企業群に株主名義が変更、各国政府は拘置所に石油取引を打診 する。
 拘置場所は独房ではなく!、その理由と結末は よく知られているが、(暗殺は) 成らず。沈黙を破ったジェンティーレ が背後で始動。エクソンの3兆円のオファーを蹴り、遠大なオペレーションが続行 していることを市場は再確認する。 誰もが知る シチリアでの 「前職」 を彷彿とさせるような 揺るぎない結束 が組織を覆い、「いつも通り」 、効果的に国境をまたぐデスクドローアー (トンネル会社) が 猛烈な逆襲を開始する。 役員の半分以上を アメリカ国籍取得済の直系騎士 で固め、バヌエコや 現場の検察を あざ笑うように、20億ドルという途方もない配当を実施!
 だが 戦いは終らず、すぐさま今度は 「Gの遺伝子」 が逆襲。禁固8年判決 で下院補欠選挙の立候補資格はく奪、4ヶ月前 (2005年10月) には、モスクワの未決囚拘置所から シベリアのヤマロネネツク自治管区刑務所 (同刑務所1月の平均気温は 零下20度以下) に移送、戦いの裏時間で ベレゾフスキーは ウクライナの オレンジ革命 を指揮 (これは一般プレスにも最近リーク)。
 バヌエコの頭上からは、高波のように ドミニック・コーバイシス (Gの最強騎士) が ボードの日経ダウ に参入。 激動する世界経済と日本経済を根拠にロング・ストラングル (上がっても下がっても利益の、変動率買いポジション) を組んだ日本の 都銀や証券会社 のポジションを、無情にもボラセル (変動率が小さければ利益) と ターゲット・バイイング (ある価格に、契約された期間推移すれば利益) で粉砕する。
 「ロマンスの行方」 は ノン・フィクションだけに、「面白い」 だけでなく、世界経済を動かす 最大の要因 である。
 数年前に日本で10円台(1リットル) だったレギュラー・ガソリンが、いまや60円(1リットル) を越えている。税金の53.8円(1リットル) や 輸送費を入れると、スタンドの小売が かつての70円台から125円(1リットル) に上がっているからといって、スタンドに文句を言うのは 「筋違い」 というものだ。彼らは赤字で石油製品を提供 してくれている。
 代替エネルギーのエタノール需要 急拡大で、数年前に 1kg17円台だった粗糖も1kg50円を越え、今後 コーンにも波及する と噂が飛び交う。
 エネルギーだけではない。化学製品を含め、現代世界で石油を使用しないで作れるモノなど、ほとんど何もない。TV番組で 「この部屋で 石油を使わずに作れるモノだけ残したら」 というのがあったが、残ったのは海外旅行で買った という 木の彫り物 ぐらいだった。その彫り物にしても、買いに行った 部屋の主人 は歩いて 東南アジア には行けまい。飛行機か船で、石油の力 を借りて行ったのだろう。それ以前に、その部屋 (建築物) 自体が、石油 なしには 存在しない。
 日本が 国家の将来 を託すメイン・プロジェクト (サハリンⅠ・Ⅱ)、アジア をゆるがすアンガルスク・ライン、各国が争うリビア利権、オイル・メジャーの再編……といった ビッグ・ビジネス だけでなく、あらゆる国家・業種 の中小企業まで、この戦いの行方 に影響を受ける。
 ①事実は小説より奇なり。
(意味:小説なら無理があるほど 現実では奇跡が起こり、運命的。騎士たちの古い密約や 王への忠誠、固い意志が、世界を動かす)
 ②どこかで蝶が舞えば、世界の裏側で 嵐が起こる。
(意味:130年前から 世界は1つであり、誰もが世界の一員であり、世界が回転すれば 誰もが影響を受ける。そんな中、騎士たちは 独特の価値観で、どんなに遠くても 約束を果たしにいく)
今から2ヶ月前、名古屋のS氏自宅には 歴史的な集中度で、ヘッジファンドの流れを汲むインベストメントバンカーたち が集結していた。

 男たちは平均14社のデスク・ドローアー(トンネル会社) を経由し、あらゆる国家の法律で舎弟関係でないことを証明できる企業支配システム を構築、どんな行政単位にも報告義務のないインフォーマル組織 を求心力としている。
株式会社、有限会社、ミューチュアルファンド、アンシュタルト、財団、第三セクター、ヘッジファンド、カントリーファンド といった多彩な法人格 を駆使するだけでなく、英語や日本語の 「訳語」 すらない 各国の特殊法人格 や、超高度デリバティブ による ほとんど 「哲学的」 と言ってもいいほど複雑な権利機構 を、背筋が凍るような精密さ で組み合わせて 1匹の恐竜のように機能させていく。それでいながら鋼鉄の結束を誇り、一般の単独企業1社の1部署よりも 迅速な意思決定速度 をあわせ持っているのだ。
 一連のトンネル過程で 国境を平均2回またぎ、目的に応じて 最適な企業国籍が選択される。介在する ダミーのレジェンド (個人履歴) は迷彩のように男たちをカモフラージュし、無数のコールセンターを経由して取引・指令の執行 が行なわれるのである。それはまさに ザ・ヴォイスの称する所の 「暗闇からの狙撃」。
 そのような、音速のスピードの中で 精密射撃を繰り返すことを日常とする、能力と野心に満ち溢れた男たちが、プレスに付けられた「ハゲタカ」の名に恥じない貪欲な利権を主張しあう頼もしい姿 を、私は ガラス張りの別室で傍観していた……会議は踊る。

 その日、葉巻の世界で「神々のシガー」 と崇められる ラ・インペラオーサ、セヴァンスィック・クバーナ、ホヨーデュモントレー・レガーリアが、一同に会していた。世界の権力と資本が集中する シカゴであれ、ケイマンであれ、こうしたシチュエーションは考えられないほど、「神々のシガー」 のルートは限りなく限定的である にも関わらず、そこには神々が静かに、確実に 横たわっていた。彼ら神 は、どれだけの資金を積もうが、自分の認め得る研鑽された騎士 にしか、自分を与えたりしない。その神々が、そこにいる選ばれし騎士たち を確かに認め、自分を与えようというのだ。
 先行して 「神の香り」 が充満していたガラス張りの部屋 を私が開放した瞬間……あらゆる踊りは 止まった。

 如何に若い葉であろうとも 1000ドルを切ることのない 「神々のシガー」 は、その きめ細かい深遠な煙の粒子 の中に、歴史と物語を内封し、騎士たちに 壮大なビジョンを描かせるに充分な 何かを語りかける。それぞれの騎士たちは、世界で最も危険で崇高な香り の中で、傭兵ディーラーと自分たちの違いを再確認し、重大な使命 に立ち返る。
 男たちは その使命の崇高さを思い知り、それぞれの使命を想い、静かに黙想を始めた。まぶたを閉じれば、そこにはいつでも孤独な暗闇を用意できる。その逃げられない真実の世界で、男たちは物事の本質を探る のである。

 神の香りの中で、踊りは 緩やかに再開した。

 だが、私は知っている。明日から始まる、それぞれの世俗にまみれた戦いの中で、騎士たちが、あの偉大な瞬間への崇拝を忘れる事など決してない という事を。偉大な神の香りは、騎士たちが その魂を捧げた研鑽 に対し、余すことなく 正当な対価 を与え、戦いの決定的な場面 で彼らを救うのだ。
 
 ブランデーグラスの中から 騎士たちを見つめ返す年代物のレオポルド・グルメール は、マグマのように熱く重いボディ で、それらのことを 雄弁に語りかけていた。そして騎士たちは、永久に自分を裏切ることのない それらの盟友を、自分たちの肉体と魂に 迷うことなく同化させ、勇敢に、困難な 「明日」 を見つめる!
 いずれ必ず訪れる死 と、滅び行く命・肉体。それらの 限りある虚しい宿命の中で、それらとは違う何か を、見つけ出すのだ!

 ロッテ優勝というチープな話題にワンダーランドが沸く頃、リアル・ディール(「本物」を示す隠語)の男たちの話題は「FRBの次期議長に決定したベン・バーナンキとはいかなる男で、そいつは大丈夫なのか?」、の一色だった。

 ブッシュ大統領は10月24日(NY時間)の指名に伴う記者会見で、「大統領として最も大切な仕事の一つがFRB議長の任命だ。何故ならFRBの決定はすべての人の生活や生計に影響を与える」としながらも、我々が愕然とするような推薦理由を並べ立てた。一、学問に対する高潔な姿勢。二、同氏のスピーチは分かりやすい言い回しで広く尊敬を集めている……。もちろん、彼のような官僚上がり(前任の偉大なるグリーンスパンはメタル業界出身、ルービン財務長官はサックス出身) が 「市場(騎士たち)と世界政府の対話を仲介できるのか」 という不安は、バーナンキの次期議長内定と共に市場関係者の間で飛び交っていた話題だ。それが、このスピーチで不安がより増長したのは何故か。

 ヒントはブラックマンデーとグレッグvsアムシェルというアメリカ建国史上(すなわち近代世界史上) の二大危機 (激烈だった南北戦争やロックフェラーvsモルガンよりも危機的であった)である。