瞬きもせず。
瞬きひとつのあいだの一生
僕たちはみんな一瞬の星
瞬きもせずに
息をすることさえ惜しむかのように求めあう
人は獣
牙も毒も刺もなく
ただ痛むだけの涙だけを持って生まれた
裸すぎる獣たちだ
君を映す鏡の中 君を誉める歌はなくても
僕は誉める 君の知らぬ君についていくつでも
あのささやかな人生を良くは言わぬ人もあるだろう
あのささやかな人生を無駄となじる人もあるだろう
でも僕は誉める 君の知らぬ君についていくつでも
触れようとされるだけで
痛む人は火傷してるから
通り過ぎる街の中でそんな人を見かけないか
あのささやかな人生はもしかしたら僕に似ている
あのささやかな人生はもしかしたら君だったのか
中島みゆきさんの。
とても好きな歌詞です。