吉良りんの双子の息子たちはもうじき3歳。

 
 
今年4月から、私が産前産後の「保育に欠ける」要件に該当するのにあたり、市の家庭的保育事業を行っている、とある森のようちえんに通うようになりました。
 
 

 
 
なぜ森のようちえんに?🍀
きっかけは第3子妊娠
 
今年の3月までの仕事をしていた間は、パートだったので保育園にははいれず、主人の職場の会社内保育所にお願いしていました。
 
 
 
こぢんまりとしてあたたかい雰囲気のその保育所も良かったのですが、少し問題点が。
 
 
毎日外遊びに出かけてくれるわけではなく、しかもお昼寝が12:30〜15:00と長いので、帰ってからパワーが有り余ってしまう⚡️
 
 
夜なかなか寝なかったり、保育所帰りに長距離のお散歩が始まってしまうこともしばしば…💦
 
 
 
妊婦には10kg以上の子どものダブル抱っこは致命的なので、帰りに抱っこを要求されるリスクの高い長いお散歩は危険⚠️
 
 
 
私の母は現在、総合病院の院内託児所の保育士ですが、
 
小さな保育所では人手が足りないため、少し風邪気味とかで外に出かけられない子がいるとそちらにも人手がいるため、元気な子も仕方なく室内遊びになってしまうこともある
 
と話していました。

 
 
 
お昼寝も、園により様々な方針がありますね。5歳ともなればお昼寝は必須ではないと私や母は考えていますが、双子たちの保育所ではその子の個性によらず全員しっかり寝かされてしまうようでした。
 
 
 
 
森のようちえんのことは以前から名前を知ってはいたのですが、産後ケア入院の打ち合わせのときに、助産師さんから園長先生の評判をお聞きし、見学してみようと思いました。(🔺過去記事リンクです)
 
 
助産院では兄弟同伴宿泊が可能だったのですが、助産院にいる間は外出できないし走り回ったりもできないので、昼間思い切り発散させないと大変と聞いたのもありました。(今は集合住宅に住んでいるので家でも走り回るのは×ですが😂)
 
 
そして見学の結果、とても良かった…✨
保育所の方は、園側にも色々な事情があるため、こちらの要望を伝える事はせず、いい行先も見つかったし4月から森のようちえんにお願いしてみることにしたのです。
 
 
 
 
 
森のようちえん🍀
何故通うことにした?
 
 

険しい山道をなんとか車で登っていくと、二階建ての古民家と広場があります。
 
 

 
 
敷地内には、深い自然に囲まれ、畑や手作りのブランコ、滑り台、様々な果物の木(キウイ、柿、栗、梅)、焚き火スペースなどがあり、なんとも素敵なところです❗️
 
 
 
地面はデコボコなので、普通に歩いているだけで体幹も育ちそう…
 
 
園内の階段。子どもたちは階段よりも横の石段をよじ登るのが大好き💕先生はみてるの大変だろうなぁ…
 
 
週一度野外調理の日があり、摘んできたヨモギを使った団子やスープ、焚き火パンなどの調理に子どもも参加します。
 


今時、焚き火の大きな火を見たことのない子もいることでしょう…ガスコンロすらない家もありますからね…
 
 


園舎にあるおもちゃも、園長先生こだわりのものばかり。
 
 
ペンタトニックの小さな鉄琴や、肌触りを楽しむシルクやコットンの布、木でできた車や電車など…シュタイナー教育の雰囲気のチョイスです。(シュタイナー教育の園ではありません)
 
 
給食は、畑や園所有の田んぼで3〜5歳児が育てた野菜やお米をふんだんに使って、化学調味料を使わず、園の調理師さんが作ったご飯✨


なるべく、卵や小魚以外の動物性タンパクは使わないというこだわりも…


保育体制も、1、2歳児5人の定員に3人の先生がつく(うち最低1人は保育士で、保育補助の方も含む)という充実ぶり。
普通の園より怪我に気を遣うので、手厚いと安心です。



確認しましたが、園内の事故や怪我に備えた保険ももちろん加入しているとのこと。月一度は災害に備えた訓練もしているとのこと。


火を毎日使うし、火事に気を付けているかは要チェックでした。
 
 
 
 
…他の公立園と同じ保育料でいいの⁉️と疑問になってくるくらい、いいところがたくさんで、見学したら是非通えたらいいなと思うように。


 
 
なんと5人しか枠がないなか、二次募集でたまたま2人空きがあり、双子そろって入れたのです🙌
 
 
 
ところが…
 



森のようちえん🍀
問題発生…
 
①なれるのにすごく時間がかかった
当時、幼児教室にも通っていたのですが、4月から森のようちえんも教室も行くのを急に猛烈に嫌がるようになってしまいました…
 
 
私のお腹も大きくなっていたので、赤ちゃんのことを双子に一度きちんと話をして、興味を持ったので一度妊婦検診にも連れて行っていました。
 
 
周りからの反対もあり、幼児教室は一旦おやすみし、慣らし保育に集中するようにしました。
しかし、GWもあってか、2ヶ月ずっと嫌がり続けたのでした…
 
 
親子ともども、疲弊しました…
 
 


園によって様々かと思いますが、慣らし保育といっても数日で終わりで、親は送りに来たら里心が付く前にスパッといなくなったほうが良いという姿勢のところが多いように思いますが、

こちらは基本4月中は1週間ずつ2-3時間ずつ保育時間を延ばしていき、嫌がるようならなるべく親が付き添うというものでした…
 
 


わたしとしては、妊娠という母の変化が一番ふたりに影響しグズりが続いたのではとは思いますが、
この慣らし保育のスタイルだったために、ここはお母さんも一緒に遊ぶ場所だという認識になってしまったのも一因だったのでは?と今では思います。
 


 
私の母に相談し、先生方の意には反するかもしれませんが思い切って登園したらすぐ帰るようにしたところ、徐々に馴染んでいくことができました。
 
 
 
②山道が険しすぎて産前産後の送迎を断られてしまった
 
助産院入院中の送迎は、ファミサポさんとベビーシッターさんにお願いするつもりだったのですが、どちらも山道の事故の責任が取れないということでお断りされてしまいました。
 

それほど険しい山道なのです😂
消防車や救急車は上まで来れる程度の道の広さはあるんですけどね。



産後は夫が上司にお願いして時短勤務にしてもらうという神対応をうけられたので事なきを得ました(夫は死ぬほど大変だったようです)が、なんと帝王切開前日まで送迎することに…
 

無事に娘をこの手に抱くことができ良かったです。
 
 
 
 
③泥汚れがすごい
 
年少さん以上だと田植えとかもあって比じゃないのですが、未満児さんも雨上がりの泥遊びが凄まじく、お古にできないレベルの汚れに発展…


常に長靴なのですが、長靴もなかなかフリマでも売れないレベルの傷汚れっぷり。
 なにこれやっす❗️
こりゃもううちのボロ長靴なんて誰も買わないわ…💦


 これも安くて柔らかくて自分で脱ぎ履きしやすい✨



靴下も、汚れがひどすぎてむしろ登園日はずっと同じのを履いては洗いを繰り返し、ゴムが伸びきるまで履き潰すというあまり経験しないことを経験しました。

子供の足の成長が早過ぎて、今までは割と綺麗なままサイズアウトしてたのにな…?😂


泥汚れ対策も兼ねてアウトドア用のレインウェアを買ったのですがそれは気に入らずあまり着ず😂


森のようちえん🍀
そんなこんなを乗り越えて…


産後6カ月で、保育園に通えなくなります。その後は求職中にして3月までつなぐ人もいるようですが、わたしは専門職でハローワークに通うような職業ではないのでそういうことができません。


子どもたちには本当に申し訳ないのですが退園になってしまいます。
完全に大人の都合で振り回していますね…


卒業のことは何度かきちんと向き合って話していますが、もう2度といけないのだということが理解できているのかわかりません。



期待した通りのいいところもたくさんだった、あと少しの森のようちえん、精一杯楽しんでもらえるといいなと思います✨